レンジローバースポーツとイヴォークの中間に位置するモデルとして2017年に登場したのが、「レンジローバーヴェラール」です。
レンジローバーヴェラールは「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー2018」を受賞しています。
世界で最も美しいデザインと評価されたことにより、注目している人もいるでしょう。
そこで今回は、レンジローバーヴェラールがおすすめな人や特徴について紹介していきます。
レンジローバーヴェラールの特徴
レンジローバーヴェラールは洗練されたデザインと高級感のあるインテリア、今までのような走行性能の高さが特徴です。
レンジローバーヴェラールはディーゼルエンジンがおすすめで、力強い走りを見せてくれます。
ディーゼルは最高出力204ps・最大トルク430N・ mという実力のため、2,020kgのボディを軽々と動かしてくれるでしょう。
ランドローバーで初となるノイズキャンセリング機能を応用した新機能「アクティブ・ロードノイズ・キャンセレーション」を採用しています。
これにより静粛性がこれまでより格段に向上しています。
エクステリア
ボディサイズはレンジローバースポーツより小さく、イヴォークより大きいサイズ感です。
レンジローバーヴェラールのエクステリアはシャープで無駄な角張りを極限まで取り除いた美しいフォルムになっています。
角張りを無くしたため丸みの帯びた後ろ姿は美しく可愛らしいフォルムです。
極限にまで突起物をなくすため、ドアハンドルさえもボディに格納されます。
金属でできた卵のようなひたすらなめらかな表面はエクステリア最大の特徴といえます。
インテリア
インテリアはエクステリアと同じで、無駄なスイッチなどを限りなく減らしたことによりシンプルな空間に仕上がっています。
スイッチを減らしたことにより、さまざまな操作はタッチパネル式となっています。
後席のシート角度は標準でかなり倒れているため、乗り心地のよいポジションニングです。
車内の至る所にレザーが施されており一目でわかるほど高級感溢れるインテリアとなっています。
レンジローバーヴェラールがおすすめな人
レンジローバーヴェラールはシンプルで洗練されたデザイン、力強い走行性能を求める方におすすめです。
オフロードSUVとして定評のあるランドローバー社が手がけていることもあり、走行性能は業界でも上位に入るほどです。
ディーゼルエンジンとマイルドハイブリッドシステムの組み合わせにより総重量2,020kgの決して軽くはないボディを軽々と発進させます。
外装は全体的に角張りを無くすことにより、シンプルで品のあるボディーラインとなっています。
内装は完璧なまでに無駄を省くため、スイッチではなく液晶パネルを搭載したことにより全体的にすっきりとした空間です。
そのためシンプルかつ上品な空間、パワフルさを求める方にはおすすめです。
レンジローバーヴェラールは故障しやすい!?
レンジローバーヴェラールは日本車と比べると故障しやすい傾向があります。
故障しやすいといわれる理由は下記の2つです。
・過去に電気回路の不良によるリコールがあった。
・走行環境がイギリスと日本とではことなる。
レンジローバーヴェラールは過去にブレーキランプが点灯しなくなるというリコールが発表されました。
そのため、故障しやすいと世間から思われたと考えられます。
今ではこの問題はランドローバー日本法人がリコールとして国土交通省に届け出て、対策をしたため心配はありません。
イギリスと日本では気温と湿度の違いがあります。
イギリスの夏は湿度が低いため、電子部品にやさしいですが、その反面日本は高温多湿です。
そのため、湿気を原因とした部品の劣化や接点の腐食を発生させます。
さらに日本の夏の高温は熱によるパッキンやガスケットの劣化を招きます。
日本ならではの過酷な温度環境による、故障が発生するということです。
まとめ
今回はレンジローバーヴェラールの特徴やおすすめな人について紹介しました。
エクステリア・インテリアは極限までに無駄を取り除いたことにより、洗練されたデザインとなっています。
レンジローバーヴェラールは「アクティブ・ロードノイズ・キャンセレーション」を採用したことで歴代最高ともいえる静粛性です。
それでいて走行性能は歴代のレンジローバーのように、パワフルな走りを見せてくれます。
レンジローバーヴェラールは洗練された上品なデザインとパワフルさを兼ね備えた一台といえるでしょう。