車の燃料添加剤って本当に効果あるの?オカルト的商品の実力はいかに

みなさんは、某エナジードリンクのような見た目の「燃料添加剤」というものをご存知でしょうか。巷ではオカルト商品とまで言われる「燃料添加剤」。効果としては車の内部(ガソリンタンクやエンジン内部)の汚れを落とすというもの。効果も人間でいうエナジードリンクのようなものです。エナジードリンクのように目で確認できるようなものではないので本当に効果があるのか確認するのは難しいのです。エナジードリンクを飲んだら「なんか元気になってきたぞ」と感じますよね。燃料添加剤もそのようなものです。ただ、エンジン内部を綺麗にする(オーバーホール)と下手したら費用が100万円を超えてしまいますから、この燃料添加剤をガソリンと一緒に入れるだけで綺麗になるのであれば使わない手はないですよね。

効果があると謳われているもの

この燃料添加剤の効果として、燃料添加剤で一番有名な「ヒューエルワン」を取り扱うワコーズの商品説明を見てみましょう。

燃料に添加するだけで燃焼室・吸排気バルブ・インジェクターなどに堆積したカーボン・ワニス・ガム質などを除去し、新車時のエンジン性能を取り戻します。また、燃料の酸化劣化や燃料タンクの腐食を抑制し、潤滑性を高めることが可能で、燃料に必要な性能全般を総合的に引き上げることができます。

WAKO’S公式HP

本当なのかと疑ってしまうような効果ですね。ゲームで言えばラストエリクサーのような万能さです。「燃料に必要な性能全般を総合的に引き上げる」ってつまりどういうことなのでしょう。なんとなく凄さはわかります。あまりにも色々な効果がさらっと書いてあるので詳しく説明していきましょう。

蓄積したカーボンの除去

カーボンとは、言い換えればガソリンの燃えカスです。エンジン内部はこのカーボンによって徐々に黒くなっていくのです。煙突は煤が溜まったら煙突掃除をしますが、エンジンはなかなか掃除しないですよね。このカーボンが堆積されていくとエンジンは動きづらくなります。エンジンはピストンするものですから、何か詰まっていると性能が落ちるのは当たり前です。これがノッキングやアイドリング不調といった症状に繋がってくるわけです。カーボンの原因となるガソリンに浄化剤として混ぜることでこのカーボンの堆積を取り除き、堆積の予防にもなります。

ガソリンタンクの錆防止

ガソリンタンクの中を見たことがありますか?タンク内というのは意外と汚れが溜まっていきます。水を入れることがないタンク内も結露によって錆が発生します。また、ガソリンというのは腐るものなので放置しておくと大変なことになってしまいます。最悪の場合はタンクに穴が空いてしまったり、ガソリンの通り道が詰まって動かなくなってしまいます。燃料添加剤にはタンク内をコーティングする効果があるのでこれらの症状を予防できます。

燃費向上

先ほどのカーボン除去によってシリンダー、ピストンリングはカーボンの摩擦が減り、スムーズに動くようになります。動きがよくなるということは、今までよりも少ない燃料でもエンジンがしっかり動くということなので、燃費の向上に繋がります。この場合は燃費の回復と言う方が正しいでしょうか。

吹け上がり向上

アクセルを踏んだ時のレスポンスが改善されます。これもシリンダー、ピストンリングのカーボンが除去されることによって引き起こされる効果です。エンジン内部は突っかかりがなくなり、思うように動いてます。そろそろガタがきたな…という車も新品のように蘇り、あの頃の走りを取り戻してくれるわけです。

体感した(気がする)効果は…

 

燃料添加剤を使ったら、肌艶がよくなって彼女ができて、宝くじが当たりました!というのは嘘ですが、使ってみると「あれ?なんかエンジンの調子いいぞ」という驚きがありました。もしかしたらプラシーボ効果かもしれませんが、一応実体験としてお伝えします。

吹け上がりがよくなった気がする

車によっては「トルクの谷」というものが存在します。筆者の車は5000回転から6000回転が谷でした。トルク曲線を見ればわかりますが、この回転数の部分には段ができていてトルクが伸びなくなります。よく「腰掛け」とも言いますよね。この回転数でよくノッキングを引き起こして困っていたのですが、燃料添加剤を添加することで多少改善されました。まずはそこが嬉しかったですね。また、パワーバンドまで吹かした時のレスポンスも改善されて、とても気持ちの良い走りができるようになりました。

夏の熱ダレがよくなった気がする

筆者の車は排熱が弱く、真夏に信号が多いところを走ると明らかにエンジンが弱くなります。渋滞にハマるともうオーバーヒート寸前のところまでいき、発進でエンストします。ところが、燃料添加剤を添加することで多少改善されました。これに関してはあまり直接的な効果ではないような気がします。エンジン内部の動きがよくなったことで、熱ダレしてもなんとか耐えられるようになったということでしょうか。

冬でもエンジンがかかりやすくなった気がする

冬にエンジンがかからないのはキャブ車の宿命です。始動もコンピュータ制御されていないのでうんともすんとも言いません。驚くことにこれも一発でかかるようなりました。おそらくこれはスパークプラグのカーボンが除去された効果だと考えられます。スパークプラグのカーボンはよく「カブリ」と言われて、エンジン不調の代表的な原因とされています。カブったら基本的には交換しますが、燃料添加剤によってカーボンが除去されたため、点火性能が元に戻ったということでしょうか。ただ、これに関してはスパークプラグの不調と最初から断定できているのであれば、普通に交換することをお勧めします。

結局買うべきなのか

結局のところ、燃料添加剤は買うべきなのでしょうか。あくまでも浄化剤なので、新車よりも性能がよくなることはありません。エアコンを掃除したら効きがよくなるのと同じですね。もちろん、カーボンが堆積している方がより効果が現れやすいはずです。まだ新車同等の状態であれば使う必要はないでしょう。愛車が古くなってきて、不調を感じたら使ってみてはいかがでしょうか。そんなに高いものでもないので試しに使ってみるといいでしょう。しかし、燃料添加剤が不要な場合や、使うことによるリスクもあります。

ハイオク車ならそれで十分かもしれない

ハイオクというのは燃えにくい性質があり、その分カーボンが溜まるので浄化剤も一緒に含まれています。そのため、燃料添加剤を添加しなくてもある程度エンジンが浄化された状態が保たれます。また、その効果を利用してレギュラー車にハイオクを入れる人もします。ハイオクにはノッキングを起こしにくい性質もありますから、もしノッキングで困っているのであれば試してみるといいでしょう。レギュラー車にハイオクを入れても故障などはしませんが、あくまでも自己責任でお願いしますね。

やめられなくなってしまうドーピング

筆者が一番悩まされたのがこれです。一度効果を体感したらやめられなくなってしまいました。あの吹け上がりを体感してしまっては元には戻れません。と言っても、一度浄化してしまったらそれ以上添加する必要はあまりないかと思います。ただ、継続して添加してもカーボン蓄積の予防やガソリンタンクの錆予防になるので、ついつい買ってしまいます。そんなに高いものではないですが、塵も積もればなんとやらですよね。ある程度エンジン内部が浄化できたと感じたら、ガソリンに対しての燃料添加剤の割合を減らして使用するくらいがいいかもしれません。

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