【意外とすごい中国車】高品質の人気車種はなぜ日本で発売されない?

こんにちは。ここ最近、日本車の輸出台数がどんどん増えており、いかに海外で日本車が人気かを物語っています。しかし、家電製品では日本製の影はどんどん薄くなっており、韓国製や中国製の製品がどんどん世界の市場を抑えつつあります。

そんな中、いまは好調の日本車ですがこれからどうなっていくのかはわかりません。前回、韓国車について書いた記事の続編として、この記事では中国車について記事を書いていきたいと思います。

【実は世界では人気!?】現在の韓国車事情とは?日本での発売は?

韓国車についてはこちらの記事を読んでみてください。

中国車の歴史

1931年に「民生」というブランドで、トラックが製造されて、中国での車製造の歴史がスタートしました。それから戦争などを乗り越えて1958〜1960年の間に車メーカーが乱立しました。この時期に南京汽車や、北京汽車と呼ばれる現在でも存在している車メーカーが作られました。

その後、外資系のメーカー(ドイツ車や日本車)の技術を吸収するために、国策で海外のメーカーと合弁会社を設立して、車を製造するようになります。このときフォルクスワーゲンとジープ、プジョーの3社が中国に合弁会社を設立し、参入しました。

その後トヨタや日産、ホンダなどの日本車メーカーも現地の企業と合弁会社を設立し、中国市場に参入しました。現在でも外資系メーカーの力は強く、中国国内の独立したメーカーというよりは外資系メーカーとの合弁会社のメーカーのシェアが大きい状態です。それでも、合弁会社を通じて得た技術力を使って、中国国内の独立したメーカーがどんどん力をつけているのが現状です。最近では、政府主導で電気自動車の普及を目指していることもあり、電気自動車を製造するベンチャー企業の数も増えています。日本では、電気自動車といえば、テスラもしくは日産のリーフですが実際には世界で一番売れている電気自動車は中国メーカーが製造している車です。

またスウェーデンの自動車メーカーのボルボも中国の吉利汽車に筆頭株主となるなど中国メーカーの勢いは日本人の知らないところで増しています。

電気自動車の主要部品であるバッテリーを製造しているメーカーも中国国内には多いため、EV化が進むということは増々中国の車メーカーに有利な場面が多くなることも予測されます。

中国において日本車はホンダの力が強く、フォルクスワーゲンに次ぐ第2位の販売台数を誇っています。また中国では日本車全体のシェアも上昇基調にあります。よくニュースでは、反日感情の影響で日本車ディーラーに火がつけられたりするニュースも目にしますが、実際には中国国内でも日本車は愛されている製品であることは確かでしょう。

中国車の主なブランド

BYD(比亜迪)

もともとは自動車メーカーではなく、携帯電話やリチウムイオン電池などIT機器を製造するメーカーでした。リチウムイオン電池の製造では世界で3位のシェアを持っているメーカーです。その電池の技術を活かし、自動車産業に参入した会社です。

世界最大の投資会社のパークシャーハサウェイのCEOである、ウォーレン・バフェットやマイクロソフトの創業者である、ビル・ゲイツなども投資をするなど、世界中から注目を集めている車メーカーです。

中国のシリコンバレーと呼ばれる、スタートアップの聖地である「深セン」で創業したBYDは着々とシェアを伸ばした上、中国政府からのEV補助などもあり世界の電気自動車メーカーの中で一番売り上げているメーカーがBYDです。

吉利汽車

日本では馴染みのないメーカーですが、スウェーデンのボルボの乗用車部門を買収した車メーカーが「吉利汽車」です。

1986年に冷蔵庫の製造メーカーとして創業し、1997年に自動車の製造を開始したメーカーです。2014年にはブラジル市場に参入するなど、中国国内にとどまらず市場を開拓しようとしています。

またボルボだけではなく、メルセデス・ベンツの親会社であるダイムラーの株の約10%を保有しているなど、海外のブランドへの積極的な投資を進めています。

中国国内では前述したとおり、海外のメーカーと合弁会社を作り販売しているケースがほとんどですが、吉利汽車は独立系の自動車メーカーとして中国最大のシェアを獲得しています。

長城汽車

1990年代に車の修理工場として設立された、長城汽車は経営がうまく行かなかったため、修理工からマイクロバスの製造に舵を切りました。それから乗用車製造を開始しましたが、中国政府の政策により、製造が停止させられ窮地に追い込まれました。しかし、規制の緩かったピックアップトラックやSUVなどの製造をしたところ、国内の人気に火が付いた以降、中国国内の独立系車メーカーの中ではトップのシェアを保っています。

現在では、中国国内の自動車メーカーの中で長城汽車は一番海外に向けて車を輸出しているメーカーとなっています。南米などの発展途上国で一定の人気があるメーカーとなっています。

中国車の人気車種

BYD 唐

中国車メーカーの中で最も先進的な技術が感じれるのがBYDの唐です。メーカーの紹介でも書いた通り、BYDは世界で最も電気自動車を売り上げているメーカーです。そんなBYDの主力車種の1つとなるSUVが唐です。ガソリンモデルとPHEVモデルが有り、主流で売れているのはやはり補助金が政府から支給されるPHEV車です。約430万円〜で発売されるているため、値段が特段安いわけではありませんが、販売は好調です。

バッテリーの先進技術を有する会社だからこそなのか、モーター関連の技術力の高さを感じます。モーターを動力源にした車にありがちな、キーンという音は抑えられているなど日本車と比較しても技術面において進んでいると感じる部分があります。

また、エンジンとバッテリーを組み合わせた動力性能は高く、0-100kmを4.3秒で駆け抜けます。そして、コネクティビティも高く、車にSIMカードが搭載されており車がインターネットに常につながっています。これによってスマートフォンなどから車のロック状態を確認したり、エアコンをオンにしたりすることができるなど様々な機能が備わっています。

また、フル液晶の速度メーターなど欧州車や日本車などと比較しても遜色ない、むしろ進歩しているような装備を備えています。

WEY P8

長城汽車が持っているブランドの中で高級ブランドとして車を販売しているのが「WEY」というブランドです。トヨタの中のレクサスのようなブランドで、高級車を主に製造しています。

P8も唐同様PHEV車として販売されているモデルです。フロントグリルの造形はアウディー車そっくりな造形をしていますが、それでもこれまでの中国車と比較するとデザインの完成度は高くなっています。また、高級車と感じさせるデザインにも成功していると感じます。

動力性能は0-100mが6.5秒と、BYDほど速くはないですがその分デザインや内装などの質を上げています。また、日本車や欧州車のようにセーフティー関連の技術にも力も入れており、レーンキープやアダプティブクルーズコントロールや自動ブレーキはもちろん、自動駐車などの先進技術も搭載しています。

また唐と同じようにコネクティビティにも強く、スマートフォンと接続して車の操作が可能であり、インターフェイスも作り込まれていると感じました。

日本での発売は

EVなどの技術において、日本メーカーを上回るほどの技術を持っている中国ブランドはなぜ日本に参入してこないのでしょうか?

筆者の考えでは

  • 中国国内でまだまだ市場が残っている
  • 日本国内でのEV車の売上の少なさ
  • 日本国内のEV車に対する補助金の少なさ

この3点が中国メーカーが日本市場に参入してこない理由だと考えています。

中国国内での車の需要は増え続けており、数年前にアメリカ市場を上回る、世界で最も市場が大きい国が中国となりました。中間層などの増加により、どんどん車を購入できる層が増えているため、日本に対して輸出するよりもまずは中国国内の市場で勝ち抜くことが事業拡大おいて重要かと思われます。そのため、今の所は中国国内で各社が激しい戦いをすることになると予想されます。

また、中国国内と比較して、EVに対して興味関心を持つユーザーが日本には少なく、日産のリーフを稀に公道で見る程度の普及率となっています。そのため、中国よりも人口が圧倒的に少なく、EVに対する関心が薄い日本市場に参入するメリットは今の所あまりないと中国メーカーは考えていると考えられます。

そして、中国でのEV車の普及は、中国政府の環境問題対策の一環として多額の補助金が支給されるという点が大きく、スペックの高いEV車を割安な価格で買えるという点で人気を博しているのも事実です。

補助金が引き下げられた最近では、少しEV車の売上台数が落ちるという減少も起きているなど、補助金とEV車の関係は深いものとなっています。日本では中国ほどEV車に対しての補助金が多くなく、日本のユーザーが積極的にEV車を選択するのかが怪しいのは事実です。そのため、中国メーカーも積極的な日本市場参入はためらっているのではないでしょうか?

まとめ

今回は韓国車に続き、まだあまり見ることのない中国車について特集しました。これまで、海外との合弁会社を設立して車を製造して販売するという形で、ほとんどが外資系メーカーの車というのが中国国内の車事情でした。しかし、EVなど先進的な車が販売されるようになったことで、バッテリーメーカーなど先進的な車を製造するのに有利なメーカーが数多く存在する中国は有利な戦いができることが予測されます。

日本ではまだ目にすることのない中国メーカーですが、路線バスの分野では日本参入も果たしており、観光地である京都の路線バスは一部BYD製のバスが走っていたりします。

EVなどの車に置き換わりつつある、車においての転換期である今だからこそ、日本はこれまでの技術を活かしながら中国などの新興勢力に対抗するための強い武器を持っておく必要があると感じます。

幸いなことに日本にもパナソニックなどのバッテリーメーカーやトヨタなどのハイブリッドシステムなどで先進技術を確立してきた自動車メーカーが多数あります。積極的にメーカー同士が協同することで中国などの新興勢力よりもいい商品を作り、現在の日本車という立場を守り切る事ができればいいなと日本人として願っています。

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