シボレー カマロはアメリカを代表するマッスルカーとして高い人気です。
一度は生産中止の危機でしたが、映画「トランスフォーマー」に登場したことにより、再び息を吹き返しました。
ライバル車のフォード マスタングはすでに日本市場から撤退しているため、日本ではカマロの一人勝ちのようなものになりました。
そんなシボレー カマロの購入を検討している人の中には、日本車と同じで右ハンドルはあるの?と気になるかたもいるでしょう。
そこで本記事ではシボレー カマロに右ハンドルがあるのかや、左ハンドルのメリット・デメリットを解説していきます。
本記事を読むことでシボレー カマロの右ハンドルについてや、左ハンドルのメリット・デメリットを詳しく知ることができます。
シボレー カマロは右ハンドルモデルはある?
シボレー カマロには右ハンドルのモデルは存在していません。
そのためカマロの購入を検討しているひとは必ず左ハンドルに慣れる必要があります。
右ハンドルのカマロを販売すれば日本でも運転がしやすいため人気が出るのでは?と考えるかたもいるでしょう。
しかし本場のアメリカ車を乗りたいマニアのかたから、人気がなくなってしまうため右ハンドルモデルは存在していません。
日本モデル用に右ハンドルを作らないところが、アメリカの強引な感じがあり良い点でも悪い点でもあります。
日本で左ハンドルに乗るメリット・デメリット
アメリカは左ハンドル、日本は右ハンドルということで、日本で左ハンドルに乗るメリット・デメリットについて紹介していきます。
メリット
日本で左ハンドルの車両に乗るメリットは下記の4つです。
・車を左側や路肩に寄せやすい。
・右ハンドルの日本では目立つ。
・左側から乗り降りするため後方の車に気を使わなくてよい。
・本来の設計のため車に無理がない。
右ハンドルの場合路肩などに寄せる際に、左側が見えにくく車を擦ってしまう場合があります。
ですが左ハンドルの場合路肩に寄せる際に自分の目で見ることができるため、車を擦る可能性が減ります。
同様に寄せた際に後方の車に気を使うことなくドアを開けれることもメリットです。
大きなメリットとも言える特徴としては欧米車は本来左ハンドルように設計されているため、無理がないことです。
現在の欧米車は左ハンドルを右ハンドルにした場合の支障は改善されつつあります。
しかし少し前のモデルは左ハンドルが本来の設計のため右ハンドルにすべてが対応出来ていません。
そのため本来の左ハンドルのほうが車の性能を発揮できるためよいでしょう。
デメリット
デメリットは下記の3つです。
・右折や追い越しの際に対向車両が見えにくい。
・高速道路などの合流の際少し難しい。
・商業施設などの駐車料金を払う際に払いにくい。
日本では右ハンドル使用の道路が作られているため、追い越しの際に対向車両が見えずに追突してしまう危険性があります。
合流の際も同様です。
さらに様々な商業施設やコインパーキングなどの入口・出口は右ハンドル用に作られているため支払いの際にやりにくいというデメリットがあります。
シボレー カマロの右ハンドルがない理由
シボレー カマロが右ハンドルを作らないのは単純に売れないためだと考えられます。
昔フォード大統領の際に日米貿易摩擦があり、日本はもっとアメ車を買えと言われました。
ですが、左側通行の日本に左ハンドルのアメ車を持ってきても売れないと意見したそうです。
その後様々なアメ車が右ハンドル使用を日本市場に投入しましたが、やはりあまり売れませんでした。
その影響もありシボレー カマロは右ハンドル仕様を生産していないと考えられます。
まとめ
シボレー カマロには右ハンドルは存在していません。
日本市場では右ハンドルのアメ車は売れ行きがあまりよくないため生産されていないと考えられます。
日本での左ハンドルは路肩に寄せやすいことや日本では珍しく注目されるというというメリットがあります。
しかし右ハンドル使用の日本の道路では運転の際の安全性や商業施設の支払いの時の不便さがあるため、その点がデメリットです。