世界最高峰の自動車と呼ばれているのがロールスロイスです。
イギリスに本社を構えているロールスロイスはほとんどが、職人の手作業によって作られていることで有名です。
高級車の中の高級車と呼ばれるロールスロイスには、走りを楽しむオープンカーモデルがあるのをご存じでしょうか。
本記事では、そんなオープンカーモデルになる「ドーン」について、特徴やスペック、価格帯について解説していきます。
本記事を読むことで、ロールスロイス ドーンについて詳しく知ることができます。
ロールスロイスドーンの特徴
ドーンの特徴はロールスロイス レイスをベースにしたソフトトップオープンカーだということです。
ロールスロイスでは初めての、コンバーチブルモデルとなっています。
現在販売されているドーンは、かつての名車「シルバードーン・ドロップヘッド」から発想されました。
ちなみにそのシルバードーン・ドロップヘッドは1950年から1954年の間にわずか28台のみ生産された伝説の車両です。
ドーンは「音」にこだわっているため、ボタン一つでルーフが静かに格納されます。
走行時も50㎞以下であれば格納できるため、急な雨などにも対応できるため止まる必要がなく便利です。
ロールスロイス ドーンは夜明けを意味し、なずけられた思いに目覚めや自分で感覚を広げるという意味が込められています。
ロールスロイス ドーンの内装・外装
ロールスロイスの内装・外装について紹介していきます。
内装
内装に関してはさすがロールスロイスといった作りこみと完成度になっています。
ロールスロイスは職人が手作業で作られており、高い木工技術やなめらかな革の内装はさすがと言える仕上がりとなっています。
クラシカルな雰囲気となっていますが、ナビゲーションやメーターは最新テクノロジーとなっていて、バランスの取れた内装です。
通常のコンバーチブルは後席が狭いことがデメリットですが、ロールスロイスは違います。
ロールスロイスドーンはコンバーチブルでありながら、どこの席に座っても快適な空間となっています。
外装
外装の注目すべき点はコンバーチブルだということです。
初めてのオープンモデルとなっており、走行中にもオープン操作ができることからも高いオープン性能です。
またルーフにもこだわりがあり、見た目は美しいデザインとなっています。
さらにルーフはなめらかな曲線となっており、走行中のノイズ発生を抑える役割も果たしています。
ロールスロイスドーンの価格帯
ロールスロイス ドーンの新車・中古車の価格について紹介していきます。
新車
ロールスロイスドーンの新車価格は3,740万円〜となっています。
ドーンのターゲットはより若い世代に向けられていますが、価格が価格なだけに富裕層かミドル世代に限られてきます。
世界最高峰の車両なだけあってかなり高額です。
中古車
中古車価格は、3,480〜4,950万円となっています。
ドーンの中古車は日本では球数がかなり少なくなっています。
そのため新車価格とあまり変わらない車両が多いです。
この場合中古車で購入するメリットはあまり感じられないと思われます。
ロールスロイス ドーンのスペック
ロールスロイス ドーンのスペックについて紹介していきます。
全長 | 5,295mm |
全幅 | 1,945mm |
全高 | 1,505mm |
ホイールベース | 3,110mm |
車両重量 | 2,560㎏ |
乗車定員 | 4名 |
エンジン | 60°V型12気筒ツインターボ/48バルブ |
排気量 | 6.6L |
最高出力 | 420kW |
最大トルク | 820N・m |
ボディサイズが日本車と比べるとかなり大きいサイズとなっています。
エンジンも高性能なため重たい車両を軽々と発進させてくれます。
そのため重量級のロールスロイスであっても、約5秒で100㎞/hに到達する加速力です。
まとめ
世界最高峰の高級車といわれるロールスロイスからコンバーチブルモデルが登場したことで注目を浴びています。
コンバーチブルとしてのルーフの格納性能は高く、走行中も格納できるため便利です。
ルーフ格納時は音があまり鳴らないほど、丁寧な作り込みとなっています。
コンバーチブルになっても変わらず内装の高級感を維持しており、ロールスロイスらしさを感じさせます。