デリカD2は、三菱自動車の先進安全機能技術「イーアシスト」が搭載されたハイブリッドミニバンです。デリカD2全グレードに標準装備されています。2018年に一部改良により各段に性能がパワーアップしたデリカD2の新しい機能や性能、評価や魅力についてご紹介します。
デリカD:2とはどんな車?
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d2/exterior/デリカD:2は三菱自動車から販売されている、5ナンバークラスのミニバンです。両側はスライドドアで使いやすく、また全長3710×全幅1620×全高1765mmとコンパクトボディなのに、5人乗りできる広さを確保しています。
軽では小さすぎる、でもセダンでは物足りない、かといって3ナンバークラスの車は大きすぎるという方や、普段は街乗り、休日はキャンプやアウトドアを楽しみたいという方におすすめです。
カラーリング展開
デリカD:2の基本色は、ブラック・ブラウン・シルバー・ブルーの4色と他オプションカラーが8色、計12色から好きな色を選ぶことができます。
オプションカラーには、パールホワイトやミッドナイトバイオレット(濃紺)などがあります。
またカスタムカラーには、プレミアムシルバーやブルーメタリック、クラレットレッド(エンジ)やファーベントレッド(赤)などの2トンカラーも選択できます。
本体価格
デリカD:2のグレードは全部で6種類あり、本体価格は1,855,700円~2,341,900円(税込)です。グレードの大きな違いとしては、「低燃費」「標準装備以外の安全機能」「2WDか4WD」などが挙げられます。
ちなみに、標準モデルの燃費率は27.8km/L、カスタモデルは32.0km/Lで、標準装備以外の安全機能とは、全方位カメラパッケージ(三菱純正ナビ)のことです。
基本性能
デリカD:2の基本性能として特徴的なのは、「走行性能」「安全性能」「環境性能」などの3つが挙げられます。
「走行性能」としては、多機能メーターが搭載されており、メーターが常時発光しているため昼間でも視認確認がしやすくなっています。
また、「ステータスインフォメーションランプ」がついていることで、燃費効率がよい状態だとブルー・グリーンという風に色でお知らせしてくれます。
「安全性能」としては、急ブレーキ時にハザードランプが高速点滅し後続車に注意を促すことが可能です。
「環境性能」では、「デュアルジェットエンジン」が搭載されているため、機械的な摩擦を低減し、燃焼効率がよくなっています。
ハイブリッド | マイルドハイブリッド | |
---|---|---|
駆動方式 | 2WD | 2WD・4WD |
最大トルク | 118[12.0]/4,400 | 118[12.0]/4,400 |
最高速(減速比) | 3~15 | 2.3~17.2 |
排気量 | 1.242L | 1.242L |

デリカD:2の魅力3つ
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d2/exterior/三菱自動車は2018年8月2日より、一部改良したデリカD:2の販売を開始しています。
一部改良したことによって、安全性能・走行性能・環境性能が見直され、全方位カメラパッケージの新たな導入や、先進安全技術e assistを全車に標準装備するなど、先進安全技術が格段に向上されています。
サポカーSワイド対象車の認定、2018年度JNCAPにおいて予防安全評価性能の最高ランク「ASV+++」を獲得しています。
デリカD:2の魅力1:高い安全性能
未然に交通事故を予防する抑止機能として、デリカD:2は先進安全技術e assistだけでなく、その他にも優れたさまざまな安全機能が装備されています。
例えば、エアーバックが作動するような急ブレーキがかかった時は、自動でハザードランプが点滅し、追突による二次被害を軽減する機能や、雨や雪道など、路面状況が悪いときに起こりやすいスリップや、横滑りをブレーキコントロールする機能などがあります。
e assist
e assistとは、三菱自動車の先進安全技術です。
その中身は、2つのカメラで昼夜問わず車両や歩行者を検知し、衝突を未然に予防する衝突被害軽減ブレーキシステムやうっかりミスをサポートする踏み間違えブレーキ機能がついています。
またドライバーの疲れから起こるふらつきや車線のはみだし警報機能のほか、10個の先進安全技術が装備されています。
e assistのすべての機能がデリカD:2全グレードに、標準装備として搭載されています。
デリカD:2の魅力2:選べる2つのハイブリット
デリカD:2は、ハイブリッドとマイルドハイブリッドという呼び方で、燃費性能を区分しています。どちらもエコカーではありますが、省エネ機能に違いがあり、マイルドハイブリッドには「エコモード」機能がついていません。
エコモードとは、ガソリンと電気の力をうまく活用して、より燃費を抑えた走行ができるシステムのことです。デリカD:2ハイブリッドのみに装備された機能で、ボタンひとつで切り替えることができます。
デリカD:2の魅力3:環境に配慮したエコドライブ
安全運転をサポートする先進技術や機能など、さまざまな安全装備が備わっているデリカD:2は、交通事故防止の抑制以外にも、環境にも配慮された機能が搭載されています。
例えば、アイドリングストップ機能です。ムダな燃料消費を抑えることで、燃費向上に貢献するだけでなく、排出ガスの発生も削減しています。その他にも、自分の運転状態が、燃費効率が良いかどうかを、メーターの照明の色で確認することができます。
【6ジャンル別】デリカD:2の口コミ評価

デリカD:2は、e assistのすべての機能が全グレードに標準装備され、2018年度JNCAPにおいて予防安全性能評価の最高ランク「ASV+++」を獲得、車内の広さはコンパクトミニバンNO.1です。
これだけ優れた機能を持ち合わせたデリカD:2ですが、実際のところはどうなのか、デリカD:2ユーザーの評価をご紹介します。口コミや評価は、信憑性が100%ではありませんが、購入時の参考にしてみてください。
デリカD:2の口コミ評価1:エクステリア面
精悍な顔つき、万人受けしやすいなど、デリカD:2の男前な顔立ちに、共感している評価や意見が見受けられました。
デリカD:2のエクステリアの特徴といえば、シャープで切れ長のヘッドライトと、重厚感あるフロントグリルのメッキです。
また、後ろ姿をスッキリと見せるコンビネーションランプも特徴的で、全体的にスポーティーな見た目になっています。実際のユーザーの評価と違和感はないと言えます。
・ノーマルのやさしい目つきは万人受けしやすく、カスタムは精悍な顔つきでスポーティ
デリカD:2の口コミ評価2:インテリア面
実際のユーザーの口コミや評価からは、荷物が沢山のせられるなど、スペースや空間に関する高い評価を受けています。
デリカD:2のインテリアの特徴は、コンパクトハイトワゴンNO.1の室内長2515mmの広々空間です。そのほか、アレンジ自在なシート、全15か所にある収納スペースや大容量のトランクスペースなど、あると便利な機能が充実しています。
中が広いので子供の乗り降りがしやすいし、買い物にいっても荷物が沢山のせれます。
デリカD:2の口コミ評価3:エンジン性能・走行性能面
ブレーキの効きは充分、ブレーキ介入も違和感がない。という評価から、性能にストレスなく走行ができていることが分かります。
エンジン性能や走行性能は、運転するドライバーによって誤差がでやすく、評価しにくい分野です。そのため、ユーザーの評価の信憑性には欠けますが、デリカD:2は先進安全技術を搭載した、ハイブリッドエコカーです。
ブレーキの効きは充分、回生ブレーキ介入も自然で違和感がない
デリカD:2の口コミ評価4:乗り心地
ゆったり座れて快適という口コミから、乗り心地の良さが評価されています。
デリカD:2は落ち着いたグレー色のシートを採用し、運転席や助手席はもちろんのこと、後部座席のリアシートも、前後に移動、角度調節ができるリクライニングシートになっています。
目的地や同乗者の数、荷物の量に合わせてシートを移動することができ、必要に応じて車内スペースを確保することができるため、ゆったりと過ごすことができます。
安全装備、オプションも充実していて乗り心地もゆったり座れて非常に快適です。
デリカD:2の口コミ評価5:燃費の良さ
最高記録27Km/ℓとの口コミから、燃費消費率の評価が高いことが分かります。
デリカD:2は、コンパクトハイトワゴンの中でも低燃費車です。エンジンをアシストするハイブリッドシステムとアイドリングによって、燃費基準評価30%達成認定車(マイルドハイブリッドは10%)です。
また、平均燃費や航続可能距離を表示することで、運転中に燃費コントロールすることができます。
最高記録27Km/ℓ。
空調に頼らない気候の良い時期は20強ほどで、冬季は20を切りました。
デリカD:2の口コミ評価6:コストパフォーマンス
「コスパトパフォーマンスは良いと思います。」と評価されています。
デリカD:2は、先進安全技術が全車に標準装備され、さらに安全性能や走行性能、環境性能を兼ね備えたエコカー減税対象車です。
また、これまでに、燃費、広さ、使い勝手についても高評価を受けているため、コストパフォーマンスが期待できる総合評価の高い車だと言えるのではないでしょうか。
燃費といい、使い勝手といい、コストパフォーマンスは良いと思います。
デリカD:2の中古車価格相場
中古車は同じ車種の車であっても、年式、走行距離、オプション装備・仕様、事故歴の有無などによって、価格が違います。そのため、「デリカD:2はいくらです。」といった明確な基準はありません。
新車価格が100万であろうと800万であろうと、中古車となると、2桁代になることもあれば、新価と同等、またはそれに近い評価額になることがあります。
デリカD:2でも50万円から200万円代まで、ピンからキリまであります。
デリカD:2の中古車の選び方
中古車を選ぶ上で注意することは、価格だけに惑わされないことです。
特に事故歴がある場合は、注意が必要です。衝突時に内部損傷を起こしている場合があるからです。保証期間中は問題なくても、のちに不具合を起こすリスクを抱えている可能性もあります。どんな事故だったのか、修復歴を確認させてもらいましょう。
デリカD:2の評価を参考にしよう
自分なりに集めた情報をもとに、第三者の口コミや評価を参考に、使い勝手や信憑性について確認してみましょう。
疑問や不安を解決できるだけでなく、気付かなかった機能やデリカD:2の新たな魅力を発見する可能性もあります。
車を購入するまでの流れは、新車でも中古でも同じです。まずは自分なりにリサーチして、情報収集することが必要です。