自動運転技術は、まだ「完全自動」ではない…テスラの商標に警告するメルセデス

テスラのネーミングに「待った」を掛けたメルセデス

産業革命以来、最高のペースで技術が進歩しているここ数年ですが、そのマイナス面を警戒する声があるのも忘れてはいけません。 「オートパイロット」と名付けられた、アメリカのEVメーカーであるテスラ社の自動運転システム(実際はまだフルオートではない)を例に挙げてみましょう。 ドイツのメルセデスベンツは、この名称は顧客のミスリードにつながるとして、違う立場を取ることを明白にしています。 ここでの問題点は、「オートパイロット」と呼ばれている以上、それを完全な自動運転技術であるとユーザーが勘違いしてしまうことです。

あくまでもユーザーの認識を正すために…

自動運転技術には段階があり、現在実用化されているのは、正確には「準自動運転車」であるということを分かっているドライバーも多いはずです。 しかし中には、この新技術が逆に危険をはらむ可能性があることを認識していない人も、当然存在しています。 こうした観点から、自動運転技術の安全性に対する姿勢を改めて強調しているのが、メルセデスのセールス・マーケティング部長を務めるブリッタ・ゼーガー氏です。 彼女は、準自動運転車と完全なフルオートの自動運転車(まだ存在していない)をユーザーが区別することが大切とし、「我々は『パイロット』という単語を使わないで技術を表すことにしました」と語っています。

「運転を補助するシステム」と認識してほしいメルセデス

「メルセデスでは『アシスタント・システム』と呼ぶことにしています。 名称は技術の内容を連想させるものであり、それはユーザーの期待値を左右する、大事な要素だからです。」 実際に乗ってみるとすでに非常に完成度が高く、ドライバーは自動運転技術を過信してしまいがちです。 しかしメルセデスでは、それでも人間の目による監視は常に必要であり、自動運転モードが誤作動や暴走などを起こさないように気を付けつけるべきであると警鐘を鳴らしています。 「お客様とコミュニケーションをとるなかで、これがどのように機能するシステムかを明確に伝えるよう、努力しています。 そして自動運転モードで走行中であっても、必ずハンドルを握るよう強調しています。」


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コメント:
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