ダイハツに、電動オープンカーの軽自動車、コペンがあるのをご存じでしょうか。今、コペンを4WD化してアクティブに楽しめるパーツが販売されるようになりました。そこで、コペンを4WDにするメリットやどんなコペンがあるのか、また、4WD化の方法などを解します。
コペンとは

コペンとはダイハツより2002年から現在まで発売されている軽スポーツカーです。軽自動車初となる電動オープンカーとして登場し、オープンカーでありながら高いボディ剛性を持っていることから、初代から2代目の現行型まで高い人気を誇るオープンツーシーターです。初代から、コアなファンが多く、熟練技能者による最終調整が行われることも大きな話題となりました。

コペンの特徴2つ
コペンの特徴は数多くありますが、その中でも特に他の軽自動車にはない特徴が2つあります。アクティブトップと呼ばれる独自の電動開閉式ルーフと、ルーフをオープンにしても使えるトランクルームです。そこで、コペンの特徴のオープンシステムと、オープンでも使えるトランクについて詳しく解説します。
コペンの特徴1:手軽なオープンカー
コペンの特徴は、電動で屋根の開け閉めができるアクティブトップです。走行中は操作できませんが、電動操作で開閉ではともに、約20秒で完了します。これなら、急な雨でもあわてることなく屋根を閉められるので、快適なオープンカーライフが楽しめます。電動オープンなので安全性も確保されており、サイドブレーキを引いていない状態や走行すると作動しない制御が施されているのも特徴です。
コペンの特徴2:オープン状態でもトランクが使える
オープンカーといえば、ルーフをトランクに格納する事が普通なので、オープンの状態ではトランク内に荷物は置けません。しかしコペンは軽自動車というコンパクトボディでありながら、オープンの状態でも、トランクにハンドバックなど小さな荷物を収納することが可能です。ルーフのクローズ時にはゴルフバックが2個も入る大容量で、2人乗りとして十分な広さを確保しています。
コペンに4WDモデルはない

コペンは、軽自動車の本格オープンスポーツカーとして誕生しました。軽自動車ならではの小回りの利くコンパクトなボディを武器に、風を感じて走れるスポーツカーです。本格スポーツカーとして誕生したコペンには、初代も2代目もFFのみの設定で、4WDモデルはありません。4WDモデルにすることで重量が増え、本来の軽快な走りをスポイルしてしまうことが、FFのみの設定である理由です。
コペンを4WDにする方法とは?
FFのコペンを敢えて4WDにするキットが販売されているので、それを使えばコペンを4WD化することは可能です。コペンに4WDとは、などと思う人もいるかもしれませんが、最低地上高が僅か110mmのコペンは、雪が降ると走行不能です。もし4WDにできて車高も上げることが可能なら、雪道でも関係なく走行できるオープンスポーツカーが完成します。
コペン専門店「も。ファク」
コペンのカスタムを得意とする「も。ファク」では、ECUチューニングから足回りやエアロパーツの開発販売だけでなく、コペンのハイリフトパーツの販売も手掛けています。コペンの車高を上げるだけに留まらず、FFから4WD化するキットをラインナップに加えて販売しています。キットは、個人でも購入可能ですが、改造はプロショップでもない限りかなり難しく、そのままでは車検も通らないので、構造変更申請が必要です。
コペンを4WDにするメリット3つ
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