シボレーカマロZ28は1967年に初登場した初代カマロの最高級モデルです。
1960年~1970年代のマッスルカーブームにおいて大きく貢献し、後々のカマロを注目させるきっかけとなったモデルです。
2014年にはマイナーチェンジにより、カマロZ28が復活したことにより再び注目されました。
再び注目されたことによりどんな車なの?と気になっているかたもいるでしょう。
そこで本記事ではシボレーカマロZ28の特徴やスペックについて詳しく解説していきます。
本記事を読むことでシボレーカマロZ28について詳しく知ることができます。
シボレーカマロZ28の特徴
シボレーカマロZ28の特徴は1967年に登場してからカマロの歴史において常にハイスペックマシンとして名をはせたことです。
当時では最高のパワーで5.7リッターV8エンジンとなっており、力強い印象です。
最新カマロZ28はすでに発売されている「ZL1]と差別化を図っており、サーキットスペックを重視したモデルとなっています。
搭載されているエンジンは「LS7型7リッターV8スーパーチャージャー」を搭載しておりカマロの中でもパワフルな一台です。
サーキットベースということで軽量化にも力を入れています。
これによりオーディオや遮音材を廃止しガラスの厚みを薄くして、カマロSSよりも45㎏、ZL1より136㎏軽量化を実現しています。
カマロZ28はカマロの中でも走りに特化した最高級グレードです。
新型シボレーカマロZ28の内装外装
シボレーカマロZ28の新型モデルの内装外装について紹介していきます。
インテリア
インテリアは走行性能を高めるために空力優先のデザインとなっています。
フロントノーズにはカーボン製の大型リップスポイラーが装備されており、特徴的です。
あまり、外装は特別な差別化を図るパーツはありません。
そのため一見通常のカマロですが走りだすとパワフルな走行でギャップに驚きます。
エクステリア
エクステリアでは最近は当たり前となってきましたが、バケットタイプを採用しており体をしっかりと支えてくれます。
ステアリングやシフトノブはアルカンターラになっており、滑りにくく高級感のある質感となっています。
エアコンがオプションとなっている事も特徴的です。
走行性能を高めるために遮音材を廃止しているため、室内の音は先代モデルよりも大きく感じる可能性があります。
シボレーカマロZ28のスペック
最新モデルのカマロシボレーカマロZ28のスペックについて紹介していきます。
全長 | 4836㎜ |
全高 | 1378㎜ |
全幅 | 1918㎜ |
エンジン | 7.0リッターV型8気筒気筒 |
最大トルク | 76.8㎏m |
最大出力 | 580hp |
0₋60mph | 3.9秒 |
新型シボレーカマロZ28のスペックはモンスターと呼ぶにはふさわしいです。
最高速度は184mph(約296㎞/h)と高性能となっています。
7.0リッターV型8気筒エンジンを搭載している車両はカマロZ28のみで、「最後のマッスルカー」と呼ばれています。
シボレーカマロZ28がおすすめな人
シボレーカマロZ28はおすすめな人が年代により変わるため2パターンのおすすめを紹介します。
1967年代の初代モデルと2014年のモデルです。
1967年モデル
1967年モデルは日本発売はなく初代ということもあり希少で価格がかなり高騰しています。
50年も前の車両ということもあり状態の良いものは2,000万円する車両もあります。
そのため運転を楽しむよりもコレクションとして楽しむ人におすすめです。
2014年モデル
2014年モデルはカマロでサーキットのような走りを楽しみたいかたにおすすめです。
最後のマッスルカーとも呼ばれておりモンスターマシンの名に恥じない車両スペックとなっています。
極限まで軽量化し、空気力学も取り入れ走りに特化した一台となっています。
状態のいいもので1,000万円程で購入でき安くはないですが価格負けしないスペックです。
まとめ
シボレーカマロZ28はサーキット重視ということもあり、走行性能はかなり優れています。
パワー重視で様々なスポーツカーとはりあっており、さすがアメリカンマッスルカーといえます。
コレクションから走りを楽しみたい様々な年代の人から愛され続けて50年の長い歴史のある車両です。