ジープラングラーを購入したいけれど、ルーフ部分が取り外しできることから、雨漏りをしてしまうのではないかと不安になっていませんか?
ラングラーは、デザイン上、雨漏りする可能性はあります。
そのため、知識がないと、急を要するときに雨漏りして動けなくなったり、出先に急な雨で車内が濡れてしまうといったトラブルが起きかねません。
しかし、対策方法や対処方法を知っていれば、そういったトラブルを最小限にでき、長く快適にジープラングラーを使用することが出来ます。
この記事では、ラングラーが雨漏りする原因とその対策について詳細に解説しています。
この記事を読んで、ラングラーを乗りこなしましょう!
ジープラングラーは雨漏りするのか
ラングラーは、雨漏りする可能性がある車です。
その理由は、ルーフとリア部分が取り外し可能な3枚のパネルから構成されているためです。
他の車と違い、ラングラーはルーフ部分が1枚のパネルではない上に、パネルを取り外すことができるため、パネル間やボディとの間に隙間ができやすくなり、結果として雨漏りを引き起こす原因となる場合があります。
実際に、ジープの正規ディーラーも雨漏りする可能性があると話しており、公式からカバーの販売、使用の推奨もされています。
このように、ラングラーは仕様上、雨漏りする可能性があることが分かります。
そのため、ラングラーを長く使うためには、ルーフ部分の適切なメンテナンスや対策をすることが重要です。
具体的な3つの原因と対策
このように雨漏りの被害が多いラングラーですが、どうすれば雨漏りしなくなるでしょうか?
ここからは、その原因と対策を紹介します。
下記原因を参考に対策してみましょう!!
ルーフ及びリア部分のパネルのゆがみ
1つ目の原因は、ルーフ及びリア部分のパネルの歪みです。
ラングラーのパネルは、手動で付けたり外したりする仕組みとなっています。
パネルをルーフ部分に着ける際、強く締め付けて固定してしまうことで、パネルがゆがみ、隙間ができてしまうことが原因となります。
対策として、強く締め過ぎないという点が挙げられます。
パネルの交換以外で直すことはできないので、強く締め付けすぎないよう注意が必要です。
パッキンのズレ・歪み
2つ目の原因は、ゴムパッキンのズレや歪みです。
雨漏りの原因で多いのが、ゴムパッキンのズレや歪み、劣化です。
例えば、パネルの開け閉めする順番を間違えることで、ゴムパッキンがズレたり歪んだりして、機能しづらくなります。
さらに、ゴムパッキンに経年劣化が起こると、固くなってしまい、雨漏りの原因となります。
対策として、屋根を開ける際は助手席側から、閉める際は運転席側からゴムパッキンがずれないように丁寧に閉める必要があります。
さらに、ゴムパッキンが劣化した際は、すぐに取り替えることをおすすめします。
ピラーの隙間
3つ目の原因は、運転席と助手席にあるAピラーと呼ばれる柱の隙間です。
ラングラーは、このAピラーとルーフとドアが接する部分が雨に弱い構造になっており、雨漏りが多発しています。
Aピラーの隙間から雨漏りをしている場合、シールを張るなどして、隙間を埋めることで、雨漏りを防ぐことが出来ます。
まとめ
このように、ラングラーは、様々な原因によって雨漏りが起こります。
しかし、順番を守るなど丁寧な扱いを心がけ、適切に対策することで、長くラングラーを使い続けることが出来ます。
この記事を読んで、ラングラーを快適に長く使い続けましょう!