皆さんはアメリカを代表する車と聞かれると何を思い浮かべるでしょうか。
フォードやシボレーといった今でも最新型が出ている車両を思い浮かべる人も多いでしょう。
しかしアメ車は歴史が古く、古き良きアメ車も数多く存在しています。
その一つに、アメリカ映画でもよく登場するビュイックがあるのをご存知でしょうか。
映画内でも度々登場することから、気にはなっているけどよく知らないという方も多いでしょう。
そこで本記事では、ビュイックから登場しているリーガルワゴンについて紹介していきます。
本記事を読むことで、ビュイックリーガルワゴンの特徴や中古車価格について、詳しく知ることができます。
ビュイックとはどんなブランド
ビュイックとは、GMの乗用車ブランドの一つです。
戦後から続くキャデラックやシボレーなど5つのうちの一つです。
オールズモビルという、かつてあったブランドと対をなす高級ブランドでした。
1960年代までは、対をなしていたオールズモビルは「控えめなお金持ちが乗る車」とされていました。
それに対してビュイックは、「上昇志向の高いエグゼクティブが乗る車」と定評があったそうです。
そのため、オールズモデルよりもきらびやかな内装で、美しいボディが特徴的でした。
日本には戦前から輸入されており、戦後直後に総理大臣を務めた吉田茂が愛用していたことでも有名です。
ビュイックリーガルワゴンの特徴
ビュイックリーガルワゴンの特徴は、古き良き時代を感じさせるところが最大の特徴です。
ボディはミドルクラスのセダンがベースとなっており、そのワゴン版として登場しています。
この形が当時、日本でも一躍大ブームを巻き起こすほど人気が出ました。
リーガルワゴンは少し昔の映画を見るとよく登場しており、古い車両ですが当時のアメ車の良さを感じさせます。
さらにボディにウッドが使われていることも特徴的で、古臭さを感じますが、今の車両にはない魅力です。
当時からリーガルワゴンはカスタムカーとしてみることは少なく、純正のものが多かったようです。
カスタムカーが少ないということは、純正のままが1番カッコいい状態だったと捉えることができます。
ビュイックリーガルワゴンは実用性がある
ビュイックリーガルワゴンは、実用性が高い車です。
アメ車ということもあり、使い勝手が悪いと思われる方もいるでしょうが、それとは裏腹に実用性が高いです。
車両サイズはミドルサイズということもあり、全長4,930mm、全幅1,770mm、全高1,465mmとなっています。
全長は少し長いため大きく感じるでしょうが、全幅はそこまで大きくなく、現代で言うとプリウスぐらいです。
そのため運転に自信がない方でも、乗れる範囲ではないでしょうか。
さらに内装は全長が長いこともあり広々としています。
古い車両特有のベンチシートも魅力的で、シート素材がモケットのため、柔らかく座り心地が良くなっています。
ビュイックリーガルワゴンの中古車価格は
ビュイックリーガルワゴンの中古車価格について紹介していきます。
車種 | 年式 | 走行距離 | 色 | 価格 |
リーガルワゴンエステート | 1993年 | 17,0万km | アイスブルー | 2,580,000円 |
リーガルワゴン
ターボ |
1980年 | 7,0万km | ブルーメタリック | 2,200,000円 |
リーガルワゴン
リミテッド |
1991年 | 3,9万km | ダークブルー | 1,680,000円 |
ビュイックリーガルワゴンは、20年以上も前の車両ということもあり、球数がかなり少ないです。
中古車情報を見ても20台ほどしかありません。
価格は様々ですが平均すると150万円ほどです。
年式が古いこともあり、走行距離が高いものばかりとなっています。
それでも100万円は超えてくるため、当時の人気が伺えます。
今後古くなる一方のため、購入を考えている方は、早めに購入することがオススメです。
まとめ
ビュイックは、GM社から登場している乗用車ブランドで、アメリカで有名な高級ブランドの一つです。
そんなビュイックから登場しているリーガルワゴンは、アメリカ映画でもよく使われるほど、人気の車両です。
日本でも元総理大臣が愛車にするような車両でした。
「上昇志向の高いエグゼクティブが乗る車」としても定評があった車両です。
現在では、中古車しか存在しておらず、球数も少なく希少性が高くなっています。
そのため購入を検討している人は、早めの購入がおすすめです。