サーキット走行の楽しさとは?自分の車で走っても楽しい?

サーキットと言えばレースをする場所というイメージですが、一般人の我々でも走行することができます。週末には車好きが集まり、自慢の愛車を走らせています。車好きなら一度はサーキット走行に憧れを持つものですが、その楽しさとは一体どういったものなのでしょうか?今回はサーキット走行の魅力をお話していきましょう。

サーキット走行の楽しさは安心と競技性

全力の愛車を感じられる

車の性能というのはなかなか100%を引き出せません。一般道や高速道路を走る際でもある程度余裕を持たせた作りをしていますし、スポーツカーなら尚更でしょう。漫画などでよく出てきそうな峠などでも高スピードでのハンドリングなどを試すことはできますが、それは法律がなければの話です。そんな車の性能もサーキットであれば100%引き出すことができますし、むしろ性能や技術が足りないことに気付き、さらなる高みへの挑戦をしたくなるような楽しさもあるでしょう。サーキットにもそれぞれある程度のルールは存在しますが、それも走行を楽しむためのルールであり、公道で危険と法律を犯すよりも何倍もマシです。そんなリスクを感じず、純粋に走りを楽しむことができるのがサーキットの魅力でしょう。

数字と己との勝負ができる

車の性能だけでなく、己の技術を試せるのもサーキットの魅力です。サーキット走行にはラップタイムが存在します。サーキットの状態は天候などによって多少左右されるものの、コース自体が変わることはほぼないため、走行技術が上達すればラップタイムも早くなります。また、愛車をチューンアップしていくことでもラップタイムとしてその性能の違いを確かめることができるでしょう。そういった競技性を楽しめるのもサーキットならではです。

万が一事故をしても安全なようにできている

仮に峠などの公道でコースアウト、つまり道路から飛び出るようなことがあればそれは即ち死に直結する事故となります。峠なら崖を滑り落ち空を仰ぐことになるかもしれません。しかし、サーキットであればエスケープゾーンと呼ばれる余裕をもったスペースが用意されており、多少コースから飛び出たくらいでも壁にぶつかることはありません。また、走行中は常にコース上は監視されており、スリップやコースアウトなどがあれば周りのドライバーに知らせて二次事故を起こさないような仕組みになっています。そういった不安要素も少ないため、思う存分車を走らせることができます。

車好きと関わることができる

当然のことながら、サーキットに集まる人たちは車好きであり走り好き。サーキットへ行くあなたも勿論例外ではないでしょう。ラップタイムや走行技術を自分との勝負として楽しむこともできますが、憧れやライバルなどが現れることもあるでしょう。また、同じ車のオーナーなどでは話も弾みやすく仲良くなりやすいですね。カスタムやメンテナンスについて情報を共有したり、仲間の車を参考にすることもできます。いずれ、その友達やライバルに会うためにサーキットへ行くようにもなりますし、新しい自分の居場所となることでしょう。

いくつかサーキットの魅力について挙げましたが、この他にもまだまだ魅力はあります。それは是非自分の目と車で確かめに行ってみてはいかがでしょうか。また、コロナ禍中においてエンターテインメントが減ってしまった世の中で、こういったマイカーというプライベート空間で参加できるアクティビティは貴重なのではないでしょうか。なかなかハードルが高く最初は勇気がいるかもしれませんが、そこにいるのは同じ車好きですしサーキット好きです。初心者であれ拒むことはないでしょうし、それこそ数少ない仲間として快く受け入れてくれるはずです。

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