ボルボ V40の特徴
ボルボ V40の特徴①
シャープなフロントフェイスが特徴的です。トールハンマーからインスピレーションされた鋭い眼差しのヘッドライト、ヘッドライトを上下に分かるようなTシェイプのLEDがクールな印象を放っており、元からスタイリッシュなスタイルにさらに磨きがかけられました。
ステーションワゴンでありながら、クーペのような美しいスタイルに仕上げられ、フロントやサイド、リアなどからみても、スタイリッシュかつたくましい印象を感じさせてくれます。
ボルボ V40の特徴②
インテリアもさらに熟成されています。シート表面の素材やセンターパネルなどの素材をグレードごとに変化をつけていますが、一部を除けば、ベーシックグレードでもオプションとして上級インテリアを選べるため、グレードが違っても魅力的な内装にできます。
全体的になめらかなレイアウトが施されており、インパネ周りをシンプルに仕上げながら、センターコンソールにはメカニカルな印象を放つ北欧らしいデザインに仕上げられました。
ボルボ V40の特徴③
1.5リッター4気筒エンジンと2.0リッター4気筒エンジンを採用、ガソリンモデルとディーゼルモデルの2種があり、いずれもインタークーラー付きターボチャージャーを搭載しました。最高出力にすると122ps~245ps、最大トルクが22.4㎏m~35.7kgmを達成した他、レスポンスの良い電子制御式6速AT・電子制御式8速ATを採用、いずれも前輪駆動モデルです。
最小回転半径が5.2m~5.5mなのでクーペスタイルなステーションワゴンモデルでありながら、取り回し性能も良くなっています。
ボルボ V40の歴代モデル
ボルボ V40の初代モデル
1995年~2004年まで販売されたのが、ボルボ V40初代モデルです。
初代モデルは三菱自動車とオランダ政府との合併会社であったネッドカーで生産されました。ボルボらしい直線を主体としたエクステリアデザインが特徴です。また2000年になると内外装に手を加えています。ヘッドランプやテールレンズなどのデザインを変更することで精悍さを増しました。
2004年になると後継モデルのボルボ V50に引き継がれたため、生産が停止されています。
ボルボ V40の2代目モデル
2012年に2代目が発表されました。セダンS40やクーペC30、ワゴンV50の後継として開発されたため、クーペライクなスタイルが特徴になりました。
日本では2013年から発売開始、ステーションワゴンでありながらクーペライクなスタイリッシュさが注目され、日本で最も売れるボルボ車となりました。またボルボが誇るシティーセーフティーや世界初の歩行者用エアバッグなどの安全性能に加えて、燃費効率を上昇させるブレーキエネルギー回生システムやエンジン・スタート・ストップ機能などを搭載しています。
中古車価格について
ボルボ V40の初代モデル
中古市場ではボルボ V40初代モデルも見つけられます。本体価格で30万円~63万円前後、総額にして36万円~72万円前後となっており、極めて安くなっています。ベーシックモデルが安くなっており、特別仕様車であるノルディックスペシャルも見つけられます。
法定整備付き、車検済みモデルが多く見つけられます。また在庫僅少ですが、購入後の保証付きモデルもあります。古いモデルであるため、認定中古車を見つけるのは難しくなっています。また走行距離においては、少なくとも9万㎞前後となっており、長いもので13万㎞です。
ボルボ V40の2代目モデル
中古市場で最も充実しているのが、2代目モデルです。本体価格が103万円~416万円前後、総額にすると132万円~445万円前後です。2016年のマイナーチェンジ以前のモデルに限定すると本体価格103万円~189万円前後、総額132万円~210万円前後になります。車検済み、法定整備済みがほとんどになっており、保証付きモデルも多数あります。また数は少ないですが、認定中古車も見つけられます。走行距離は1000㎞未満~7万㎞前後です。
2016年に発売された2代目後期モデルになると本体価格が170万円~416万円前後、総額で180万円~445万円前後です。ガソリン車モデルからディーゼルモデルまでそろっており、走行距離は500㎞~3万5000㎞前後です。ボルボディーラーの認定中古車も多く見つけられます。
中古ボルボ V40 D4 インスクリプションがおすすめ!
中古ボルボ V40 D4 インスクリプションをおすすめします。中古市場には走行距離が1000㎞未満のものを多く見つけられますし、新車価格にすると10%~15%ほどお得になっています。ディーゼルエンジンを搭載しているので燃費効率も高いですし、高い静粛性を備えているため、独特のディーゼルエンジンの音も気になりません。
最高出力は190ps、最大トルク40.8㎏m・1750rpm~2500rpmと低速域から最大トルクを発揮するため、アクセルを床まで踏み込まずともスムーズに加速してくれます。
中古ボルボ V40 D4 インスクリプションの燃費
ボルボ V40 D4 インスクリプションの燃費が気になりますが、ボルボ V40の全てのグレードの中でも最も高い、1リッターあたり20㎞(JC08モード)です。また平成27年度燃費基準血+20%達成、平成32年度燃費基準も達成しています。
燃料タンクが62Lあるため、最長1240㎞走れます。これは東京から下関まで移動できる距離になります。また自家用車の1日平均走行距離が39㎞なので、31日間に1回の割合で給油することになります。
中古ボルボ V40 D4 インスクリプションの維持費
■年単位でかかる費用
・自動車税:3万4500円+7500円(自動車重量税)
・車検代:3万円~20万円
■毎月かかる費用
・ガソリン代(1年1万㎞):軽油(1リッターあたり110円)年間5万8924円(月額4910円)
・駐車場代:1万円
任意保険代:4万5260円~5万2240円
中古ボルボ V40 D4 インスクリプションについていてほしいオプション2選
オススメオプション① ポールスターパフォーマンスソフトウェア(18万8000円)
ポールスター・シアン・レーシングによるチューンナップソフトウェアです。エンジンの出力やトルクを最大限に引き出すため、胸躍るような走りを体感できます。ワインディングロードでのコーナーからの立ち上がりの加速、高速道路でのクルージング走行などあらゆるシーンでワンランクアップした走行性能を楽しみたい方におすすめします。
オススメオプション② エクステリアスタイリングキット(16万5780円)
エクステリアをよりクールでスタイリッシュな印象に変えてくれます。スポーティーな2本の専用エンドパイプとデザインに完全にフィットしたディフューザー、サイドとリアのディフレクターで構成しています。見た目をワンランクアップさせてくれるだけでなく、高速走行時のエアロダイナミクスもアップしてくれるので、安定した走りをサポートします。
まとめ
ボルボ V40は、マイナーチェンジによりさらに熟成させました。高く評価されている安全性能に加えて、全てのパワートレインにターボチャージャーを搭載、発進や加速も驚くほどナチュラルに仕上げており、自然吸気エンジンと遜色ありません。またクーペライクで流麗なボディや精悍さを増したフロントフェイスは見るものを魅了します。ガソリンモデルからディーゼルモデルまでラインナップされており、自由に選べるのもボルボ V40の魅力です。