東京オートサロンに派手な「i3」と「i8」を展示してきた「エナジーモータースポーツ」
エコカー関係の展示をしているブースは東京オートサロンに数あれど、そのブースほどきらびやかな意味で異彩を放っていたブースは無かったかもしれません。
スーパーカー風モディファイを施した「BMW i8」と、「BMW i3」エボリューションモデルを中心とした展示でギャラリーをにぎわせていた「エナジーモータースポーツ」です。
ブース名を聞くと高級エコカーで一旗上げようとしているようにも見えますが、通常のBMW3シリーズも展示していたのでどういった趣旨か話を聴くと、どうやら本業はBMWのショップとの事。
世田谷と大阪府松原に店舗を持っていて、BMWのカスタマイズを得意としているようです。
そのカスタマイズ技術は素晴らしい事に間違いないのですが、それをオートサロンで披露するに当たってチョイスしたBMWが、純EV&発電エンジン搭載のレンジエクステンダーEVコンパクトカーの「i3」と、同じくレンジエクスタンダーEVスポーツの「i8」というのですから、そのセンスもなかなかのものだと感じました。
おとなしいi3がアグレッシブなエボリューションモデルに?!
2015年に「MSN Cars」や英国の有名自動車番組「Top Gear」にて「世界初のi3コンプリートカー」と認められたのが「エナジーコンプリートカーEVO i3」です。
そもそもは完全にバッテリーで走るEV、あるいは発電用エンジンで必要に応じて充電しながらモーターで走る「レンジエクステンダーEV」として開発された「i3」は、BMWの中でもどちらかといえばロングツーリングや走りのモデルというより、純然たる「シティコミューター」。
そのi3にワイドなオーバーフェンダーとアグレッシブなフロントバンパーとリアスポを装着し、225/30R20の大径タイヤを履かせたのですから、これはもうシティコミューターというより、何か違う乗り物のように見えます。
元がわりと車高が高い事や、オバフェンに大径タイヤの組み合わせがクロスオーバーSUV風にも見えますので、その方向性でカスタマイズを進化させても面白いかもしれません。
しかしこれを初めて見た人が、「コレ、モーターで走るんですよ。静かですよ。」と言われると、最初はちょっと信じられないかもしれません。
エコカーでもこれだけガッチリアグレッシブに決めたカスタマイズができるという事は、今後EVシティコミューターが市民権を得ていく上で、とても大事な事ですね。
i8に「M」の称号を与えるなら、こういう雰囲気になるのかもしれない
いかにBMWのスポーツモデルとはいえ、まだレンジエクステンダーEVスポーツにインパクトを与えるためのイメージリーダーという性格の強い「i8」を、一気にMスポーツがチューンしたようなスーパーカーに仕上げてしまったのが「エナジーコンプリートカーEVO i8」です。
さすがにi8では世界初といかなかったようですが、それでも日本国内メーカーとしては初のi8専用エアロパーツだそうで、磨き上げられたシルバーのボディにエアロパーツが装着され、ガルウイングを高々と開いているさまは、スーパーカーとしか形容のしようがありません。
たとえ中の発電用エンジンが1.5リッター直3エンジンであろうと、モーターが純正のままでも、スタイルだけで他の圧倒してしまいます。
EVレースにでも出場した日には、周りが可愛そうになってしまいそうです。
車高が下げられていないゆえにSUV風に見えたi3とは異なり、ダウンサスでガッチリと下げられたスタイルは迫力抜群で、これでサーキットか夜の高速道路を流したら気分がいいだろうなと思いました。
しかもEVとして走る分には静粛性もバッチリですので、デートカーとしてもジェントルで、パートナーも満足しそうです。
まとめ
いかがでしたか?
まだ日本では時々見かける程度のi3やi8を、これだけ大胆でアグレッシブなスタイルにしてくるとなると、その仕上げからも本気さが伺えます。
両方とも公道走行可能で現実的な仕様ですので、購入したi3やi8をいちはやく個性的にカスタマイズしたい方は、エナジーパワースポーツブランドを展開している「ガレージエブリン世田谷」や「ガレージエブリン大阪」に相談してはいかがでしょうか?
これだけのカスタマイズカーを送り出しているので、EVの扱いも安心してお任せできそうですね!