【廃車にする前に読んでほしい!】車の価値は何で決まるの?税金編

「車の価値が無いから、廃車費用が必要です。」

「内装も外装もボロボロでエンジンからも変な音がしているから、そろそろ車を乗り換えなきゃ」 と思っていた矢先に中古車ショップの店頭で適当な車を見つけたことはないですか? 中古車についていうならば「コレ」というものが見つかったら、すぐに買うというのが鉄則です。 なぜなら、同じものは世界中探してもどこにもないからです。 そして、今乗っている車の下取の話になったのですが、 「もう年式も古いし、状態も悪いということで、値段を付けることができない。いや、本来ならば廃車費用をいただくところです。でも、今回は特別に無料で処分しておきます。」 昔はよく聞いたやり取りですね。今でもこんなことをやっているショップはあるのでしょうか? 車の値段を付けることができない、とは車の価値がゼロということです。 では、そんなにカンタンに車の価値はゼロになってしまうのでしょうか?

未消化の税金や自賠責はどのように扱われるのか?

車検でかかるお金のうち「法定費用」と呼ばれるものは重量税、自賠責保険料、印紙代があります。 これらのうち、重量税と自賠責保険料は次の車検まで(自家用車の場合なら2年分)をあらかじめ納めなければなりません。 もし次の車検までその車を乗ったなら、重量税と自賠責保険の納めた分を消化しきったということです。 しかし、車検期間を残して途中で車を手放すということは、消化しきれていない重量税と自賠責保険を残したまま手放すということになります。 また、毎年春に納めている「自動車税」。 これは、3月から1年分の税金なのですが、これも車を手放すタイミングによっては、未消化のまま手放すということになります。

例えば今でも人気の高いF30のトヨタ・セルシオで考えてみましょう。 自動車税は排気量に応じてかかるものです。 セルシオは4,300ccですから、自動車税は7万6,500円です。 この車を8月に手放したとすると、ちょうど6カ月分は消化していないということになるので 7万6,500円÷12カ月×6カ月=3万8,250円もいっしょに手放すということになのです。 セルシオの車検での法定費用は7万4,540円、これから印紙代の1,700円を引いて、24カ月で割ると3,035円。 車検がまだ半年残っている状態で手放したと考えると、 3,035×6カ月=1万8,210円も一緒に手放したということになります。 つまり、ガッタガタで車両の価値がないトヨタ・セルシオだとしても、未消化の5万6,460円分の価値があるということなのです。 これは、セルシオのような大排気量の車に限ったことではありません。 額の大小はありますが、軽自動車でもコンパクトでも、同じような仕組みになっているのです。

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