電気自動車の歴史とEV車を購入するメリット

EV車について

EV車とは

電気自動車(EV)とは、電気をエネルギー源として電気モーターを駆動させて走行する自動車のことです。電気エネルギーを動力源とするため、化石燃料による排出ガスの放出は一切ありません。
代表的なメーカーとしては、テスラや日産のリーフ、BMWのiモデルがあげられます。現在では、テスラモデル3やジャガーのI-pace、Audiのe-tronなどの販売を受けて、EV車の購入を検討されている方も多いのではないでしょうか?

今回は、EVの歴史と電気自動車を購入するメリットを5つ紹介します。

EV車はガソリン車より歴史は古い

EV車は近年のバッテリー開発の成果と航続距離増加により販売台数は年々増加しており、次世代の自動車の形という認識の方が多いでしょう。しかし、意外にもEV車はガソリン車よりも早く製造されています。1839年に初めて登場したEVは、ダイムラーが発明した自動二輪車やカールベンツの三輪自動車よりも歴史は古いのです。その後、1879年には当時ではまだ技術的に未熟だったガソリン車よりも普及しました。
しかし、ガソリン車の技術革新とフォード社の量産型自動車「T型フォード車」の影響を受けて、航続距離やバッテリーの技術が伸び悩んでいたEV車は衰退するかたちとなりました。
しかし、近年では地球温暖化の影響をうけて環境に優しいEV車は再び注目されています。

EV車を購入するメリット5つ

メリット①:圧倒的な加速力

EV車のメリットとして、圧倒的な加速力を挙げます。
EV車は、バッテリーにより半永久的にモーターが駆動するため、無駄な動きが無くエネルギーをすべて加速力に使用できるためです。
特に、その特性はエンジンとは異なりガソリン車に比べてトルクが大きくなります。トルクは、回転させようとする力の事です。自転車でたとえるならば、ペダルを押す力の事なので出だしの加速につながります。つまり、トルクが大きい電気自動車は加速力に優れているのです。

特に、テスラのロードスターやモデルSは同価格帯のガソリン車と比べても圧倒的な加速力をもちます。テスラのスポーツカーとされるロードスターの新型は0km/hから100km/hまでの加速は2.1秒になるとのことです。これは、3億円以上の自動車を販売する超高級車メーカー「ブガッティ」の車より速く、世界一の加速力です。
各メーカーはガソリン車を製造する際に、電気自動車の走行性能を目指して開発すると例えられるほど、電気自動車の加速力は優れています。

メリット②:収納スペースの広さ

EV車のメリットとして、収納スペースの広さを挙げます。
先ほども述べたとおり、EV車はエンジンを必要としないためエンジンルームは存在しません。そのため、エンジンを冷却するための冷却水やグリルも必要なく、ガソリン車に比べてスペースを有効活用できます。この空いたスペースのため、EV車は居住性も高く、収納スペースも広くなります。実際に、エンジンルームを全てトランクとして使用できるのでガソリン車と比べて収納スペースは2倍になります。

また、エンジンルームがなければ爆発事故を起こす可能性もないため、自動車の衝突時にエンジンを損傷させないために設けられているスペースも削減され、運転席と助手席の足元は広くなります。最近のEVでは、ドアミラーの下に車幅を活かした収納スペースが設けられているものもあります。
よって、今後のEV車は従来のガソリン車と同じ構造である必要はありません。そのため車両のデザインも大幅に見直され、新しいフレームワークをもった自動車が誕生するのも時間の問題でしょう。

メリット③:ガソリン車より維持費が安い

EV車のメリットとして、ガソリン車より維持費が安いことを挙げます。
維持費が安いことは、車を購入する側にとっては一番のメリットでしょう。維持費と言っても、その要素は「燃料」と「部品の交換と点検」の2種類に分けることができます。どちらの点においても、EV車はガソリン車よりも安くなります。

燃料においては、言うまでもありませんがガソリン車はレギュラーやハイオク、ディーゼル車であれば軽油を燃料とします。その価格は1Lあたり、安くても100円は越えてしまうでしょう。しかし、電気自動車ならば電気代のみです。日本でもチャージャーは増加して来ており、場所によっては無料の場所も存在します。特に、テスラであればテスラ社のスーパーチャージャーを無料で使用できます。さらに、電気自動車の電費は安定したエネルギーが供給されるためガソリン車の燃費よりも良いので、「燃料」における維持費はEV車の方が安く済むでしょう。

次に、「部品の交換と点検」においてもEV車はガソリン車よりも安くなります。具体的には、ガソリン車にはエンジンオイルやブレーキオイルといったオイル点検は欠かせません。しかし、EV車はそもそもオイルを必要としないために点検も家電製品と同じレベルになります。そして、部品の交換といえばガソリン車はブレーキパッドの交換が最初に挙げられます。しかし、EV車は回生ブレーキであるためパッドの交換も少なくなり、交換にかかる費用を抑えることもできます。

メリット④:エンジンによる振動や騒音がない

EV車のメリットとして、振動や騒音が少ないことを挙げます。
先ほども述べたように、EV車はエンジンが存在しません。そのため、エンジンの始動による振動や騒音の心配はありません。ご近所の目を気にして、夜中に帰れなかったり朝エンジンのうるささを気にかける必要もありません。夜中に帰って来ることや朝早く出ていくことがためらわれていた方には最適といえます。
しかし、振動や騒音がないことはデメリットともなります。それは、視界の悪い交差点で歩行者が自動車の存在に気づけず飛び出してしまう可能性があることです。そのため、EV車を運転する場合にはこれまで以上に歩行者の行動に気をつける必要があります。

メリット⑤:環境に優しい

EV車のメリットとして、環境に優しいことを挙げます。
この環境に優しいメリットは、世界中でEVが普及する理由ともいえます。EV車はエンジンがないため、化石燃料を必要としません。そのため、環境に有害なCO2を含んだ排出ガスを放出しません。
よって、EV車を運転することは自分だけのメリットではなく世界規模でのメリットにもつながります。

電気自動車に乗り換えよう


今回はEVの歴史と購入するメリットを5つ紹介しました。しかし、まだEV車はガソリン車に比べて普及していないのが現実です。それは、EV車の本体価格がガソリン車よりも高いためでしょう。しかし、長期的な目で見ればEV車はガソリン車よりも安く済むでしょう。実際に、ヨーロッパでは2040年までにガソリン車の販売を禁止する方針を打ち出しており、中国やアメリカでもEV車が圧倒的な速度で普及しています。ぜひ、あなたも一度EV車の魅力を体験してみてください。

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