災害時は環七より内側に入れないって知ってた?

いつやってくるかわからない。しかし、確実に近い将来に訪れるもの。日本は大昔から地震に脅かされてきました。日本に住む人なら誰しもが何かしらの準備をしているのではないでしょうか。もちろん、政府もただ地震を待つわけではなく、きちんと対策しています。特に、日本の首都「東京」はさまざまな機関が集まり、経済の中心地でもあります。そんな東京を含む東京圏の人口は日本の3割を占めていると言われています。もし東京で地震が起きたら…。一体どうなってしまうのでしょうか。毛細血管のように街を埋め尽くす交通機関は機能停止。道路もひび割れ、避難を急ぐ車が立ち往生。そのような状況を想定して計画されているのが「環状七号線の内側に入れなくなる」というもの。みなさんご存知だったでしょうか?災害時には情報が大きな鍵となります。事前に情報を持っておくのか、知らずに環七の前で立ち往生になるのか、あなたはどちらを選びますか?

災害時の交通規制はなんのため?

大きな震災が起きれば、間違いなく電車などの公共交通機関は麻痺するでしょう。そうなったら、次に残された交通手段は車となります。しかし、大規模な交通規制が敷かれてしまったら車すら使えなくなってしまうのです。筆者は昨日、帰宅中の電車で人身事故に遭遇して「再開は1時間後です」とアナウンスされた時、迷わずタクシーに乗ろうと思いました。震災時でも、電車が止まれば車に乗ろうと考えるのは当たり前のことでしょう。なぜ、交通規制を行うのでしょうか。

人命救助のための緊急車両が通る

「人命が優先だ!」動画の中でも勇敢な消防士がそう叫んでいますね。大きな災害の時、優先するのは「早く家に帰りたい人」よりも「今にも亡くなってしまいそうな人」なのです。そのために、救急車や消防車などの緊急車両は迅速に現場へ急行しなければなりません。一般車両がうろうろしていい場所ではなくなるということですね。

渋滞を防止する

「電車が止まったから車で移動しなきゃ」みんな考えることは同じです。ですから、車に乗っても結局は渋滞になって動けなくなってしまうんですね。道路に車が並んでしまったら上記の緊急車両も通れなくなってしまいます。渋滞にハマり、そのまま車を放置して避難するケースも多いですから、余計に復旧が遠のいていきます。

交通規制図で見る東京

日本の首都「東京」の交通網というのは大変よくできたものです。さすが日本の中心地ですね。よく見ると皇居を中心に放射状に主要道路が伸び、皇居を囲むように環状線が敷かれています。皇居は元々江戸城として日本の中心地でしたから、このように主要道路ができているのも納得です。そして、災害時にはこの綺麗に敷かれた主要道路を利用して交通規制がなされます。

震度によって規制が変わる

http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/kurashi/saigai/shinsai_kisei/kotsu.html

まず、震度5強の地震が発生すると環状7号線から内側への通行禁止。そして環状8号線内への通行抑制が実施されます。抑制とありますが、郊外方面からの環状8号線内への通行はできないと考えた方がいいでしょう。また、環状7号線上は走行できるので迂回していくことはできますが、進路が絶たれてしまっている場合でも内側へは曲がれないので危険であることは変わりません。ただ、都心部の在住者の多くが帰宅できていない場合や渋滞の発生状況によって規制されないこともあります。そもそもですが、このように東京で大きな地震が起こるいわゆる「首都直下型地震」と呼ばれている地震が発生した場合に都心部へ移動することは大変危険なことです。「東京湾からの津波」「住宅密集地の火災」「高層ビルの崩壊」など、考えられる危険は多くあります。規制される以前に都心部への移動は控えるべきだと思います。

震度6以上「第一次交通規制」一般道6路線と高速道路が「緊急自動車専用路」へ

http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/kurashi/saigai/shinsai_kisei/kisei/kisei_1.html

さらに、震度6以上となると「第一次交通規制」が実施されます。図でもわかる通り、震度5強での交通規制に加えて一般道6路線と高速道路が緊急自動車専用路となります。避難する側としてはこの道路を通行できないのはかなりの制限です。しかし、逆に考えれば高速道路を緊急車両が走り回れるようになれば、迅速な人命救助ができるでしょう。都心部は危険ですが、救助は早いということですね。ちなみに、住民の安全というのは建前で…本当は都心部の政治家や官僚を脱出させるためという話もあります。まあ、あくまでも噂ですよ。

復旧・復興のための「第二次交通規制」は最大31路線が規制


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コメント:
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