タクシー車で有名な【トヨタコンフォート】特徴や気になるポイント紹介

トヨタコンフォートは昔ながらのセダン車でタクシーでの使用を想定して開発された車です。残念なことに2017年で生産終了のアナウンスをしています。トヨタコンフォートならではの特徴を踏まえながら購入前に気をつけておきたいポイントなどをまとめました!


トヨタコンフォートの特徴

タクシーや教習車として使用されることを想定して開発された車

コンフォートとは、トヨタ自動車が生産・販売を行っていたセダン型の乗用車です。タクシーや教習車として使用されることを想定して開発された車です。生産が開始されたのは1995年のことですが、2011年に一度生産を休止しました。その後、2012年7月には一部の改良を施し、全車にプラズマクラスターを追加して製造が再開されました。なお、コンフォートは2017年に惜しまれながらも生産を終了していて、現在は販売されていません。

長距離運転しても疲れない車

トヨタコンフォートは、タクシーとして使用されることを前提に開発されたため、長距離運転を想定して設計されています。この車の開発時には、長距離トラックの運転席を参考にして座席の硬さやポジションを最適化し、長距離運転でも疲れない車を実現しています。また、各運転装置の操作性も高く、例えば最小回転半径は同種の一般車よりも10cm短い5.1mとなっているため小回りも利き、街中を走りやすい車に仕上がっています。

耐久性が高いのも魅力

トヨタのコンフォートはタクシーや教習車としての使用を考慮して設計されているので、耐久性を高くすることにも注力して開発されました。特にスポット溶接の箇所を減らし、車体剛性を落とすことにより、約40万キロメートル以上の走行に耐えられるように設計されています。あえて車体剛性が落とされているため、コンフォートのスタイリングは80年代を思い起こさせるどこか懐かしい雰囲気のデザインとなっています。実際にこの耐久性が売りとなり、日本国内のタクシーのコンフォートのシェアは82%と独占状態になっています。

エクステリア・インテリアについて

コンフォートのエクステリア

トヨタのコンフォートは教習車にも使用されることが想定されていたため、実用性重視の角張ったデザインで、極めてオーソドックスな3ボックススタイルと古典的なデザインとなっていますが、今では逆に新鮮みも感じ、フォーマルな印象も受ける車です。また、サイドミラーについてはタクシー運転者の要望を受け、フェンダーミラーも選択することが可能です。サイズについては、ギリギリ5ナンバーの規格に収まる大きさとなっています。

コンフォートのインテリア

コンフォートのインテリアは、非常に簡素な作りとなっていて必要最小限のものが搭載されています。しかし、座席については設計が良く、座面はクッションの厚みがしっかりと確保され、シートバックも背中をしっかりと支えてくれます。そのため、長距離を運転しても疲れにくい設計となっています。なお、シートにはランバーサポート機能が付いていて、ドライバーの腰の部分の背もたれの厚みを調整可能で、腰痛になりにくい配慮がされています。

トヨタコンフォートのグレード別紹介

コンフォートには3種類のグレードがあります。
「スタンダード」というグレードはタクシー仕様のもので、排気量は1988ccで最高出力は113馬力です。燃料としてはLPGが使用されます。
「デラックスパッケージ」は、主に教習車として使用することを考慮して用意されたグレードです。スタンダードと同じく排気量は1988ccで、燃料もLPGとなります。
他には「SG」というグレードがあり、このグレードは自家用車並みの装備が標準で付いています。インパネには木目が入り、タコメーターも標準装備となります。その他集中ドアロックなどの装備も付いています。

トヨタコンフォートの燃費

トヨタコンフォートは、大きなモデルチェンジは行われていませんが、2008年8月のマイナーチェンジの時には、エンジンがガスミキサー方式の3Y-PE型から、ガス液体噴射方式の1TR-FPE型に変更され、平成22年度燃費基準達成に成功しました。実際の燃費については、10・15モードにて、1リットルあたり9〜10.4キロメートルとなっています。

コンフォートの年間維持費

トヨタのコンフォートの年間の維持費は以下の通りになります。
自動車税:39,500円
車検代:97,000円~147,000円
・毎月かかる費用
ガソリン代
(1年1万km&カタログ燃費×軽油110円、レギュラー120円、ハイオク130円、):120,000円
駐車場代:1万円
任意保険代(年齢30歳、免許証ブルー、30歳以
上限定、本人限定、車両保険無し、新規で申込、
年間走行距離11000km以下):50,980円
http://www.sonysonpo.co.jp/auto/quote/

オススメのオプション

運転を楽にするためにもナビゲーションシステム

トヨタコンフォートには必要最小限の装備しか付いていないため、カーナビゲーションシステムもオプションとなります。カーナビゲーションシステムは今となっては必須なアイテムです。トヨタ純正のナビゲーションシステムですと、203,040円にて販売されています。このナビゲーションシステムにはナビゲーション機能以外にも、フルセグや映像や音楽メディアのDVDメディアを楽しむことができ、携帯電話との連動による通信も可能です。

個性的な演出をするにはドレスアップ車がおすすめ

トヨタのコンフォートはタクシーや教習車に使用されている車のため、飾り気の内車ですが、ドレスアップをすると自家用車らしくなります。例えばリアスポイラーは純正車ですと、48,600円です。サイドプロテクションモールは34,560円です。リヤまわりに上質感を与えるとともに低重心を強調してリヤビューをスポーティに演出するのであれば、リヤバンパーガーニッシュが36,720円で装着できます。サイドドア下を引き締め、スポーティな魅力とともに高級感を高めるのであれば、57,240円にてサイドガーニッシュが搭載できます。

あらかじめ暖機運転をしておきたい時にお勧めのオプション

特に冬場などコンフォートをあらかじめ暖機運転しておきたい時には、リモートスタートキーがあると遠隔操作にてエンジンをスタートできます。トヨタの純正品ですと、ベーシックタイプとスマートキー一体タイプがあります。スマートキー一体タイプであれば、リモコンでのドアのロックの開け閉めも遠隔操作で行えます。その価格は、ベーシックタイプの場合は47,520円で、スマートキー一体タイプの場合は66,960円になっています。

まとめ

運転しやすくベーシックなスタイルのコンフォートに乗ってみよう

トヨタのコンフォートは、タクシーや教習車として使用されることを想定して設計された車のため、耐久性が高い車です。10万キロは軽く走れますし、大切に乗れば100万キロまで走った実績もあります。また、ベーシックなスタイルとなっているので運転もしやすく、長根乗っても飽きの来ないスタイルで、初心者にもお勧めの車です。SGグレードであれば自家用車としての必要最小限の装備が付いていて快適に乗れます。残念ながら現在は販売は終了していますが、2017年3月までは販売されていましたので、今なら程度の良い中古車も見つかるでしょう。是非、トヨタの名車のコンフォートに乗ってみませんか。

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