今までとは一味違う!インフィニティ、500馬力のハイパフォーマンスマシンでAMGとBMWに宣戦布告か

BMW・M4に引けを取らないインフィニティ・Q60 レッドスポーツ400

日産の高級車ブランドであるインフィニティに、特別仕様車「Q60 レッドスポーツ400」というクルマがあります。 海外で試乗した人の話によれば、その400馬力のパワーは、想定されるライバルBMW「M4」の425PSにほとんどひけを取らない、圧倒的な感覚を呼び起こしたようです。 その気になって振り回せば、トラクションコントロールの作動ランプがしょっちゅう点灯するほど、楽しめるクルマだということです。 BMWに絶対的なパワーは劣るとは言え、サスペンションのチューニングや重量軽減の徹底を図れば、レース用のモンスターに早変わりする潜在能力を秘めているクルマです。 『Drive』誌のインタビューしたところでは、実はインフィニティ自身もその通りだと思っているようです。

BMWからの人材が功を奏した!?スポーツ志向を強めるインフィニティ

インフィニティ・オーストラリア支社の商品企画部長ベルナール・ミシェル氏が語ったところでは、実際にレース向けのQ60を同社が開発しており、それも大詰めだというのです。 たしかに、今年3月のジュネーブサロンでも、それに近い車両が「プロジェクト・ブラックS」という名のコンセプトカーとして出展されていました。 既存の上記Q60 レッドスポーツ400に、さらに100馬力を上乗せしたスペックを誇るクルマという触れ込みでした。 このクルマがどうやら量産化されるようです。 実は現在のインフィニティのCEOローランド・クリューガー氏は、BMWの出身であり、そのためにスポーツ志向の血が混じっていると言われる人物なのです。 ミシェル部長は「クリューガーCEOは、BMWから異動してきたので、パフォーマンス・ベースのクルマが実際に我が社からも世に出ることを望んでいるのです」と話しています。

これからのインフィニティは、AMGやMよりも純粋にパフォーマンスを重視!?

量産バージョンのプロジェクト・ブラックS(仮称)は、最近ハイブリッド化に注力しつつあるライバル、メルセデスのAMGやBMWのMとは違い、何よりもドライバー重視のクルマ造りというポリシーのもとで開発されています。 「我が社のCEOは、インフィニティのフラッグシップモデルとして、いわゆる『速いクルマ』を望んでいます。 プロジェクト・ブラックSなどは、パフォーマンス面でまったく新たな境地を開くことになるでしょう。」 「モア・パワー」と叫ぶのがまるで悪いことのように言われ始めたのも、もうけっこう前の話。 そう考えるとこうしたインフィニティの一連の発言は、非常に頼もしく、またすがすがしくも映るものです。 ハイブリッド化に各社が傾倒する最近にしては、ある意味、各社を置き去りにするほどの威力を秘めていると言えるでしょう。

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