最近街中で見かけることが多くなった電気自動車があります。
ガソリン車と違いモーターを原動力とするため、排気ガスが出ないことから地球環境にやさしいと注目されています。
近々ガソリン車の新車販売を中止することも発表されたため、電気自動車に興味を持ったひともいるでしょう。
電気自動車と馴染みのないひとも多く「充電はどうやるの?」や「電気代はいくら?」と気になっているひともいるでしょう。
そこで本記事では下記のことについて解説していきます。
・充電の方法
・充電できるスポット
・ガソリン車との燃料比較。
是非最後までご覧ください。
電気自動車の充電方法
電気自動車には充電方法が2つあります。
それぞれ充電方法の違いやメリットなどについて解説していきます。
普通充電
普通充電は主に自宅での充電になります。
自宅での充電はAC200Vの充電用屋外コンセントと家庭用充電ケーブルを組み合わせるか充電ケーブルがついた普通充電器を利用して充電するかになります。
車両によりバッテリー容量が違うため正確な時間はバラバラですが、約8〜15時間でフル充電することが可能です。
自宅で充電する場合は充電設備の設置が必要となっています。
普通充電は時間はかかるが自宅で過ごしている間に充電が完了しているという便利性があり、電気自動車の特徴ともいえます。
高速充電
急速充電は主に出先での充電方法になります。
普通充電とは違い多くの電力と電圧により短時間での充電が可能な方法となっています。
電源は3相200Vを使用しており、出力50kWとなっており5分間の充電でおよそ40kmも走行可能です。
さらに、車両のバッテリー容量によりますが充電がほとんどない状態から80%まで約20〜60分ほどで充電できます。
ロングドライブなど遠出するときなどに上手く活用するといいでしょう。
電気自動車の充電はどこでできる?
電気自動車の充電は自宅ですることが基本で、1番便利だといえます。
出先では急速充電が基本的で下記の場所でできます。
・高速SA.PA
・カーディーラー
・道の駅
・コンビニエンスストア
・商業施設
出先での急速充電は混み合う可能性があるので基本は家で充電しておいたほうがいいでしょう。
充電スポットは全国でどれくらいある?
GoGoEVによると、19.341ヶ所充電スポットがあります。
ガソリンスタンドは29.005ヶ所あるのにたいし EVスポットは19.341とガソリンスタンドの6割ほどに右肩上がりで増えてきています。
増えてきてはいるもののまだまだガソリンスタンドには及ばないため、出かける時は周囲の充電スポットを確認する必要があるでしょう。
ガソリン代と充電費用はどちらがお得?
ガソリン車よりも電気自動車のほうが燃料費用は安くなります。
詳細は下記の表をご覧ください。(表は1万㎞走行するときの場合)
車両 | 燃料代 | 燃費.電費 | 燃料量 | 総額 |
ガソリン車 | 160円/L | 15.0㎞/L | 666L | 106,560円 |
電気自動車 | 25円/kWh | 6.5㎞/kWh | 1538kWh | 38,450円 |
ご覧のとおり、ガソリン車よりも68,110円も電気自動車のほうが安いという結果になりました。
一般的な車の場合、年間1万km走行します。
10年で10万㎞走行する場合、ガソリン車と比べ680,000円も電気自動車の方がコストが低いです。
燃料費用だけで考える場合電気自動車の方がおすすめです。
まとめ
今回は電気自動車の充電スポットやガソリンと電気代の料金比較について紹介しました。
ガソリンスタンドには劣りますが、充電スポットも増えてきており出先での充電にも対応できる環境が用意されているため便利だといえます。
燃料台もガソリンのように経済情勢の影響を受けないため料金の変動も少ないです。
さらに1万㎞走行する場合4万8130円も安く燃料コストを抑えることができるでしょう。
燃料コストを抑えたいという方は是非一度検討してみてもいいでしょう。