40年以上も長い歴史を持つ【三菱ミニカ】その歴史について

三菱ミニカは長い歴史を持つ車です。安価で堅実なデザインもシンプルな軽自動車として8代目まで製造されていましたが現在は販売終了されています。そんな昔ながらの軽自動車三菱ミニカについての歴史をまとめましたので紹介していきたいと思います!


三菱ミニカの特徴

40年のベストセラー車だったミニカ

ミニカは三菱自動車にて開発と製造、販売が行われていた軽自動車です。初代モデルは1962年に登場し、2007年まで販売され、その販売期間は45年間にもなります。小型軽量で小回りが利くため運転がしやすく、一時期は主婦や高齢者が乗るセカンドカーとして活躍しました。燃費のいい車でもあったため法人の営業車としての需要もあった車です。

燃費性能が良いのが魅力

三菱ミニカは排気量が小さく小型軽量であるため、燃費性能に優れているのが最大の魅力です。モデルによっては、1リットルあたり20キロメートル以上走れる燃費で、まるでオートバイのような低燃費です。また、環境性能も良く2006年度には全グレードにて、「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」の基準を達成し4つ星評価を得ています。

運転しやすく乗り心地も良い車

三菱ミニカは、小型ボディーのため小回りの良さを生かした運転が可能で、特に女性や初心者に人気でした。また、4WD車の設定もあったため雪国などでも活躍しました。7代目以降三菱は居住性の向上に積極的に取り組み、少し硬めに作られたシートは長時間運転しても疲れないと乗り心地についても好評でした。なお、コンパクトな外観の割に室内空間が広くなっているのも魅力です。

三菱ミニカの歴代モデル

ミニカの初代モデルの販売が開始されたのは1962年のことです。三菱・360をベースに車体後部の構造とグリルデザインを変更して、4人乗りの軽自動車として仕上げられました。駆動方式としては当時オーソドックスであったFRが採用されていました。

2代目モデルは、1969年に発表されミニカ70というネーミングです。エンジンは初代モデルと同じ2サイクル2気筒の空冷エンジンを採用しています。なお、同年10月にはツインキャブの水冷エンジンを搭載したGSSSSがラインナップに追加されました。

3代目モデルは、1972年に発表され車名がミニカF4となりました。エンジンには新開発の2G214サイクル直列2気筒SOHC359ccが採用されています。

4代目モデルは1977年に販売が開始され、ミニカアミ55と名付けられました。全長と全幅を軽自動車の規格ギリギリまでサイズアップされ、1983年のマイナーチェンジでは軽自動車初となるターボエンジンが搭載されました。

5代目モデルは、1984年に発表され、これまでのデザインとは大きく変わりプラットフォームも変更され全面改良が行われました。この車では、車内空間の向上のためにFF方式が採用されています。1985年のマイナーチェンジではミニカ初のパートタイム4WDがラインナップに追加されました。

6代目モデルは、1989年に発表され、国内の4輪車ではクラス初となる5バルブ 直列3気筒 DOHC ターボエンジンを採用して64馬力を実現しました。この時期はバブル時代であったこともあり運転席パワーシート、パワーステアリング、パワーウインドウなどの豪華な装備が搭載されたモデルもあります。

7代目は1993年に販売が開始され、これまでの角張ったデザインから、丸みを帯びたデザインとなりました。エンジンには新開発の直列4気筒(4A30型)が搭載され、ファジイ制御式4ATも採用されています。

最終モデルとなる8代目は、1998年から2007年まで販売され、再度直線的なデザインが導入されました。エンジンは3G83SOHC12バルブエンジンが採用され、最高出力と最大トルクに関しては7代目と同様でした。また、このモデルからトールワゴン型に移行し車内空間が広くなりました。

中古車価格について

ミニカの初代モデルから5代目モデルまでは、全く中古車流通はしていない状況です。

最も古いミニカの中古車は6代目モデルとなる1990年式で、「ミニカダンガンZZ」が約40万円にて取引されています。

7代目モデルは、2万円から20万円にて販売されています。

8代目モデルは、9万円から50万円の間で販売されていて、この年式であれば多数の中古車があります。

8代目モデルがおすすめ

歴代の三菱ミニカの中では、最も新しいモデルである8代目モデルがおすすめと言えます。それ以前のモデルは,中古車流通がほとんどありませんし、部品劣化も進んでいて維持費が高額となるでしょう。また、8代目モデルでは、FF方式が採用されているうえ、トールなボディーとなっていますので車内空間が広くて快適です。なお、軽自動車新規格にも対応しているので安全性も高いです。

8代目モデルの燃費

ミニカの8代目モデルの燃費は、JC08モードにて1リットルあたり、17.621.4キロメートルととても低燃費になっています。また、最新モデルでは、全グレードにて、国土交通省の2005年排出ガス基準75%低減レベルにて4つ星を達成しています。なお、一部のグレードでは、2010年度燃費基準+10%」と「同+20%」を達成していて、グリーン税対象車となっています。

ミニカの8代目モデルの年間維持費

三菱のミニカの8代目モデルの年間の維持費は以下の通りです。

自動車税:7,200

車検代:100,000120,000

・毎月かかる費用

ガソリン代

11km&カタログ燃費×軽油110円、レギュラー120円、ハイオク130円、):60,000

駐車場代:1万円

任意保険代(年齢30歳、免許証ブルー、30歳以

上限定、本人限定、車両保険無し、新規で申込、

年間走行距離11000km以下):42,540

オススメオプション

快適な運転のためにもカーナビが欲しい

運転を快適にサポートしてもらうためにもカーナビゲーションシステムは付いていて欲しいオプションです。可能であれば三菱純正のカーナビが、ダッシュボードへの収まりも良く違和感なく使用できます。三菱純正のカーナビの場合の価格は、120,000円から166,000円です。高額なナビゲーションシステムの場合は、ステアリングオーディオスイッチが付いています。

ドアロックを簡単に

三菱のミニカは8代目モデルであっても、集中ドアロックがオプション扱いとなっています。ドアを遠隔操作にてロックを解除することができるようにするためにも、ロック解除用のリモコンのオプションが付いていた方が便利です。その価格は、30,000円です。また、ロック解除用リモコンの中には遠隔操作でエンジンがスタートできるものもあります。その価格は、35,964円です。

キー操作を快適に!キーリングイルミネーション

特に夜間などエンジンをかける時には、カギの差し込み口が暗くて見えないことが多いです。そこで付いていて欲しいオプションとしては、キーリングイルミネーションです。これは、蛍光体塗料でできていて、キーの周りがほのかに光りキーの差し込み口が見やすくなります。キーリングイルミネーションの価格は、5,650円です。

まとめ

三菱の低燃費のミニカに乗ろう!

三菱のミニカは、1962年から販売されている歴史のある車です。残念ながら現在は生産が行われていませんが、2007年まで販売されていましたので、最新モデルとなる8代目であれば容易に中古車が探せます。軽自動車づくりにおいて豊富な経験を持つ三菱自動車が開発したミニカは、燃費性能にも、安全性能にも優れています。小型ですので車庫入れもかんたんで女性や初心者にお勧めの車です。是非、ミニカの中古車に乗ってみませんか。

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