【マツダ・ロードスター】特別仕様車990S・RFの足回りに新技術を搭載!

Mazda MX-5 Miata

ロードスターの始まりは1989年。「ユーノス ロードスター」の名称で販売しました。

そして1998年より「マツダ ロードスター」に名称を変え販売。

32年の間に4度のモデルチェンジを行い、エンジン開発・車体の軽量・車内インテリアを変更していきます。

世界では環境問題について協議されていますが、日本においては2035年までに、新車は100%の電動車を目標に掲げ、2050年までに「カーボンニュートラル」を実現することを、多くの企業が目標として宣言しています。

もちろんマツダも化石燃料から次のものにシフトしつつあります。

そのような中で、特別仕様車を発売するロードスターは、最後のガソリン車になる可能性も指摘されています。

今回は、マツダの歴史とロードスターの解説をしていきます。

マツダ・ロードスターの歴史

Mazda MX-5 Miata

マツダは、1960年からロータリーエンジンの開発を進めて1970年にはファミリアロータリークーペなど対米輸出を始めるまでになりました。

そして、1989年9月に「ユーノス ロードスター」を日本で販売します。

このユーノス ロードスターは、販売数を伸ばし大ヒット。

「世界で最も生産された2人乗り小型オープンカー」として、2001年にはギネスブックに認定されます。

ロードスターは32年間の長きにわたり販売し、多くの人の印象に残りました。

初代1989年から1998年

シカゴオートショーで「MX-5 Miata」という名称で発売します。日本ではユーノス店より「ユーノス ロードスター」で販売します。

2代目1998年から2005年

この2代目は初のモデルチェンジ。

1998年1月から「マツダ ロードスター」として販売します。

2000年7月13日には「2人乗り小型オープンスポーツカー」の生産累計世界一でギネスブックに認定されます。

3代目2005年から2015年

全幅が1,720mmになり、初めての3ナンバー車となりました。

LF-VE型エンジンを搭載します。

2006年イギリス国際モーターショーに「パワーリトラルハードトップ」(RHT)を出品。

帆の代わりに電動格納式ハードトップを搭載しました。

4代目2015年から

ロードスターRF「リトラクタブル ファストバック」が発売します。

3代目のRHTリトラクタブルハードトップの後継車です。

効率化を図るためにエンジンを、直噴1.5リットルガソリン車「SKYACTIV-1.5」を搭載します。

フロントの長さを短くして、車高を低く設定することにより乗りやすさを重視しました。

また、32年間愛されてきたロードスターは、節目の年に周年記念車を販売してきました。

ロードスター周年記念車一覧

1999年1月発売 10周年記念車 世界7,500台限定販売

日本は500番まで

シリアルナンバー付き

RS(6速MT車)がベース

2009年7月31日発売 20周年記念車 RSとRHT(6速AT車)がベース、2.0LDOHCエンジン
2019年シカゴオートショーにて2月8日公開

 

 

30周年記念車 世界3000台限定販売

日本は150台販売

ボヂィカラーはレーシングオレンジ

RS:1.5L SKYACTIV-G

RF:2.0L SKYACTIV-G

2020年4月3日発売 マツダ創立100周年記念車 VS:2.0L SKYACTIV-G

創立100周年記念バッジ

キーフォブ

ヘッドレストに創立100周年記念ロゴ刻印 など

ロードスターは、周年記念車の他にも2017年9月21日から足の不自由を抱えている人のために、手動運転装置付き車も販売しています。

2シーターのスポーツタイプの車に装備するのは、画期的なことです。

ロードスター「990S」・「ネイビートップ」・「RF VSテラコッタセレクション」について

Mazda MX-5 RF

ガソリン車として特別仕様車を販売するのは最後になる可能性も指摘されていますが、2021年12月16日より990S・ネイビートップ・RFテラコッタセレクションの予約受付を開始しました。

2022年1月中旬頃販売開始します。

・ロードスター990S

車両重量990kgのグレードSをベースにしています。

  • 全長・全幅・全高:3,915×1,735×1,235mm
  • 車両重量:990キログラム
  • エンジン:直4 DOHC
  • 駆動方式:FR

足回り部品では、ブレンボブレーキ(技術と性能を極めたアルミニウム製キャリパー、複合素材のブレーキディスクなどモータースポーツタイプのパーツ)とレイズのホイールを採用して重量軽減をします。

車がパワフルになり重量が重くなるなかで、990kgを維持していくことがマツダの素晴らしいところです。

・ロードスターネイビートップ

2022年5月までの期間限定車です。

車内インテリアは黒革でダークな印象を付け、帆の色はダークブルー(紺色)で趣きがあり品の良さが伺えます。

・ロードスターRF VSテラコッタセレクション

「ナッパレザー(Nappa leather)(アメリカ カリフォルニアの革加工業者)」で作られる山羊革を使用しています。

カラーはテラコッタ(茶色系のオレンジ色)でリラックスイメージ。

ロードスターの足回りは新技術

Mazda MX-5 Miata ブレーキパット

ロードスターの新技術は「キネマティック ポスチャー コントロール」です。

油圧を使用せず、ブレーキとサスペンションで制御できる機能のことを指します。

コーナーリングで強いGがかかりますが、ブレーキをかけた時に起こる後輪の浮きをリアの内輪側で少し制動させることにより車体が引き下がります。

このことにより安定した走行を保つことができるのです。

キネマティック ポスチャー コントロールは、旋回させるときの違和感が大きくなく、ブレーキパッドの摩擦や温度上昇などの影響が少ないのが特徴。

また、キネマティック ポスチャー コントロールの設定は、既存のブレーキ制御プログラムを変更しているので、車体重量に変化はありません。

また、販売済みのロードスターへのプログラム設定を検討中であることを明かされています。

山道のコーナーや高速道路でのコーナーリングで、キネマティック ポスチャー コントロールを体感することができます。

まとめ

1989年に「ユーノス ロードスター」を販売したことが始まりであるロードスター。

32年間で4度のモデルチェンジをします。

その期間中に特別記念車を製作して販売戦略をおこなってきたため、ロードスターは32年間ものあいだ、販売し続けられたのでしょう。

長きにわたり自動車業界をけん引していることは言うまでもありません。

そしてガソリン車として最後になるかもしれない、新技術搭載のモデルを販売しました。

ロードスターは、これからも魅力を発揮していくことでしょう。

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