フォルクスワーゲンは、世界の自動車販売台数の上位に立ち続けるドイツの自動車メーカー。
日本でも人気の高いフォルクスワーゲンは、中古車市場への流入も多く、購入を検討している人も多いのではないでしょうか。
今回は、フォルクスワーゲンの中古車のおすすめモデルや故障のしやすさ、中古車を購入するときの注意点について解説します。
フォルクスワーゲンの中古車のおすすめモデルは?
フォルクスワーゲンの中古車の購入を検討している人の中には、どのモデルが良いのか迷う人もいるのではないでしょうか。
ここでは、フォルクスワーゲンの中古車の中でも、特に人気が高いおすすめモデルを紹介します。
1.ザ・ビートル
1930年代に誕生した「ビートル」のデザインを引き継いだ2ドアクーペの「ザ・ビートル」。
ビートルはドイツ語で「かぶと虫」という意味を持ち、その意味の通り、かぶと虫を連想させる丸いボディラインと丸いライトが特徴です。
所々ブラックアウトされたエクステリアは、可愛らしさだけでなく、老若男女問わず誰でも似合うデザインになっています。
ザ・ビートルの中古車価格の相場は、44~419万円程度です。
2.ゴルフ
フォルクスワーゲンの主力モデルのハッチバック車である「ゴルフ」。
2021年にフルモデルチェンジが行われ、8代目が販売されました。
それによって、モデルチェンジ前の旧型モデルは、以前よりも低価格で手に入るようになっています。
ゴルフの中古車価格の相場は、2013年モデルは49~535万円。現行モデルは、330~398万円程度です。
3 ポロ
フォルクスワーゲンの人気コンパクトモデル「ポロ」。
輸入車の中でも小柄なボディが特徴で、狭い道でも扱いやすく燃費性能・環境性能にも優れた車種となっています。
また、2021年にビッグマイナーチェンジが行われました。
ポロは低価格なモデルであるため、中古車であればさらにお得に手に入ると言えるでしょう。
ポロの2018年モデルの中古車相場は、98~360万円程度です。
フォルクスワーゲンの中古車は故障しやすい?
フォルクスワーゲンは、日本の主要メーカーと比べると故障率が高い車種です。
中古車であれば特に「故障のしやすさ」に不安を感じて、購入を躊躇している人も少なくないでしょう。
フォルクスワーゲンに発生する故障には、さまざまなケースがあります。
特に、フォルクスワーゲン特有の故障には注意しなければなりません。
■フォルクスワーゲン特有の故障
・窓落ち
・DSGシステムのトラブル ・電気系統の故障 |
フォルクスワーゲンの中古車の故障率を下げるには、日頃の丁寧な運転や、定期的なメンテナンスをしっかりおこなうことが大切です。
また、中古車を選ぶときは可能な限り「純正品」が付属しているモデルを選ぶようにしましょう。
フォルクスワーゲンの中古車を購入するときの注意点
フォルクスワーゲンの中古車を購入する際には、いくつか注意することがあります。
フォルクスワーゲンに限らず中古車の購入時にも役立つため、ぜひ参考にしてください。
年式や走行距離
フォルクスワーゲンに限らず、中古車の価格は年式や走行距離によって大きく変動します。
輸入車は初年度登録から約5年経過すると、交換が必要な部品が出てくると言われています。
年式が古い中古車を購入するときは、部品の交換がされているかをしっかりと確認するようにしましょう。
部品の交換がされておらず、後から自分で交換をしなければならないケースがあるため注意しましょう。
車検の有効期間
車検が切れている場合、車両の購入費用に加えて車検費用を一緒に支払わなければなりません。
どうしても購入したい車種であれば仕方ありませんが、車検が残っている中古車であれば初期費用を抑えることができるのでおすすめです。
修理歴があるか
過去に修理したことがあるかは、中古車を購入するうえで重要なポイントの1つです。
大きな事故や故障などによって破損した箇所を修復した場合、元に戻っているように見えても後から不具合や故障を引き起こす可能性があるためです。
見た目はきれいなものの、後から高額な修理費がかかってしまう可能性があるため注意しましょう。
まとめ
今回は、フォルクスワーゲンの中古車のおすすめモデルや故障のしやすさ、中古車を購入するときの注意点について解説しました。
中古車を購入する際は、年式や車検・修理歴について注意しつつ、予算や好みに合わせて選ぶことをおすすめします。
フォルクスワーゲンの中でも車種に迷う人は、ぜひ当記事のおすすめモデルをチェックしてみてください。