首都高の黒いポルシェ930ターボ、ブラックバードは架空の存在か?

自動車バトル漫画の皮をかぶった哲学漫画、湾岸ミッドナイト

1990年に連載開始から、2017年2月の時点で続編を含めて27年続いています。

「湾岸ミッドナイト」とその続編「C1ランナー」、続々編「銀灰のスピードスター」「首都高SPL-銀灰のSPEEDSTER-」(いずれも楠みちはる作)。

首都高速道路を中心に、そこで夜毎繰り広げられる違法な公道バトルと、それを取り巻く人々それぞれの車に対する哲学を描いた漫画です。

もちろん公道バトルそのものは違法行為に違いありませんが、その一点を除けば登場人物たちの車に対する想いは真剣かつ哲学的で、「単純な勝ち負けの問題」ではないからこそ、長年支持されてきたと言えます。

最近の自動車を取り巻く環境は、哲学とは正反対の合理的な話題が多いですから、車に熱い想いを持つ人間にとっては魅力なんですね。

その作中に登場する車の1台がまた、さまざまな人間による想いの詰まった1台、930型ポルシェ 911「ブラックバード」です。

湾岸線の黒い怪鳥、ブラックバード

連載初期から主人公車の「悪魔のZ」こと日産S30型フェアレディZに対する永遠のライバルのように幾度も登場するのが、ポルシェ911で首都高湾岸線を夜な夜な高速で駆け抜ける「黒い怪鳥、ブラックバード」。

その名の通り漆黒のポルシェ911ターボで、初期は930型でしたが、連載途中から964型に変わっています。

悪魔のZに対抗すべく「もう車検を取れなくなるのを覚悟で」パイプフレーム化およびカーボンボディによる超軽量仕様となり、残り1年ほど(次の車検まで)の寿命を燃やし尽くすはずでしたが、なぜか現在の続編まで健在。

もしかすると、途中で別な個体に入れ替わって存続しているのかもしれません。

パイプフレーム仕様にしたところ、前後の重量バランスが激しく狂い、超高速走行時はフロントタイヤがほとんど浮いている危険な状態だったことから、中身だけやはり別の930に入れ替えたとしても不思議では無いでしょう。

なお、続編「C1ランナー」以降は元々のオーナーから借りたような形でドライバーが変わっており、フルラッピングで全面シルバーのボディに変わっているため、中身はともかく見た目は「ブラックバード」ではありません。

 

ブラックバードにはモデルがいた?

なお、このブラックバードにはモデルが実在したと言われています。

連載開始当時、夜の首都高を実際に連日ぶっ飛ばしていた黒い930型の911ターボがいて、それを漫画に取り上げたと言われていました。

つまり、モデルというより元ネタということですが、実際に相当なスピードで走っていた黒い911ターボの目撃談はかなり見かけますので、実在したと言っても良いでしょう。

とはいえ、1990年の連載開始当時から走っていれば、既に27年もたっています。

1990年と言えばバブル景気真っ盛りの頃でしたから、あるいは20代の若いドライバーが景気良く転がしていた可能性もありますが、仮にそれほど若いドライバーだったとして、現在はもうどんなに若くても50代です。

実際には60代オーバーの可能性も高いと考えると「実はブラックバードは俺だった」とは、なかなか言い出しにくいかもしれません。

何と東京オートサロンに展示されていたことが?

そう思っていたのですが、実際に「これがモデルだ」というポルシェが、2007年の東京オートサロンに展示されていたという情報を見つけました。

1985年頃には既に首都高湾岸線で有名になっていた走り屋チームがあったそうで、その会長が乗っていた930型ポルシェ911ターボこそが、ブラックバードのモデルだったそうです。

しかもそれに憧れてローンで930型911ターボを買って首都高湾岸線を走っていた人が制作会社の目に止まり、後にVシネマ(劇場公開はされないビデオ配給版映画)版の「湾岸ミッドナイト」にブラックバード役で出場しています。

そして本物の「ブラックバード」はといえば、2007年のオートサロンに展示されたそうです。

1985年の時点で走り屋チームの会長だった人ですから、2007年から10年がたち、2017年となった今でも車ともどもご健勝かどうかまでは不明ですが…

しかし、オチが湾岸の怪鳥ならぬ「湾岸の会長」だったとは、オドロキでしたね。

 

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