マクラーレンにはP1というハイブリッドのスーパーカーがあります。
2013年5月に販売開始され、日本でもすぐに完売した車両です。
スーパーカーファンにとって、マクラーレンP1がどのような車か気になる方もいるのではないでしょうか?
本記事では、マクラーレンP1の車両スペックや特徴を徹底解説します。
マクラーレンP1について細かく知りたい方は、ぜひ最後までご覧下さい。
マクラーレンP1の特徴
マクラーレンP1の特徴は、軽量化を実現していることからボディの部品がカーボンファイバーで軽さに拘っていることです。
快適性よりも、走行性能の良さを重視していることから車内環境も軽量化された造りとなっています。
また、エクステリアは走行中に風の抵抗を受けにくい造りとなっており、さらにデザイン性も追及されスタイリッシュな見た目です。
軽量化やスタイリッシュな見た目など、拘りの追求と、マクラーレンだからこその走行性能も備えた車と言えます。
マクラーレンP1の生産台数
マクラーレンP1の生産台数は世界で375台のみです。
1台1台丁寧に製造された車両、マクラーレンP1を手にする人は、世界でも限られた人数しかいません。
車の性能も高いですが、希少価値も高く購入コストはとても高額な車両です。
当時の日本円に換算すると9,937万円となり、さまざまな面から日本でも手に入れられる人は、ごく少数と言えます。
マクラーレンP1のスペック
マクラーレンP1のスペックは以下の通りです。
発売日 | 2013年5月28日 |
駆動方式 | MR |
燃料 | ハイオク |
排気量 | 3,799cc |
トランスミッション | 7DCT |
乗車定員 | 2名 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,588×1,946×1,188 |
車両重量 | 1,395 |
前輪タイヤサイズ | 245/35R19 |
後輪タイヤサイズ | 315/30R20 |
マクラーレンP1の車両スペックで注目なのが、車の大きさです。
具体的には、マクラーレンP1の全長を国産車で表すと、トヨタ・プリウスと同じくらいです。
また、マクラーレンP1の全幅を国産車で表すとトヨタ・アルファードよりも大きいのです。
それでいて、車両重量1,395kgと国産車の中型クラスと同じレベルなので、とても軽量化されている車ということがわかります。
マクラーレンP1の車格は大きいのに、重量が軽く軽量化に成功しているスーパーカーと言えます。
マクラーレンP1は誰でも購入できる車両ではない
マクラーレンP1は誰でも購入できる車両ではありません。
車両価格は9,000万円を超えるから購入できないのではなく、お金があったとしてもマクラーレンP1を買えないのです。
マクラーレンを購入するにはイギリス本社の審査に通過する必要があり「お金があるから販売してもらえる」とは限りません。
マクラーレンP1であれば、F1という車種を購入していないと注文すら受け付けてもらえないなど、購入ハードルが高いのです。
大量販売をしている自動車メーカーではないので、マクラーレンというブランドを守るための手段なのでしょう。
まとめ
マクラーレンP1について車両スペックや特徴を詳しく解説しました。
走行性能にこだわり、できる限りの軽量化をしている車ということは理解できたかと思います。
車の大きさからわかるように、決して小さい車ではないものの、実際の重量は国産車の中型クラスと、軽量化に成功し走行性能が高い車です。す
マクラーレンP1はただ高いだけでなく、それだけの性能があり車両価値も高いのです。
そして購入できる人も限られており、マクラーレンブランドの敷居が高いことを象徴しています。
本記事が、マクラーレンP1のことを知りたいファンの方のお役に立てると幸いです。