ルーテシアは2019年1月~12月の本国フランスにおいて販売台数ランキングで1位を獲得した大人気車両です。
日本でもコンパクトなサイズとシャープな見た目から人気です。
これだけ人気のルーテシア、新車では高いと中古車を検討している人もいるでしょう。
しかし中古車の価格相場や中古車を購入するときの注意点などを知っている人は少ないのではないでしょうか。
そこで本記事では、中古車購入時の注意点や価格相場について詳しく解説していきます。
本記事を読むことでルーテシアの中古車に関して詳しく知ることができます。
ルーテシアの車を中古で購入する際に注意することは?
ルーテシアの中古車を購入するときの注意点は下記の4つです。
・走行距離と年式
・ルーテシア3までにつかわれていたAT(オートマチックトランスミッション)
・エアコン関連の故障
・パワーウインドウ
どれも早期に対応することで修理費用を抑えることができるため、異変を感じたらすぐに見てもらうことをおすすめします。
年式と走行距離
ルーテシアに限らず基本的に中古車は年式と走行距離に比例して故障頻度も上がります。
走行距離は8万㎞~10万㎞ほど、年式は5年~7年ぐらいを目安に部品の劣化などの故障が発生します。
そのため、上記の目安付近の車両はしっかりとメンテナンスをしてもらってからの購入がおすすめです。
先代モデルのAT
先代のATモデルは走行距離が増えるとトラブルが発生することが多かったようです。
過去の事故事例では、突然エンジンルームから異音が起こりギアの変速ができなくなり固定されてしまったことです。
原因は変速を制御する油圧部品の故障で、これぐらいの故障は部品を交換すれば治ります。
現行のルーテシアはATモデルがなくなったため心配ないですが、先代モデルを購入される方は注意が必要です。
エアコン関連の故障
輸入車の故障で一番よく聞くのがエアコンの故障です。
ルーテシアでもいくつかの故障事例があり、主に経年劣化によることが多いので走行距離と関係しています。
およそ10万㎞ほどで部品交換が必要なため完全に故障する前に対応する必要があります。
パワーウインドウ
ルーテシアの故障でよくあることで、レギュレーターという部品の故障によりドアガラスが下がったままということがあります。
パワーウインドウが閉まらないと盗難の危険性があり、防犯上大きな問題です。
そのため、パワーウインドウを動かしたときに異音がする場合は即座にメンテナンスしてもらう必要があります。
ルーテシアの中古車相場
ルーテシアの価格相場は下記の通りです。
モデル(年式) | 中古価格 | 新車価格 |
2020年モデル | 229~268万円 | 236~344万円 |
2013年モデル | 37~258万円 | 199~347万円 |
2006年モデル | 12~208万円 | 185~379万円 |
1998年モデル | 32~498万円万円 | 166~609万円万円 |
全体的に価格幅が広くお手頃な価格帯です。
さらに年式が古いモデルのほうが高額となっています。
これはスポーツモデルのため高額となっています。
ルーテシアの中古車がおすすめな人
ルーテシアの中古車はコンパクトなサイズ感の輸入車をお手頃な価格で故障が少なく乗りたい人におすすめです。
ルーテシアはボディーサイズが小さいため日本のような狭い道の多い国では取り回しが楽です。
輸入車は基本的に値段が高い傾向がありますが、ルーテシアの中古は比較的お手頃な価格で乗り出すことができます。
さらに、昔のルーテシアは故障が多く発生していましたが1999年に年に日産との提携により格段に故障する可能性が減りました。
まとめ
ルーテシアは輸入車ということもあり、中古で購入する際は様々な注意点が必要です。
すべての注意点を自分でメンテナンスすることは難しいため信頼できる整備工場でのメンテナンスがおすすめです。
新しいモデルは日産の技術力により、故障頻度が少ないため車の知識のない方は現行モデルに近いものがよいでしょう。
ルーテシアは輸入車の中では故障が少ないため、整備点検などが苦手な方にも比較的安心して乗れる車両です。