BMW 1シリーズ ディーゼルは使い勝手抜群で燃費も良好

BMWの1シリーズは同社のエントリーモデルですが、走行性能へのこだわりにはBMWらしさをきっちりと感じられます。前後均等の重量配分に加えて、初期モデルの1シリーズはFRレイアウトを採用していました。現行モデルはFFとなりましたが、ハッチバックとは思えないスポーティーな走りが魅力です。ディーゼルモデルも登場していますので、その特徴について見ていきましょう。

BMW 1シリーズとは

引用元:http://openers.jp/wp-content/uploads/2015/01/881821/top.jpg

BMWはスポーティーさと堅実な車作りのスタイルを併せ持つ、ドイツの自動車メーカーです。1シリーズはBMWのエントリークラスとなっており、初登場は2004年となっています。欧州の区分で言うCセグメントに属しており、コンパクトな輸入車を探している方には、ちょうど良いサイズ感です。1シリーズはハッチバックでコンパクトな車体ながら、初代モデルはFRレイアウトを採用しているためドライビングの楽しさを味わえるのが特徴。コンパクトハッチバックでFRの車はほとんどないため、初期モデルはある意味貴重な存在です。フロントとリアの重量配分は50:50となっており、優れたバランスを誇っています。

車体はドイツのレーゲンスブルク工場で丹念込めて作り上げられていますから、エントリークラスとは言っても作り込みの丁寧さはしっかりとしたものです。内装や装備はやはりBMWで、コンパクトカーながら上質さが醸し出されています。2016年にはディーゼルモデルが登場し、更に選択の幅が広がりました。コンパクトでディーゼル、そしてスポーティーと言うのは独特な存在感があります。

BMW1シリーズのディーゼルの評判

ディーゼルモデルとガソリンモデルの比較

引用元:https://newcars.jp/news/bmw-1series-3cylinder/

BMW1シリーズは118iが基礎のグレードになります。ディーゼルモデルは118dとなっており、SportやStyleと言うバリエーションが用意されました。何れもディーゼル搭載車両のためにガソリン車の118iよりもやや高価です。高価と言ってもディーゼルは環境性能が高くて、トルクでも優秀さを発揮しますから、この程度の価格差ならば跳ね返してしまうような魅力を感じられるかも知れません。ディーゼルエンジンとガソリンエンジンでは作りも全く違いますし、118iと118dでは排気量も異なっており、ガソリンモデルは1,498ccに対して、ディーゼルモデルは1,995ccとなっています。

118dのエンジンの概要

引用元:http://autoc-one.jp/bmw/1_series/report-3235210/

118dに搭載されているエンジンはB47D20Aと呼ばれる形式のものです。排気量は1995ccのDOHCディーゼルターボで、DDEとも呼ばれる電子燃料噴射装置を搭載しています。このエンジンは他に5シリーズでも採用されていますので、上位クラスのものを1シリーズに導入しているわけです。最大出力は150psで、トルクの方は320Nmとなっており、118iに比べるとグッとパワフルに仕上がっています。エコ性能の方も良好で、JC08モードでの燃費は22.2km/Lと言う成績です。コンパクトな車体をしっかりと走らせながら、普段使いでも利用しやすい燃費を備え、バランスの良さを魅力としています。

118dの実際の乗り味は

出力は控えめだけどトルクの分厚さは長所

引用元:http://kininaru-1.blog.so-net.ne.jp/2015-02-02

2,000ccクラスのターボエンジンとなりますが、やはりこのクラスの他のエンジンに比べると、150psと言う出力は控えめに感じられるようです。走り出しからの加速などでは、このクラスの排気量からすると、大人しい印象はあるでしょう。
ただし見逃してはならないのは、ディーゼルならではのトルクの厚さです。ガソリンエンジンは応答性では優れていますから、この点では少々不利となります。しかし118dはある程度スピードに乗ってくるとトルクを活かしてグイグイと加速できるので、高速での追い越しなどは楽にこなせるのが利点です。この出力特性の違いは、人によって大きな魅力と感じられる要素でもあります。

普段使いに向いた性能

引用元:https://prius-news.com/569.html

出力的には控えめながら、トルクの厚さで走行性能は決して低くはありません。BMWのコンパクトを検討する場合には生粋のスポーツ性能というよりも、気持ちよく爽快に走れて、使い勝手の良さとも両立したいと言うニーズに向いているでしょう。
118dは上記の通り、高速での追い抜きをスムーズにこなす性能を持ちながら、街乗りにも向いた使い勝手の良さを両立しています。静粛性も高いですからファミリーにもうってつけですし、家族旅行などでは高速で燃費も伸びるので、真価を発揮してくれるでしょう。渋滞中の高速でも16から17km/L程度の実燃費を見込めるので、毎日の通勤にも気兼ねなく使えそうです。

気になる価格について

引用元:https://news.merumo.ne.jp/article/genre/4511434

現行グレードの価格を見ていくことにしましょう。もっともリーズナブルなのは118iで318万円に設定されています。このベースグレードに対してSportやStyleと言った上位グレードが用意されており、価格的には上乗せになりますが、走りの面などでは魅力もたっぷりです。118dは118i-Sportに対して20万円ほど高価ですが、燃費は4km/Lも良好となっています。トルク感も魅力的ですし、この価格帯で購入できるドイツ車のディーゼルモデルは多くありません。かなり貴重な存在なので、気になる場合には試乗だけでもしておいて損はないでしょう。更に上位では120iなどもラインナップされています。

まとめ

BMWの1シリーズを118d中心に紹介してきました。1シリーズはドイツ車をリーズナブルに購入できると言うのは魅力的です。
コンパクトながら高速走行での安定した性能や、作りもしっかりとしているので所有する満足感という点でも、支持を集めているシリーズです。独特の車なので検討中の方はもちろん、他の車種に魅力を感じる場合でも、とりあえず試しておいてはいかがでしょうか。

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