F1レースに参戦しているマクラーレンには、かつて「アイルトン・セナ」というドライバーが活躍していました。
マクラーレン在籍中にタイトルも多く獲得し注目を集め続けたドライバーです。
「アイルトン・セナ」の名前をマクラーレンの車種にした車両、それがマクラーレンセナです。
マクラーレンの持つ技術を余すことなく活用して、サーキット仕様の最速のロードカーと言われています。
最速のロードカーということもあり、F1やマクラーレンそして、アイルトン・セナのファンはどのような車なのか気になる方もいることでしょう。
この記事では、マクラーレンセナについて特徴やスペックを詳しく紹介します。
マクラーレンセナを詳しく知りたい方は、ぜひ最後までご覧下さい。
マクラーレンセナはどのような車両?
マクラーレンセナはとにかく速い車です。
具体的な加速性能は、0~100km/hを2.8秒で到達するのです。
圧倒的な加速性能は圧巻の走りを演出します。
さらに、最高速は340km/hで加速性能だけでなく、加速後の伸びも味わえる車両です。
これだけの速度を出すためには、パワーのあるエンジンを利用することと、空気抵抗なども入念に計算された上での結果と言えます。
マクラーレンはF1レースに参戦していることから、速度を出す車両を造り上げるのは得意分野でしょう。
そのため、マクラーレンセナは細かな計算のもと造られたスーパーカーです。
マクラーレンセナの特徴
マクラーレンセナの特徴は速いことと併せて、軽量化などのボディの造りにあります。
ボディは全てのパネルをカーボンファイバー化しており、とことん軽量化にこだわっています。
さらに車内を見てもカーボン剥き出しで造られており、手を施して車両重量が重くなるのを避けているのです。
また、エクステリアも走行中の空気抵抗を限りなく抑えるため、空気の流れが通るようにレーシングカーのような造りとなっています。
マクラーレンセナが造られたときのサーキット仕様のロードカーという表現がピッタリなデザインでしょう。
マクラーレンセナのスペック
マクラーレンセナのスペックは以下の通りです。
全長×全幅×全高(mm) | 4,744×2,153×1,195 |
ホイールベース(mm) | 2,670 |
乾燥重量 | 1,198kg |
エンジン種類 | 90度V8 |
排気量 | 3,944cc |
最高出力 | 800ps/7,250rpm |
最大トルク | 800Nm/5,500-6,700rpm |
駆動方式 | 縦置きミッドシップRWD |
トランスミッション | 7速DCT |
タイヤサイズ | 前245/35R19・後315/30R20 |
マクラーレンセナのスペックを見ると特徴的なのは、車両重量が1,198kgで抑えられていることでしょう。
大きなエンジンや車格を有していながら、ここまでの車両重量で抑えられているのは、カーボンファイバー化などを行ったからです。
1,198kgは国産車で言えば、コンパクトカークラスの車両重量なので、ここまで軽量な車に大排気量のエンジンを合わせることで、異次元の加速性能を実現しています。
まとめ
マクラーレンセナの車両特徴やスペックについて解説しました。
やはり大きな特徴は加速性能や走行性能と言えるでしょう。
異次元の走行性能を実現するために軽量化を実施しており、とことん走りをこだわり抜いた車両と言えます。
マクラーレンセナはサーキット仕様のロードカーということで、性能を最大限発揮するには日本の道路では不可能です。
サーキット走行でもドライバー次第では性能を使いこなせないでしょう。
それだけすごい性能を備えた車がマクラーレンセナなのです。
本記事がマクラーレンセナについて知りたい方のお役に立てると幸いです。