近年、煽り運転が目立つようになり、法まで改正されましたよね。
免許永久停止になりかねない行為なのにも関わらず、未だにニュースで煽り運転をよく見ます。
煽られた側は、ただただ不安と恐怖でしかありません。
最悪死亡事故にも繋がるケースがあります。
では、あおり運転に遭遇した際、どのように対処すれば良いのでしょうか。
この記事では、あおり運転に遭遇した際の有効鉄器な対処法と予防策について解説していきます。
特に、車に乗る機会が多い人は必見ですので、ぜひ最後までご覧いただければと思います。
あおり運転に遭遇したらどうする?
自分がいつあおり運転に巻き込まれるか正直わかりませんよね。
思いがけない時にあおり運転に遭遇するケースがあります。
そんな時、まずは冷静になって対応することが大切です。
あおってくる人は、心理的に車に乗っている自分が偉いと考えています。
そのため、少しでも焦ったりあたふたした姿を出してしまうと、その姿を見て自分の方が強いと勘違いして余計に詰めてくるのです。
そのような人に対して冷静に対応することで、相手も高圧的な態度から一変するケースがあります。
また、冷静になることで事故を防ぐこともできるので、あおり運転にあっても落ち着くことが大切でしょう。
とはいえ、冷静に対応するのはなかなか難しいと思いますので、有効的な対処法を次に紹介します。
あおり運転遭遇時の対処法
ここでは、冷静に対応することが大前提で効果的な対処法をご紹介します。
主に、以下の3つが有効的だと言えます。
- 人目のつく場所へいく
- 車間距離を保つ
- 冷静になって話してみる
それでは、順番に解説していきます。
追いかけられたら一度SAやコンビニなどの人目のあるところに行く
あおり運転によって、必要以上に追いかけてくるパターンがあります。
この場合、まずは安全でかつ人目がある場所で移動しましょう。
人目のつく場所へ行けば、周りの人が助けてくれる(警察に通報してくれるなど)ことがありますし、路肩に停止するより安全です。
追いかけられた状態で逃げ回ると、逃げることで頭が一杯になり、事故を招く危険性があります。
まずは、人目のつく場所へ移動し、安全に停止してから110番通報しましょう。
前に割り込んできたら衝突してエスカレートさせないように車間距離を保つ
あおり運転によって、前に割り込んできて進路を妨げるパターンがあります。
この場合は、車間距離を広く保ち、ハザード点滅させて後続車に知らせましょう。
車間距離が狭いと、衝突してしまい余計にあおり運転がエスカレートすると考えられます。
また、ハザード点滅によって、後続車にも知らせるので、後ろからの衝突事故も防げます。
後続車にもあおり運転を知らせることで、自分の代わりに通報してくれることもあるでしょう。
事故を防ぐためにも、車間距離は広めにとっておくべきと言えますね。
相手が車から降りてきたら、冷静になって一度話す
相手が、車から降りてこちらに直接くるパターンがあります。
この時、少し怖いと思いますが、実際に話してみるのもありです。
相手に怯えている姿やおどおどしている姿を見せると、自分の方が強いと勘違いさせてしまい、余計にエスカレートする危険性があります。
まずは、何であおり運転をしたのかを聞いてみて、どうしても話がつかないようであれば警察に相談しましょう。
ただし、話してみるといっても何されるかわからないので、窓をほんの少し開けて窓越しに話しましょう。
逆に、相手に怯えている姿やおどおどしている姿を見せると、自分の方が強いと勘違いさせてしまい、余計にエスカレートする危険性があります。
常に冷静さを保って話してみることで、相手も態度を変えたりしてあおり運転をやめたりします。
ただし、少し話しても相手が収まらないのであれば警察に連絡してください。
事前の予防策
実際にあおり運転に遭遇すると、恐怖と不安が大きく命の危険性があります。
そのような状態にならないためにも、事前に予防することが大切です。
特に、以下の3つが有効的な予防策です。
- ドライブレコーダーをつける
- 追越車線を長時間走らない
- 急ブレーキをかけない
それでは、順番に解説していきます。
ドライブレコーダーをつける
あおり運転の1番の予防策としては、ドライブレコーダーをつけることです。
ドライブレコーダーをつけると、前からも後ろからもビデオで撮ってくれます。
そのため、仮にあおり運転にあっても録画することで、証拠になるのです。
ドライブレコーダーをつけていることがわかれば、録画されることを恐れるのであおり運転にもあいにくいです。
また、「ドラレコ記録中」と表示されたステッカーをはってアピールすれば、よりあおり運転から守ることができるでしょう。
まだドライブレコーダーをつけていない人は、自分の身を守るためにもつけましょう。
追越車線を長時間走らない
追い越し車線をずっと走っていると、本当に追い越したい人には迷惑がかかります。
後続車が詰まる可能性があるため、本当に抜かしたい人からすれば邪魔と思われてしまいます。
抜かせなくてイライラしてしまい、あおり運転につながるケースがあるのです。
追い越す以外は左側の走行車線を走りましょう。
急ブレーキをかけない
後続車にとって急ブレーキはかなり危険だと思われます。
特に、車間距離がそこまで広くないと衝突事故になる可能性があります。
急ブレーキにより、後続車が危険を感じることで、ストレスに感じてしまい、あおり運転につながるケースがあるのです。
急ブレーキはせずに、徐々に速度を緩めてから優しくブレーキすることを心がけましょう。
下記の記事では煽られやすい運転方法を紹介しています。
気になる方はぜひチェックしてみてください!