【M3クーペ】BMW4シリーズに変貌を遂げた幻のモデル

BMWシリーズの量産モデルで3シリーズがありますが、その中のモータースポーツ部門で生産されるM3は3シリーズ最高位のモデルとして君臨し、小型でありながらハイパワーを発揮し、まさに「羊の皮を被った狼」と言っても良いプレミアムスポーツクーペです。

BMW M3 クーペとは

引用元:https://www.goo-net.com/cgi-bin/fsearch/goo_used_search.cgi?category=TPC&phrase=bmw+m3+m3%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%9A&query=bmw+m3+m3%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%9A

世界販売がもっとも多い量産モデルであるBMW3シリーズは日本でも多く流通しており、その中の最高グレードであるM3はモータースポーツ用(レーシング仕様)にチューニングされた車両であり、クーペはその中の2ドアモデルとなります。M3クーペは2007にE92型が3シリーズのフルモデルチェンジに伴い同時デビューを果たし、2014年まで続いたモデルです。全長が4,620mmと、一見すれば国産車中型サイズと同等でありながら、総排気量4,000ccV型8気筒エンジンを搭載し、最高出力420ps、最大トルク400Nm(40.8kgm)/3,900rpmを発揮していました。
このモデルは4世代モデルとして発売され2014年まで引き続くも、3シリーズのクーペモデルが4シリーズにバージョンアップしたため、5世代モデルからは4シリーズのクーペ専用モデルへと変貌し、最高グレードがM4となったため、幻のM3クーペとなりました。

BMW M3のインテリア&エクステリア

M3のインテリアについて

引用元:http://newing-inc.com/interior/bmw-3%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BAe92-%E5%86%85%E8%A3%85%E5%BC%B5%E6%9B%BF%E3%81%88/

スポーツモデルとして走りを追求したM3はロングドライブでも疲れないような座席位置、ステアリングの位置が最適化されており、シフトチェンジやアクセル&ブレーキワーク、各種操作が運転姿勢からし易いような設計となっています。ナビゲーションシステムをはじめとする各種操作はダイヤル操作となっており、直感的に操作できるような設計になっています。シート素材はM3専用に用意されたスポーツシートに高級本革が採用され、シートヒーティングシステムを搭載したパワーシートとなっています。後部座席は中央座席を持たない2座席で4:6可倒式のため、座席を倒すことでラゲッジを拡張することが可能となります。

M3クーペのエクステリアについて

引用元:http://ism.excite.co.jp/car/rid_Original_15211/

M3クーペの外観デザインはこれまでのモデルと異なりシャープなシルエットを持ち、ルーフからテールに向かうラインが流線型で、車両前方部分もBMWの伝統的デザインである大きめのキドニーグリル脇から側面にかけて伸びるヘッドライトがリフトアップされ、強さを前面に出した面持ちとなっています。通常の3シリーズクーペとの違いはルーフがカーボン仕様でインパクトがあります。アンダーバンパー中央部付近に片側2本出しの排気パイプがスポーツモデルらしい特徴です。

現行型M3に採用されるテクノロジー

M3に搭載されるM Drive

引用元:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/m-series/m3-sedan/2017/driving-dynamics.html

現行型のM3にはM Driveが標準装備されています。EDC(エレクトリック・ダンパー・サポート)やDSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)と共にエンジンのレスポンスが設定画面が変更可能なM Driveを装備しています。コンソール部分シフトレバー脇に配置されるスイッチでパワーモードとEDCモードの切り替えが可能で、パワーモードを選択することで、高出力を発揮し、高レスポンスでのシフトチェンジを可能とるため、エンジンの回転数からあらゆる路面状況を把握し、スムーズな加速を実現するとともに、早期で最大速度に達することでその後安定した走行を可能とします。

空力抵抗の隠されたテクノロジー

引用元:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/m-series/m3-sedan/2017/driving-dynamics.html

これまでのモデルと大きく異なる部分にエクステリアデザインがあり、真横からのシルエットは流れるようなラインを持ち、卓越した空力抵抗を実現します。運転席を中心にノーズダウンにテールアップという高効率に相対する空気抵抗を後方に送り込み、ラジエーターグリルやアンダーバンパーから送り込まれた空気によりエンジンの冷却をするとともに高負荷を発揮するツインターボエンジンに大量の空気を送り込む役割を果たしています。強力なダウンフォースを得たM3クーペは速度を増すごとに強力なダウンフォースを得て路面に密着し、ハンドリング操作をしてもブレの無い安定した走行が可能となります。

M3のパワートレインについて

M3の強力なエンジンとは

引用元:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/m-series/m3-sedan/2017/engine.html

総排気量3,000ccでV型6気筒ツインターボエンジンは最大出力420馬力という圧倒的なパワーを持ち、レーシングカー並のパワーを発揮します。3気筒に1バツの小型化された高効率のタービンにより、アクセルを踏み込むことでシリンダー個々に独立したスロットル・バタフライがレスポンスよく開閉し、シリンダー内に適時燃料が送り込まれ、高い走行性能を発揮します。当初、4,000ccとして生産されたM3ですが、現行型では3,000ccへとダウンサイジングされると共にツインターボが搭載され、パワーアップしたことで時速100kmまでに掛かる時間はわずか4.6秒と驚異的です。

高負荷でありながら低燃費エンジン

引用元:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/m-series/m3-sedan/2017/engine.html

M3は3シリーズクーペの中でも特別に設定された機能を持ち、ブレーキやサスペンションなどの足回りやエンジン、エレクトロニクス系統など他のグレードに無い特別な装備が設定されています。これらの装備は走行性能を極限に上げるためのもので、レーシング仕様として装備されるものです。レーシング仕様でありながら、燃費軽減を意識し、無駄な燃料消費を抑えるために停車時にエンジンをストップします。ブレーキを踏み込むことでエネルギーをバッテリーに回生する装置と共に燃費軽減に寄与しています。新開発7速DCT(ダブル・クラッチ・トランスミッション)により効率の良いシフトチェンジで高負荷の時間短縮で燃費の軽減を目的とします。

まとめ

現在は4シリーズにバージョンアップした3シリーズクーペの最高峰であるM3クーペ。卓越したテクノロジーによりこれまでにないパワーを発揮し、現在でもM4にその遺伝子が引き継がれています。
4シリーズにバージョンアップしたことで生産が終了となり幻の名車となったM3クーペですが、現在は中古車市場でも人気が高く、希少価値により相場を上げています。エアロパーツやサンルーフ、特別なパッケージがカスタマイズされた車両で走行距離が少ないものは高値で流通しています。

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