次期BMW・6シリーズは、パナメーラやAMG GTと直接対決するモデルに変身!?

スポーツカー好きではなく、高級車好きにウケたパナメーラを見習った

BMWがパフォーマンスカーの世界で頂点に君臨するようになったのは結構最近のことですが、メルセデスAMGやアウディを蹴散らそうとする、V10やV8エンジンを搭載した「M」各車の鼻息の荒さはたしかに凄まじいものがあります。 そんななか、ライバルのAMGは2ドアスポーツクーペの「GT」を投入するなど、以前に比べ路線変更を図っていますが、どうやら今後はパフォーマンスカー業界全体がそちらへと舵を切って行きそうな気配です。 このトレンドを一言で表すと、「ポルシェを追従する」ということになります。 というのも、4ドアスポーツカーたる「パナメーラ」が、モータースポーツ好きというよりはむしろ高級車を好む層に大ウケしているため、非常に良いビジネスになっているからです。 これに対してAMGは早速、元々2ドアの前述GTを慌てて4ドアに仕立てる計画を公表したくらいです。 それではBMWはどうするのでしょうか?

BMWも「本格スポーツカーが4ドアになったようなクルマ」を模索

BMWの高性能仕様車Mシリーズも、SUVから「M6グランクーペ」に至るまで様々なモデルを取り揃えています。 ただ、このクーペセダンをもってしても、パナメーラほどの官能的なフォルムには欠けているとされます。 次期型はどんなコンセプトで計画されているのか、注目されるところです。 さて、『Carbuzz』誌は2017年4月のニューヨーク・オートショーで北米BMWの商品企画部長ケイト・アリーニ氏(「6シリーズ」「7シリーズ」の担当者)にインタビューし、実はBMWもポルシェとメルセデスAMGと同じ方向性を目指しているという情報を得ました。 このところクルマ好きの間でも6シリーズの次期型については噂が絶えず、「今度はなんとポルシェ『911』に対抗するほどのクルマになるらしい」という説が有力視されています。

よりドライバー重視でスポーティーなモデルになるらしい、次期6シリーズ!

その説では、「8シリーズ」がグランツーリングの需要に対応すると言われています。 ただしさらに言うと、今のような流麗なスタイルをまとった6シリーズのグランクーペは廃止になるという、残念な推測もなされています。 当のアリーニ氏はどうなるかについて明言はしませんでしたが、彼女が示唆したところでは、たしかに6シリーズは現行モデルほどの快適重視な車はやめて、ドライバーズカーに転身するということです。 「次期6シリーズは多くの人を驚かせることになると確信しています」とアリーナ氏は述べていますが、もちろん新型でも高級感が削られるはずはなく、パフォーマンス性がより重視されると言う事です。 つまりどちらかと言うと、現行車のような「スポーティーなセダン」というよりは、スポーツカーが利便性を考えて4ドアになったようなクルマ、になるというわけです。

新世代プラットフォーム採用+ハイブリッド化で、準備万端!

これまでのBMWを見ると、スポーツカーのサスペンションをアウトバーンでの快適性をも考慮してセッティングしてくる傾向にあります。 そう考えると、次期6シリーズがポルシェ・パナメーラやAMG・GTに真っ向勝負をしかけてきても、不思議ではありません。 またアリーニ氏の話しからすると、現行7シリーズや新型5シリーズが採用した新世代の「クラスター・アーキテクチュア」プラットフォームを、次期6シリーズも採用すると見て良さそうです。 これからBMWのラインナップ全体に拡大して行くはずの車台なので、これは自然な流れと言えます。 さらに、デビュー間近の次期「M5」が4WDを初採用するとの報道からすると、次期6シリーズもそれを踏襲して、パナメーラとの戦闘態勢を整えることになるでしょう。 一方のポルシェはシステム合計で680PSにもなる「パナメーラ・ターボS Eハイブリッド」を追加するなど、燃費性能の向上にも余念がありませんが、アリーニ氏はBMWも今後電動化を推し進めて、ライバルに引けを取らない総合力を身につけると強調しています。 こうした話を聴くと、ますます実車の登場が楽しみになります。 燃費や効率性ばかりが取り沙汰されるなか、「クルマ好きにとって退屈な将来になりそうだ」と見る向きもありましたが、幸いなことに、そんなことはなさそうです!

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