車との出会い2023.02.02 ancar

ランチアストラトスの中古車は希少性が高い！流通状況を徹底解説

ランチアストラトスという1970年代に注目を集めた車があります。

1970年代にラリー界で多くのチャンピオンに輝き世界的に有名になりました。

有名となったランチアストラトスは1973年から1975年にかけて少量の台数が販売されました。

ランチアストラトスのファンの中には「中古車は出回っている？」など流通状況を知りたい方もいるでしょう。

本記事では、ランチアストラトスの中古などに関する流通状況を紹介します。

ラリーファンやランチアストラトスファンは、現車を一目見られるチャンスがあるかもしれませんので、ぜひ最後までご覧ください。

ランチアストラトスの中古車情報

ランチアストラトスの中古車状況は、大手情報誌などの掲載はありません。

そのため、ランチアストラトスの中古車を見つけることが困難でしょう。

ランチアストラトスはクラシックカーの部類に属しており、世界的に熱狂的なファンが多い車です。

そのため、ランチアストラトスの中古車値段はとても高騰しているのです。

2020年に行われた海外でのオークションでは、日本円にして約7,100万円で落札されたという話もあるほどです。

ランチアストラトスを中古車で手に入れるには、相当な金額と労力が必要になります。

ランチアストラトスのスペック

ランチアストラトスのスペックを紹介します。

乗車定員	2人
ボディタイプ	2ドア
駆動方式	MR（横向きエンジン）
エンジン	V6DOHC
排気量	2,418cc
トランスミッション	5速MT
全長×全幅×全高mm （コンペティツィオーネ後期Gr.4使用の横幅）	3,710×1,750（1,860）×1,114
車両重量	980kg

ランチアストラトスのスペックを見て驚きなのが、これだけの大きさの車で車両重量が980kgなことです。

2023年現在の国産車を見ると排気量2,400cc前後の車では、車両重量は1,500kg前後ある場合がほとんどです。

しかし、ランチアストラトスの重量は980kgで、とても計量ボディです。

製造する目的が完全にラリー用で製造されていたことがわかるスペックと言えます。

エンジンのパワーがあり軽量化された車体なので、とても走行性能が高かったことでしょう。

現代で言うフェラーリなどのスーパーカーと同じレベルの位置づけである車なので、当時は一度は乗ってみたい憧れの車と言えるスペックです。

ランチアストラトスはどのような車？

ランチアストラトスはラリーレースで勝つために作られた車です。

そしてラリー界の車が販売されるには理由がありました。

当時ラリー選手権のGTSクラスに参加するには、生産台数がノルマとして位置づけられていました。

400台以上生産しなければならない規定なので、ランチアストラトスは492台のみ生産されました。

そのため、希少車として世界的に人気を集め2023年現在でも高額で取引されています。

しかし、30年以上経過する車なので、492台生産されたうち事故などから廃車となっている車もあるでしょう。

現代にどれだけの中古車が残っているかは不明です。

まとめ

ランチアストラトスの中古車流通について紹介させていただきました。

結論から言うと、ランチアストラトスの中古車は一般的な情報誌では掲載がないということです。

一般的な流通網では出回ってこない車がランチアストラトスです。

中古車で流通していない理由は、生産台数が492台しかないということや、販売されてから30年以上経過していることが挙げられます。

ランチアストラトスのファンの方でどうしても見たい方や手に入れたい方は、クラシックカー専門店を訪ねるのが一番早いでしょう。

本記事がランチアストラトスの中古車について知りたい方のお役に立てると幸いです。

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