空気圧を高くするのは良くない!?タイヤ空気圧に注意しましょう!

そのタイヤの空気圧、正常ですか?

タイヤの適正空気圧というものは車によって異なります。 大抵は運転席のドアを開けると、車体側のドアで隠れていた部分にタイヤの適正空気圧が印刷されたステッカーが貼ってあり、そこで判断することが可能です。 (車種によっては、取扱説明書にしか記載が無いかもしれません) 自分の車が履いているタイヤサイズがわからないという人もいると思いますが、市販されているタイヤなら側面にメーカー名やブランド名などとともに、「195/50R-15」などとサイズが書いてあります。 インターネットなどで純正タイヤのサイズを検索する方法もありますが、中古車ではもちろん、新車でもオプションで標準と違うサイズのタイヤを履いていることもありますし、実物を確認する方が無難です。 タイヤサイズがわかれば、あとはそれに対する適正空気圧を確認し、調整すればOK。 方法のわかる人はセルフ式のガソリンスタンドに自分で調整できるエアタンクや空気圧調整装置が置いてありますし、わからない人は有人スタンドで給油のついでに、タイヤの空気圧調整をお願いしても良いでしょう。

タイヤ空気圧が低すぎることの弊害

タイヤの空気というものは、通常の空気を入れている限り、少しずつ抜けてしまいます。 タイヤを構成しているゴムなどの素材は一見ガッチリ密閉しているようでも、その密度より空気を構成している気体の方が分子密度が少ないので、すり抜けてしまうからです。 また、気温の変化で体積が減少してしまうため、:寒い時の方が空気圧が低くなります。 冬季など寒い季節は、冬タイヤに交換しなくとも空気圧が適正値より下がっていないか、寒い時ほどチェックした方が良いでしょう。 そうしたチェックを怠って低い空気圧のままで走っていると、良いことはありません。

空気圧が低いことによるデメリット

・タイヤが潰れて接地面積が増えて転がり抵抗が増してしまう。 ・カーブなどでタイヤに力がかかった時に変形して、変なところでスリップなどの原因になる。 ・抵抗の増加でタイヤの熱が上がりやすくなるためゴムなど素材に悪影響を及ぼし、損傷の原因になる。 ・段差に乗り上げた時などに衝撃を吸収しきれず、タイヤの構造を痛める可能性がある。 ・タイヤの片摩耗(片減り)の原因になる。

タイヤ空気圧が高すぎることの弊害

かといって、空気圧が高すぎてもいけません。 最近は燃費を稼ぐためのタイヤで高い空気圧が求められる場合もありますが、それはそのタイヤがそういう「仕様」というだけで、どんなタイヤでも空気圧を上げるのがいいこととは限らないからです。 たとえば空気圧を上げて接地面積を減らせば転がり抵抗は確かに減りますが、言い換えれば「接地面積が減った分、接地している部分だけ力がかかってそこだけ摩耗する」ということでもあります。 そうやってタイヤの寿命が縮めば、燃費を稼いだところで、費用でも環境面でも台無しです。 昔から教習所でも「高速道路の走行時には少し空気圧を高めに」と教えられますが、適正空気圧の中心から、せいぜい0.1~0.2kpaまででしょう。

空気圧が高いことによるデメリット

・接地面だけが急激に摩耗してタイヤの寿命が縮む ・それ以外の接地面も傷がつきやすくなる ・路面の段差などによる衝撃を吸収せず、乗り心地が悪化する

タイヤ空気圧の変化に気を遣うなら、窒素充填という手も

とはいえ、空気圧を頻繁にチェックするのは煩わしいという人もいるでしょう。 そうした人の場合、空気の代わりに窒素充填もオスメです。 窒素も、酸素同様空気を構成しているのには変わりありませんが、窒素以外の気体はタイヤを構成するゴムよりも分子構造が細かいので、少しずつゴムを通って抜けていってしまいます。 そのため最初から窒素だけを入れることで空気が抜けることを防げますし、水分が含まれないので、気温の変化で結露(水になって体積が減る)や蒸発(空気に戻って体積が増える)による空気圧変化も起きにくいです。 どこでも充填できるわけでは無いですし、空気のように無料で充填できるわけでもありませんが、一度入れてしまえばメンテナンスの必要性は低いので、窒素で適正空気圧にしてしまうのが一番タイヤを適正に保てる方法でしょう。 車はタイヤが傷んだり正常で無いと本来の性能を発揮できないものですから、気を使ってあげることで、よりよいカーライフを送れるようになります。

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