ダットサンから生まれた日産テラノに関する情報

日産ティラノは1986年に登場したクロスカントリー4WDでベースはダットサン・トラックになっています。様々なインテリアやエクステリアを含むスタイリッシュなルックスで、都会派ユーザーから支持を得ていました。今回は日産ティラノの魅力を徹底追及します。


日産 テラノの特徴

日産 テラノの特徴①

テラノは日産自動車が生産しているオフロードタイプのSUVで国内では2002年の生産を最後として海外市場でのみ販売されています。 テラノは元々、ダットサンピックアップカーから派生したオフロードタイプのSUV車として1986年にデビュー、初代モデルはWD21型で1995年まで生産が続いたロングランモデルです。 5ドアのロングレンジと3ドアのショートレンジの2タイプで生産がスタートしました。

日産 テラノの特徴②

テラノはこのころライバル社車となる他社製の中型オフロードタイプSUVに対抗するかたちでピックアップカーから乗用モデルとして派生した車で、バブルに向けて景気が上向きのこの時代にコンポーネントに頑丈さを持ち足回りにコストがかかったテラノの人気が高く、若者から中高年まで広いオーナー層を持ちました。 ディーゼルターボエンジンをメインにガソリンエンジンも生産していました。

日産 テラノの特徴③

2代目モデルでやや大型化が図られるも全長が4530mmとミドルサイズで、操りやすいSUVとして人気がありました。 同時期には北米市場でインフィニティブランドとして改良型の「QX4」が発売されていました。 2002年の2代目モデルを最後に国内市場から姿を消したテラノですが、2013年にインドを主戦場として日産自動車が市場投入し他のが3代目テラノで、北米市場ではパスファインダーとして現在も続けて生産がおこなわれ、フルサイズSUVとしてDNAを残しています。

日産 テラノの歴代モデル

日産 テラノの歴代モデル①

初代モデルWD21型は1896年~1995年にかけて9年間続いたロングランモデルとしてファンの人気を集めました。 新開発のTD27型エンジンはUD製(旧日産ディーゼル)のディーゼルエンジンでターボ搭載され、パワーとトルクに富み、ダットサンZ(のちのフェアレディZ)に例えられ、「ピックアップZカー」と言われることもありました。

日産 テラノの歴代モデル②

1995年にフルモデルチェンジした2代目のR50型は生産終了となる2002年まで7年間モデル継続されました。 2代目になってショートレンジは廃止し5ドアのみで生産され、初代から引き継がれるTD27ETi型 2.7Lエンジンと300ccサイズアップされたVG33E型 3.3L V6エンジン、改良型の新開発QD32ETi型 3.2L ディーゼルエンジン、ZD30DDTi型 3.0L ディーゼルエンジンを追加モデルとして発表し、フォルムとスペックを大幅に変更しました。

中古車価格について

日産 テラノの歴代モデル①

初代モデルWD21型はすでに販売終了から22年が経過していますが、フロント部分がダットサンピップアップのフォルムを大きく継承しており、希少車としての価値が評価されており、程度の良い車両は100万円前後で流通しています。 人気が高いのが2.7L ディーゼルエンジンでガンメタリックやシルバーメタリックといったボディーからの人気が高いです。

日産 テラノの歴代モデル②

2代目モデルとなるR50型は1995年にフルモデルチェンジしましたが、このころすでに国内ではバブル経済が崩壊しており、大型排気量のSUVが燃費面での欠点があり、初代モデルに比べて人気が伸びませんでした。 中古車市場では、初代モデルに比べると低い相場で推移しており、25万円~80万円という広いレンジでありながら低い推移の販売価格で流通しています。 ディーゼルエンジンモデルがガソリンエンジンモデルに比べて高い車両が多いです。

初代モデルがおすすめ!

ダットサンピックアップが乗用モデルとして派生した日産テラノは1986年にデビューするとピックアップのZカーと言われ、広い年代層のファンを虜にしました。 現在でも海外市場では別名で継続モデルが販売されていますが、国内では中古車市場で流通しています。 初代モデルはヴィンテージカーとして希少価値が高く、現在でも根強いファンを抱えていますが、これからこの車を購入する人にとって気になるのが燃費や維持費となります。

おすすめモデルの燃費

初代モデルWD21型はTD27T型 2.7L 直4ディーゼルターボ が主力販売されており、現在市場に流通する車両が多いです。 気になる燃費は街乗り走行で7km/Lとディーゼルエンジンのわりに比較的燃費が悪いです。 コンポーネントをトラックと同一とし、大型のタイヤホイールなどの影響で重量が1700kgとこのクラスにしては重いことがデメリットとなっています。

おすすめモデルの維持費

■年単位でかかる費用 ・自動車税:51000円 (2.7L)

・車検代:標準的な費用で13万円~15万円

■毎月かかる費用 ・ガソリン代  (1年1万km&カタログ燃費×軽油110円、レギュラー120円、ハイオク130円、):ガソリン車で年間10万円~11万円 ・駐車場代:1万円であれば年間12万円  

任意保険代(年齢30歳、免許証ブルー、30歳以上限定、本人限定、車両保険無し、新規で申込、年間走行距離11000km以下):8万円~10万円

初代デルについていてほしいオプション

オススメオプション①

初代モデルで付いていてほしいオプションパーツとしてサンルーフがあります。 サンルーフはSUVにもっとも人気のオプションですが、中古市場では新車搭載時よりも価格が高く評価されます。 非搭載車が70万円である場合、サンルーフ搭載車は100万円以上であることも多いです。 新車時にオプション設定すると20万円程の追加負担となります。

オススメオプション②

この頃人気のオフロードタイプSUVはフロントバンパーからラジエータグリルにかけて設置するグリルガードがおすすめです。 シャーシに固定するかたちで設置するグリルガードはメッキ加工されており、カスタマイズによりワイルド感が増し、大型のフォグランプと共に設置するとダットサンを彷彿とさせるため、若いオーナーに評価を受けました。 オプション価格は10万円程度で設置可能でした。

まとめ

高度経済成長に向かってオフロードSUVタイプの人気が高まり、各社が大型から小型まで様々な車両を発売する中、日産テラノはミドルサイズとして発売し、高いパフォーマンスとダットサンのDNAを受けて華々しくデビューしましたが、バブル崩壊と共にSUVがクロスオーバータイプの人気が高まり、2002年で国内での生産を終了しました。 現在は海外市場でフルサイズSUVとして復活し、当時の人気を引き継いでいます。

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