レクサスLSはトヨタの高級車でフラッグシップモデルの大型セダン車です。1989年に発売した初代LSから2000年発売の3代目LSまで、日本国内では「セルシオ」の名称で販売されていました。今回はレクサスLSの中古車価格情報についてまとめました。
「レクサス LSの特徴」
1989年からアメリカ国内で展開され始めたトヨタ自動車の高級車に特化したブランドであり、それまでベンツやBMWなどの高級車が我が物顔で席巻していた市場に一石を投じた日本を代表するフラッグシップメーカーといえます。 そんな鳴り物入りの参入過程で満を持して登場したのがlsというカテゴリの高級車としてのシリーズとなっているのです。 前述した他社メーカーの購買者を見据えた戦略として存在していた「成功を収めた限られた人達がチョイスする車」というイメージを一新して、メーカーとしての信頼性や経済性を両立させることによって選択の幅を広げることを意識したと言われています。 そしてリーズナブルな価格設定とレクサスを購入したオーナーのアフターフォローをも見込んだ決め細やかな対応をすることで他社とはまったく異なる戦略性を以って生まれた車、それがlsなのです。
「新車価格・中古車価格について」
lsにはいくつかのグレードが存在しており、購入者目線に立った予算や用途によって選択する可能性を大きく広げることで信頼性や満足感を満たす内容が提唱されてきました。 標準タイプとなる400シリーズからハイブリッド機能を備えた600シリーズまでと、どのグレードやモデルを以ってしてもハイセンスで購買層の満足度を満たす条件が揃った内容となっているのです。
レクサス LSの460シリーズについて
①グレードの説明
レクサス460はもっともベーシックなグレードとして存在しており、スポーツタイプからラグジュアリータイプまでで多彩なラインナップが特徴です。 注目するところとしては、2輪駆動モデルと4輪駆動モデルの設定があるところです。 単純に後輪駆動か4輪駆動かの違いだけではなく、AWDと呼ばれる4輪駆動モデルには路面の状況をコンピュータが瞬時に判断してトルク配分することができるということです。 これまでの4輪駆動は単に4つのタイヤがそれぞれ動力となって車を動かすことだけに特化していたのに対し、AWDですと車が前進する上での障壁となる部分を最大限になくして移動することができる点です。
②新車価格
レクサス460の新車価格は、駆動方式とそれぞれ4モデルによって価格が変動いたします。 もっともベーシックなモデルといえるバージョンCで約850万円ほど、そして最上位モデルとなるバージョンLでは1000万円オーバーとなります。
③中古車相場
レクサス460の中古車市場における相場ですが、前述したモデル構成や年式によって異なるも現在の最安値としては80万円ほどで、最上級グレードで900万円ほどとなっております。 また中古車市場ではオリジナルなカスタムカーとしての車両や、カーショップなどのデモカーなども出回っております。 但しこちらの車両はカスタムメイドで1台のみなどの制約が付く為、中古車市場の値段設定としてはかなり高価なワンオフものとなっているケースも少なくはありません。
④値引き情報
購入目的であるユーザーの大多数は価格やアフターフォローについての不安を抱えているのが現状であり、特にカスタムカーに値引き交渉などを実施する人はかなりまれだと考えられます。 メーカー側の値引き対応についても購買者層の経済的懸念がない状態での注文が多く、気持ち程度の割引率に収支する場合がほとんどです。 そうはいいながらも他社外国メーカーなどを競合に引き出した場合の値引率には、ある程度の気持ちとしての割引が存在しているケースも多いのです。
レクサス LSの600シリーズについて
①グレードの説明
レクサス600の基本的名部分としては、多機能状態のパネル操作ができるという点が一般的です。 そしてハイブリッドシステムを搭載したグレードが存在しているのも大きな特徴であり、燃費向上による経済性効果の見直しや400シリーズよりも200mmほど全長が長くなっているのが特長です。 この機種のシステム構成はやはりハイブリッドモデルの優位性が購入者層に好評を博しており、2輪駆動や4輪駆動に分けて車体設定されてるのが特徴と言えます。 但しハイブリッドシステムが搭載されるということはそれだけ車重増加へ繋がってしまい、本来の目的である維持費の問題が生じて来てしまうケースが散見されます。 これまでの4輪駆動は単に4つのタイヤがそれぞれ動力となって車を動かすことだけに特化していたのに対し、AWDでは車が前進する上での障壁となる部分を最大限に少なくして移動することができる点です。
②新車価格
レクサス600の新車価格は、駆動方式の他にハイブリッドシステムが搭載された状態でのご提供となります。 それに加えてエンジン形式が400と比べて400ccほど排気量増加となっているのが特徴です。 実際の新車価格としては1000万円から1400万円ほどとなっており、その価格設定に見合う車であることを認めたオーナーは新車で買ってそのまま買い替えを控える傾向にあるのです。 この理由は卓越した走りとエコカーとしての燃費向上を見込むことの出来る内容によって、進化した形態であると言えるのです。
③中古車相場
レクサス600はハイブリッドなどのシステムも、予め搭載された形でのご提供となります。 中古車市場のレクサス600に紐付いている相場としては、150万円から1000万円オーバーとなっております。 そもそも最高級ブランドとして鳴り物入りで参入してきたメーカーですから、中古車相場としても期待できるほどの安価での提供は少々先の話になると言われています。
④値引き情報
レクサス400シリーズと比較してももうワンランク上の車となっており、メーカー側もこのモデルにおける利点が数多く存在することから、値引き実践情報としてはかなり苦戦を強いられる可能性があります。 400シリーズ時にある程度有効視されていた、他社のライバル車との比較では期待するほどの成果にはならないのです。 これはレクサス側がある程度の超高級車への集客奪取をターゲットにして、競合他社自体を見据えているからです。
「まとめ」
トヨタの国内戦略とはまったく趣の異なる新たなメーカーとして存在していますが、高級車志向の減少から販売戦略におけるターゲットをシフトチェンジしている動向があります。 エクステリアやインテリアも国産メーカー車が備えている内容とは一線を画すほどのレベルである為、その良さを知れば知るほど購入希望が増す形となるのです。