車社会に存在する暗黙のルール|パッシングやサインは間違えるとトラブルに

車の教習所を卒業して実際に道路に出てみると、教習所では教えてもらえなかった“暗黙の了解”的なルールが意外と多くあることに気づかされます。例えば渋滞している二車線の車が合流する際、一台一台交互に合流していくというのはその中の一つでしょう。それらのサインは実際に道路に出る上でわかっていないと失礼な人になってしまったり、常識を分かっていないと思われてしまうのに教習所では教えてはくれません。その理由はなぜなのでしょうか。また、海外では車のサインにどのようなものがあるのでしょう。ここではそれら車のサインに関することについてお話していきたいと思います。

教習所では教えてくれない車のサイン

冒頭では車が交互に合流するという事例を紹介しましたが、その他にもまだまだ教習所で教えてくれないサインはあります。まずはそのサインについて普段からよく使うものを3つ紹介します。

パッシング

車には一瞬だけハイビームにするというパッシングの機能がついていますがその機能の使い方は教習所では教えてくれません。教習所が教えてくれるのはあくまでパッシングという機能があるというところまでです。実際に道路に出てみると自分が思っている以上にパッシングには様々な意味があることを知らされます。道を相手に譲る時や危険を知らせる時、またヘッドライトが切れていたりウィンカーを出しっぱなしにしている際もパッシングで教えることができます。しかし、教習所では教えてもらってないのにいきなり対向車にパッシングをされてもどういう意味だかわかりません。パッシングの意味を理解できるようになるには少し時間が必要かもしれません。

サンキューハザード

サンキューハザードは相手に感謝の意を伝えるサインでハザードランプを数回点灯させます。相手に道を譲ってもらう際にとてもよく使うサインです。もともとはドイツで走るトラック間でのコミュニケーション手段として使われていたサインなのですが、それが日本の運操業会紙で紹介されたことで今では当たり前となるまでに日本で普及しました。譲ってあげた車にしてもらうと譲ってあげてよかったと嬉しくなりますし、逆にないときちんとお礼の意言えない人と思われてしまうこともあるでしょう。これが普及したのは実に日本人らしい習慣だと思います。

ハンドサイン

右折する時や停止、左折する時のハンドサインは教習所でも教えてくれます。その一方で、ありがとうを意味するハンドサインは教えてくれません。ありがとうを意味するハンドサインは手をあげるだけなのですが、知らないとお礼をせずに割り込んでしまいます。実際に使う確率は明らかにありがとうの方が多いです。逆に車を運転していて右折や左折で手をあげる人はほとんど見ません。

なぜ教習所では教えてくれない?

では、そこまで大切なサインがたくさんあるのに対し、なぜ教習所はそれらのサインを教えてくれないのでしょうか。

法律的にはグレー

まず第一の理由として法律的にサインはグレーとされていることが挙げられます。こういう時に使わなければいけないということは書いてありますが、サンキューハザードをしてはいけないとは明記されていません。また、そもそもの目的としてハザードランプなどはありがとうという意を伝えるためにできていません。むしろ“ハザード”ですから対照的な危険を警告するという目的で作られています。そのため教習所としても間違った意味を教えることはできないのでしょう。

そもそもの方針の問題

そもそも教習所のコンセプトでは全てを完璧に運転でき、サインなども理解できるドライバーの育成を目標としていません。一人一人をそこまで教えていると途方も無い時間と費用がかかってしまうからです。最低限事故などは起こさないで運転のできるドライバーの育成を目標としているので絶対的に知らないといけないことしか教習所では教えていないのです。そうなるとサインなどは実際に道路に出て覚えてもらおうということになります。

気をつけなければ煽ってしまうことにもなるパッシング

サイン知っていたとしてもその使い所には十分注意しなければ、こっちにはその意思が無いのに相手を煽っていると捉えられてしまうことにも繋がりかねません。パッシングは様々な意味がありその中の一つに高速道路の追い越し車線を走っている際に邪魔だから他のレーンにどけというようなメッセージを持つものもあります。高速道路でなくても自分はブレーキランプが切れているのを教えてあげようとパッシングをしたのにそれが煽り運転(あおり運転)と捉えられてしまうということもあるでしょう。無理なパッシングなどはせず、どうしても必要な時だけするというのが一番適切な使い方かもしれません。

海外ではどのようなものがある?

車を運転する時にサインがあるのは何も日本だけではありません。最後に海外の特徴的なサインについて紹介したいと思います。

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コメント:
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