一度ブラックリストに載ってしまった人はローンなどを利用した分割支払いが出来なくなり高額な買い物、特に車の購入が分割で購入出来なくなってしまうと思っている人が多いと思います。
ですが、車購入の際、自社ローンというサービスを利用すればほとんどの場合分割で車を購入することができます。
今回は、そもそもブラックリストとはなんなのか。正しく理解してもらうための解説から、ブラックリストに載っても車を分割購入できるという自社ローンついて詳しくお話ししていきます!
ブラックリストとは
ブラックリストについて
一般的にブラックリストという呼び方をされていますが、実際にブラックになってしまった人が名簿に載っているリストというものがあるのではなく、JICC(日本信用情報機構)やCIC(割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関)などの信用情報機関に返済の遅延や債務整理などの情報が登録されている状態のことを指します。
もしそのような履歴が登録されてしまうとクレジットカードが新しく作れなくなったり、携帯電話の分割支払い購入ができない、銀行などで借り入れができなくなるというデメリットが生じます。
信用情報機関が登録している履歴の内容はクレジットカードの契約内容、日時、返済状況になど、信用に関わる重要な情報になります。そしてこのような情報は、クレジット会社、銀行など様々な機関が共通の情報として閲覧できる仕組みになっております。
ブラックリストに載る要件
実際にブラックリストに載ってしまう原因をいくつかご紹介します。
・携帯電話の支払いの延滞
・経営していた会社を潰して破産申請した際
などの理由で上記の履歴が残ってしまい、ブラックリストに載ってしまうことになります。
一番多いと思われるのが携帯電話を毎月コンビニ支払いなど都度払いで契約し、その後支払いが完了する前に引っ越しなどで住所が変わり、そのまま契約した会社には住所変更申請をせず、請求書が届かないので支払いが出来ずに延滞してしまって気づいたらブラックリストに載ってしまっていたというケースです。
くれぐれも住所変更の際は気を付けるようにしましょう。
ブラックリストに載っているか調べる方法
JICC(日本信用情報機構)、CIC(割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関)などの信用情報を管理している機関がありますのでそちらで調べてることが可能です。
確認するには、「窓口」「郵送」「インターネット」のいずれかで開示請求することが可能です。
・JICC(日本信用情報機構)
https://www.jicc.co.jp/
・CIC(割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関)
https://www.cic.co.jp/index.html
開示後に見るポイントは、異参サ内容という項目です。
異参サ発生日に何も書いていなければブラックリストではありません。
しかし、異参サ内容、異参サ発生日に何らかの情報が記載されていればブラックリストです。
具体的には
・債権回収
・延滞、元金延滞、利息延滞
・延滞解消
・債権回収
・債務整理
・保証履行、保証契約弁済
・破産申立(自己破産)
・民事再生
・連帯保証人弁済
などがあります。
返済状況の欄もチェックが必要です。アルファベット(P、R、A、B、C)の記載がある場合は遅延を表しています。
アルファベットが記載されている遅延のケースは、支払いを催促しても入金がなかった場合の為ブラックリストに載ってしまいます。
また、返済状況の項目に異動というのが記載されている場合もブラックリストになります。
異動というのは返済日より61日以上または3ヶ月以上の支払いの遅れがあった場合と利用者の代わりに保証会社が返済した場合と裁判所が破産を宣告した場合になります。
ブラックリストに載っても現金一括以外で車購入は可能なのか
ブラックリストに載っている場合は借り入れが厳しい状況の為、銀行のマイカーローンやクレジット会社のオートローンも組みづらい状況なので現金一括以外で購入するのはなかなか難しいと思います。
しかし、信販会社を通さない自社ローンでしたら、借り入れではないので分割購入ができます!
自社ローンなら購入可能
自社ローンはマイカーローンと異なり販売店が販売金額を立て替えて分割支払いする方法になります。その為、ブラックリストに載ってしまっているか人でも返済できる収入があれば車の分割購入が可能です。
自社ローンの利用方法
基本的には欲しい車を選ぶ→審査→購入申込→納車になります。
審査の基準ですが自社ローンは各販売店独自の審査基準を設けている為、審査基準にばらつきがあると思いますが現在の月々の分割支払い料金を支払える能力があると判断されれば過去にブラックリストに載った経験がある人も分割払いで車を購入することができます。
自社ローン取り扱い店【アンリミテッドカーズ】