こんにちは。気温がどんどん落ちて秋を感じる気温となってきました。
そんな中で、スタッドレスタイヤの選び方の記事に続き、冬の車のトラブルによくある「バッテリーあがり」に関しての記事を紹介します。
あまり知られていませんが、バッテリー関連が原因でエンジンがかからない車のトラブルは一番冬に多く発生しており、実際にJAFの出動件数も多い季節が冬なのです。
気温が下がるとどうしてもバッテリーの中に入っている液体の温度が下がり、エンジンがかからなくなり車を使えないなどのトラブルが起こりやすくなります。そのためスキー場などの気温が下がりやすい場所で、発生しやすいトラブルです。
スキーやスノーボードなどの行楽で、普段よりも寒い場所に行く機会が増える冬。いざという時にきちんとエンジンがかかるように冬本番が始まる前にバッテリーの健康状態を確認しておきましょう。
バッテリー交換の予兆
バッテリーを交換しなければいけない時期になると、車の様々な動作に変化が生まれます。そのような変化を認識して、エンジンがかからなくなる前にバッテリーを交換・整備すればエンジンがかからなくなるというトラブルは避けられます。
代表的なバッテリーを交換すべき車の症状はこのようなものがあります
- エンジンのかかりが悪い(いつもよりキーを長めに回す必要がある)
- ヘッドライトが時々暗くなる
基本的に最近の車はコンピューターで制御されているため、バッテリーが弱くなっていたとしても普通に走れてしまいます。
その分、寿命を迎えるとなんの前触れもなく、車が動かなくなってしまうため注意が必要です。
バッテリーの状態の確認
バッテリーの健康状態を理解するための、一番簡単な指標は「電圧」を調べることです。電圧を調べてその数値を知ることで、交換が必要かどうかを判断できます。
バッテリーの寿命は平均2~3年と言われています。車検ごとに交換すれば一旦は大丈夫でしょう。しかし、使用状況によっても大きく変わる部分ですので電圧で判断するのが一番確実な判断方法です。
一般的な家庭でバッテリーの電圧を計測する機械(テスター)を持っている家庭はあまりないと思うので、本格的な冬の始まりの前にいつも利用しているガソリンスタンドに出向きましょう。基本的にどこのガソリンスタンドでもバッテリー用のテスター程度の器具であれば、店舗においてある事が多いでしょう。
テスターで計測すると、新品のバッテリーであれば13V程度の電圧を示すことが多いです。
11V~13Vの間であればバッテリーの健康状態は問題ないでしょう。
基本的に10V以下になるとエンジンがかからなくなる危険性が高いと言われています。電圧が下がってきた場合には、交換という手もありますが、まだ新しいバッテリーであれば充電器で充電をしてあげるというのもバッテリーも長持ちさせる一つのコツになるでしょう。
交換から2年以上経っており、なおかつ電圧も下がっている場合は交換を検討しても良い時期かもしれません。
大手のバッテリーメーカーであるGS ユアサなどのメーカーが、車種ごとの適合するバッテリーの情報をまとめたサイトも作っています。
このようなサイトで適合するバッテリーを検索して自分で取り付けることも簡単にできますし、カー用品店やディーラーに交換を依頼しても、作業料自体は高いものではないため、バッテリーの商品代金+1000円程度を見積もっておけば交換できるでしょう。
緊急時に知っておきたいバッテリーの知識
どうしても点検をしていなかったり、していてもエンジンが作動しないときもあります。
そんなときにも焦らず対応できるように、必要な道具は季節問わず車の中に常に置いておくようにしましょう。
バッテリー上がりの症状であれば、ブースターケーブルというケーブルで車同時をつないでエンジンを応急処置的に始動させることが出来ます。
バッテリーあがり発生時の応急処置方法
- ブースターケーブルの赤いクリップをバッテリーが上がった車の+端子につなぐ
- 1でつないだケーブルのもう片方のクリップを救護側(正常に動作する車)の+端子につなぐ
- ブースターケーブルの黒いクリップを救護側(正常に動作する車)の-端子につなぐ
- ブースターケーブルの黒いクリップをバッテリーが上がった車の-端子につなぐ
- エンジンを始動する
- 数分放置する
ジャンピングケーブルを取り外す手順は4から逆の順番で取り外していけば大丈夫です。
もちろん、弱ってるとは言え電気流れているバッテリーのため危険性もあるため、少しでも迷った場合はJAFなどのロードサービスを手配することをおすすめします。
エンジンが始動したとしてもその状態で走り続けるのではなく、最寄りのバッテリー取扱店でなるべく早い交換を心がけでください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?もちろんバッテリーが上がらないのが一番良いのですが、そのような状況になってしまった時のための応急処置の方法は知っておくべきことの一つかもしれません。
最近ではハイブリッドカーなどの車の救護が出来ない車も増えているため、バッテリーが上がった時にすべての車があなたの車を救護できるわけではありません。
そのような車種が多くなったからこそ、バッテリーあがりを起こさないための対策が重要になっています。
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