フォルクスワーゲンの中でも人気車種であるビートルの購入を検討している人の中には、燃費について気になる人も多いでしょう。
ビートルは燃費が良いとの声も多く耳にしますが、実際のところカタログ燃費・実燃費とではどの程度の差があるのでしょうか。
今回は、フォルクスワーゲン「ビートル」の特徴や、カタログ燃費・実燃費について解説します。
また、燃費を向上させる方法についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
フォルクスワーゲン「ビートル」とは
フォルクスワーゲンのビートルは、ドイツの自動車メーカーが発売しているコンパクトカーです。
初代ビートルをモチーフに、1998年に登場した「ニュービートル」。
そして、2011年に後継モデル「ザ・ビートル」がデビューしました。
虫を思わせる丸みを帯びたデザインや、小回りの利きやすい走行性能・車内の快適性が魅力。洗練された愛らしいデザインで世代を問わず人気を集めています。
現在でも日本のみならず、世界各国で高い人気を誇るザ・ビートルですが、2019年をもって生産を終了しました。
比較的新しいモデルが残っている今、中古車は買い時だと言えるでしょう。
ビートルのカタログ燃費・実燃費は?
フォルクスワーゲンのザ・ビートルのカタログ燃費は、JC08モードで「13.4~18.3km/L」程度です。
それぞれ燃料や駆動方式、排気量の組み合わせによって燃費が異なるため、モデルごとの違いについて見ていきましょう。
燃料・駆動・排気量 | 燃費(JC08モード) |
デザインマイスター
ハイオク・2WD・1200cc |
17.6km/L |
Rラインマイスター
ハイオク・2WD・1400cc |
18.3km/L |
2.0Rラインマイスター
ハイオク・2WD・2000cc |
13.4km/L |
デザイン
ハイオク・2WD・1200cc |
17.6km/L |
Rライン
ハイオク・2WD・1400cc |
18.3km/L |
ベース
ハイオク・2WD・1200cc |
17.6km/L |
表を見ると、ビートルのカタログ燃費は高めであることが分かります。
ただし、ビートルに限らず、カタログ燃費と実燃費では数字に差が出やすいため注意しましょう。
ですが、実際のところビートルの実燃費はカタログ通り、もしくはカタログ以上に燃費が良いとの声も。
渋滞や信号の少ないスムーズな道であれば、14~20km/L程度は出るようです。
ビートルの燃費を向上させる方法は?
燃費が気になる人には、ガソリン代のランニングコストが気になる人もいるのではないでしょうか。
ビートルは全てハイオク指定のため、レギュラーに比べてガソリン代は高くかかります。
稀に「レギュラー」でも良いという声も上がっていますが、燃費が悪くなるので避けましょう。
少しでもビートルの燃費を向上させるためには、どのような事に気を付ければ良いのでしょうか。
ここでは、ビートルに限らず、車の燃費を向上させるための方法について解説します。
運転時の負荷を軽減させる
車は、急加速・急減速などの不要な加減速を繰り返すと、燃費が著しく低下します。
日頃から丁寧な運転を意識したうえで、スムーズな加速・減速・発進・停止を心がけましょう。
エンジンブレーキを活用することで、緩やかに減速することができます。
急ブレーキは燃費低下の原因になるため、状況に応じてエンジンブレーキを活用することをおすすめします。
不要なアイドリングを控える
アイドリングとは、エンジンに負荷をかけないまま車を稼働している状態です。
エンジンはかかっていないものの、稼働しているため一定の燃料を消費しています。
そのため、燃費を向上させるためには不要なアイドリングを控えるようにしましょう。
ザ・ビートルにはアイドリングストップ機能が付いているモデルもあるためチェックしてみましょう。
まとめ
フォルクスワーゲン「ビートル」のカタログ燃費は「13.4~18.3km/L」で、実燃費においても非常に燃費に優れている車と言われています。
ビートルの燃費を向上させるには、丁寧な運転とアイドリングについて意識しつつ、定期的なメンテナンスを心がけましょう。
ビートルの中古車購入を検討している人は、比較的新しいモデルが手に入る今が買い時です。
ぜひ当記事を参考に、ビートルの中古車を探してみてはいかがでしょうか。