アルファードは、トヨタの中でもトップクラスの人気を集めている高級ミニバンの1つです。
ハイブリッド車・ガソリン車が用意されていますが、どちらを選ぶべきか分からないという人もいるでしょう。2つには燃費性能に違いがあるため、コストを気にする人は慎重に選ばなければなりません。
今回は、アルファードの特徴や燃費性能を比較して紹介します。また、ハイブリッド車・ガソリン車の違いやメリットについて紹介するため、「燃費性能が知りたい」「アルファードを検討している」という人は是非参考にしてください。
トヨタ「アルファード」の燃費性能は?
アルファードは、日本だけでなくアジアを初めとする海外でも注目されている高級ミニバンです。アルファードでは、力強い走りと低燃費を同時に叶えるため、主要部品を一新して開発された3.5Lエンジンが搭載されています。
現行モデルではハイブリッド車も展開しており、乗車定員やパッケージによってさまざまな組み合わせが選択できます。そのため、仕様やグレードに悩む人も多いでしょう。
まずは、アルファードのカタログ燃費を見ていきましょう。アルファードにはハイブリット車とガソリン車のラインナップがあり、さらにモデルやグレードごとにカタログ燃費が異なります。
「Excutive Lounge」「GF」「G」「X」の4種類に分けて、それぞれJC08モードで比較しています。
・ハイブリッド車
HYBRID Executive Lounge | 18.4km/L |
HYBRID G ”Fパッケージ” | 18.4km/L |
HYBRID G | 18.4km/L |
HYBRID X | 18.4〜19.4km/L |
・ガソリン車
Executive Lounge | 10.4〜10.6km/L |
GF | 10.4〜10.8km/L |
G | 11.6〜12.8km/L |
X | 11.6〜12.8km/L |
表を見ると、ハイブリッド車の方がより燃費性能に優れていることが分かります。実際に、ハイブリット車はエコカー減税対象でもあるため、コスパを重視する人はハイブリッド車を選びたいところ。
また、アルファードに限らず、トヨタから公開されているカタログ燃費と実際の走行で計測される実燃費は異なります。
アルファードの平均的な実燃費は、11.84km/L程度とのデータが見られました。カタログ燃費は18.4km/L~19.4km/Lであるため、およそ7km/Lの差があると考えておきましょう。
トヨタの高級ミニバン「アルファード」の特徴や魅力は?
トヨタ「アルファード」は、静粛性向上のためにこだわった素材・形状になっています。そのほかにも、ボディに塗布型制振材を使用・エンジンノイズを軽減させるための環境作りをするなど、ドライブ中の振動や騒音を抑えるための工夫が施されていることが魅力。
また、アルファードでは「TOYOTA SAFETY SENSE」を搭載しており、 人や先行車をカメラやレーダーで認識することで安心してドライブを楽しむことができます。
車線維持など注意を促す機能のほか、渋滞時の停止・発進をサポートしてくれる「レーダークルーズコントロール」もあり、充実した機能性も特徴的。
大きなミニバンクラスの車体でありながら、低燃費を実現させています。車体の広さや静粛性・性能・コストなどで総合的に判断すると、ファミリーカーとしてバランスの取れた優秀な車種の1つといえるでしょう。
まとめ
今回はトヨタ「アルファード」の燃費性能や特徴について紹介しました。
アルファードの燃費性能は、11.84km/L程度でカタログ燃費とは約7km/L程の差があります。
低燃費と走行性を兼ね備えているアルファード。充実した車両機能だけでなく内装の乗り心地にもこだわっているため、ミニバンクラスのファミリーカーとして総合的な性能バランスを求める方におすすめの車種です。