踏切に車が閉じ込められたらどうする?一時停止が電車との事故防止に

最近の車の安全性はかなり高くなっているとは思いますが、それでも運転していてヒヤッとする瞬間は多々あります。踏切の通過もその一つでしょう。踏切を渡ろうとしたその時にカンカン…と警報機が鳴り始めると、まだ電車との距離があるとわかっていても「早く渡らなきゃ!」と焦りが生じます。そんなとき、線路上に多くの歩行者や自転車がいたら?踏切を渡った先で車が渋滞していたら?そして、踏切に閉じ込められてしまったら…?

今回は忘れてしまいがちな踏切での交通ルールと、万が一のときの対処法についてお話します。

踏切事故の原因は?

踏切事故はどのような原因で起こるのでしょうか?

踏切事故「原因別」内訳 http://www.mlit.go.jp/common/001246185.pdf

平成29年度、踏切事故の件数は248件でした。踏切事故の原因としては警報が鳴った後に踏切を渡ろうとする「直前横断」によるものが半数以上、次に多いものが落輪やエンストなど車両の故障・不具合よるもので3割を占めました。「側面衝撃」とは走っている列車の側面に車が衝突すること、「限界支障」とは車の停止位置を誤ったために列車と接触することです。

具体的な踏切事故の事例

踏切事故には直前横断や車の故障などの他にも「車が線路内に進入してから判断を誤り道路に戻れなくなった」「車長が長い大型の車が踏切を通過したと思いきや、車体後部が列車と衝突した」といった原因があります。実際に起きた具体的な事例をいくつか見てみましょう。

  • すぐ先に交差点がある踏切で右折待ちをしていたところ遮断機が下り、踏切内に閉じ込められたため
  • 踏切を通行できると思い踏切に進入したものの、途中で渡り切れないと判断して後退するが、ハンドル操作を誤り落輪をしたため
  • 車体後部を踏切内に残していたトラックの荷台に列車が衝突した
  • 故障している遮断機や警報機に気づかず踏切内に進入したため
  • 第4種踏切(後述)において車が一時停止をせずに踏切内に進入したため

これを見ると、直前横断や一時停止しなかったなどの運転手に責任があるもの、道路状況によって踏切内で停止せざるをえなかったもの、車や踏切保安装置の故障によるものなど踏切事故の原因は様々だとわかります。万が一のアクシデントのとき、こうした事例を覚えておくことが冷静な対応につながります。

踏切事故の件数

踏切での事故はどのくらいの頻度で起きているのでしょうか?

248件の踏切事故のうち自動車(二輪含む)との衝突事故は100件で全体の40%を占めています。3~4日に一件は自動車と列車との事故が起きている計算ですので、とても多い数字だといえます。そのうち死亡者数は111人、負傷者数は56人でした。

踏切事故「衝撃物別」内訳 http://www.mlit.go.jp/common/001246185.pdf

踏切事故は減少し続けている

「踏切事故の件数及び死傷者数の推移」 http://www.mlit.go.jp/common/001246185.pdf

踏切事故は長期的には減少傾向となっています。踏切設備の整備・安全化を推進してきたこと、立体交差化によってそもそも踏切の数が減少していることがその理由です。平成29年3月時点での全国の踏切数は33,332ヵ所でした。踏切数の内訳と踏切種類別の事故数は以下の通りです。

  • 第1種踏切:踏切警報機、踏切遮断機あり。または踏切保安係を配置(29,800ヵ所/事故数220件)
  • 第2種踏切:一定時間のみ踏切保安係が遮断機を操作(現在は撤廃)
  • 第3種踏切:警報機と警標あり。遮断機なし(737ヵ所/事故数4件)
  • 第4種踏切:警標のみ。列車の接近を知らせる装置なし(2,795ヵ所/事故数24件)

踏切数は毎年減少しており、この傾向は令和元年現在も続いていると推測されます。

第3種(左)、第4種(右) https://www.mintetsu.or.jp/activity/databook/pdf/18databook_full.pdf

踏切での交通ルール

みなさんが意外と知らないのが踏切の付近での交通ルールです。警報が鳴っていなかったり、鳴っていても遮断機が下りていないからといって通常のスピードで運転していませんか?「踏切では気をつけている」という人も徐行だけで満足していませんか?それ、れっきとした法律違反で、罰金ですよ。

ここでは正しい踏切の渡り方、交通ルールについてお伝えします。

踏切では必ず一時停止

警報機がカンカン…と鳴り始めたら停止する、ということはご存知だと思います。ですが、踏切の手前では警報機や遮断機が作動しているかどうかにかかわらず、必ず一時停止をしてください。そのときには左右から来る電車だけでなく、踏切の向こう側の道路状況を確認してください。自分の車が走るスペースがあれば再び発進し、無ければたとえ警報機が鳴っていなくてもそのまま停止してスペースが空くのを待ちます。ここで無理やり前進した結果、前のスペースが詰まっているため踏切に取り残されてしまうことによる事故も実際に多く起きています。絶対に無理はしないようにしましょう。前の車が進んだからといって、つられて前進するなんて厳禁です。


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コメント:
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