【ラグビー田村優 登場!】新型「ディフェンダー」マクガバン氏が熱く語る!

11月3日(日)から5日(火)の3日間、代官山T-SITE GARDEN GALLERYにて「LAND ROVER NEW DEFENDER POP UP」が開催された。

フランクフルトモーターショーで披露された新型「DEFENDER」を国内でどこよりも早く展示。3日にはラグビー日本代表 田村優選手のトークショーが、4日にはランドローバーのチーフデザインオフィサー ジェリー・マクガバン氏といすゞ、日産で活躍してきたカーデザイナー 中村史郎氏によるトークショーが行われた。

田村優選手トークショー

RWC2019組合せ抽選会にて/京都 https://www.landrover.co.jp/offers-and-finance/landrover-special-cars/rwc2019-se-car.html

ポップアップの初日である11月3日(日)にはその2週間前までラグビーワールドカップで死闘を演じ、全国を感動の渦に包んだ日本代表・田村優選手によるトークショーが行われた。開演は午後2時だったのだが整理券は午前7時にはほとんど無くなった(整理券の配布予定時刻は午前11時だったにもかかわらず)。客層も女性が6~7割であり、本来クルマやランドローバーに興味のない人たちも参加するきっかけになっていた。今の高いラグビー人気がうかがえた。

ランドローバーはキッズラグビーや地域のクラブチームなど、世界のあらゆるラグビーを20年以上にわたってサポートしてきた。ラグビーワールドカップも3大会連続でパートナーシップを組んでおり、今回は日本代表からリーチ・マイケル主将と田村優選手、ドラマ「ノーサイド・ゲーム」で話題となった元プロ 廣瀬俊朗氏をアンバサダーに迎え、2019年大会を盛り上げた。

新型DEFENDERといえば、優勝トロフィーの贈呈式が記憶に新しい。ワールドカップで決勝戦を制した南アフリカ代表に渡された優勝トロフィー「ウェブ・エリス・カップ」。これを届けたのが元オールブラックス主将 リッチー・マコウ氏を乗せたDEFENDERであった。イギリス発祥であるラグビーとランドローバーには文化・歴史的に強い繋がりがあるという。これについては後述の「ジェリー・マクガバン×中村史郎」にて書いたのでこのまま読み進めていただければと思う。

こうしたラグビーとの深い関わりがあって、今回のトークショーが実現した。

ラグビーワールドカップを振り返る田村選手

田村選手のトークショーは当然ワールドカップの話題から始まった。ベスト8という結果については「悔しさよりも充実が勝る。緊張して死にそうで、睡眠薬を飲んでも眠れない日もあった」とプレッシャーを乗り越えて勝ち取ったものだと語った。また決勝戦(南アフリカ vs イングランド)について聞かれ、「五郎丸さんと観ていた。どちらを応援していたというのはないが、共に情熱的なチームだった」と両者を称えた。

新型ディフェンダーを見た田村選手の反応は?

会場のすぐ後ろには新型ディフェンダーが展示されていた。それを見た田村選手の第一声は「えっ、これ2ドア⁉」 無駄をそぎ落とし、直線を生かした力強いデザインから迫力を感じて出た言葉なのだろう。

ランドローバーは「ABOVE & BEYOND − さらなる高みへの挑戦」を掲げている。誰も成し遂げたことがない、まさに未知なる高みへと挑戦してきた田村選手にディフェンダーはぴったりではないかと聞かれると「ランドローバー…似合う男になりましたか?」と笑いを誘った。また誰を乗せたいかと聞かれると「この4年間家族のように一緒にいたチームメイトや長年連れ添ってきた友達。未知の場所に連れていきたい」と答えた。

MX4Dでディフェンダーの世界を体感

トークショーの最後にはMX4Dによって新型ディフェンダーの世界観を田村選手が体験。筆者も体験したが、座席の前後の動きや揺れ、水しぶきや土ぼこりのにおいまで再現され、あらゆる大自然を乗り越えるディフェンダーの世界観をフルで体感できる。体験中は終始怖がっていた田村選手。その似つかわしくない姿は集まったファンを大いに沸かせていた。

レゴ テクニック「ランドロバー・ディフェンダー 42110」トークショー終了時に田村選手にプレゼントされた。

内部や機能にもこだわっている。2573ピースものレゴブロックによって実際に動くハンドルやウィンチ、独立したサスペンション、キャビンの中も細部まで再現されている。

ジェリー・マクガバン×中村史郎トークショー

4日(月)にはランドローバーのチーフデザインオフィサーを務めるジェリー・マクガバン氏と日本を代表するカーデザイナーの中村史郞氏によるトークショーが行われた。前日とは打って変わって男性が9割であり、生粋のランドローバーファンが集まった。

マクガバン氏は新型ディフェンダーについて「21世紀仕様の最新SUVである」と切り出し、「ブリティッシュデザインの神髄まで迫った」というそのデザインについて語った。当日は仕様の説明もあったが、この記事ではトークショーでしか聞けなかった話をお伝えしたい。

新型ディフェンダーの狙いは?デザインの魅力は?

1948年にディフェンダーの原型である「シリーズⅠ」が生まれてから71年が経った。この間、大きなモデルチェンジはなかったが今回の新型では従来の面影を残しつつも全く新しいデザインにもなっている。このことについてはマクガバン氏も「過去を認識し、そして前を向いたモダンなものを目指した」とのこと。そのデザインについては「今までで一番タフなランドローバーであり、シンプルながらも洗練されたプロポーション」となっているという。

シリーズⅠ(1948年製造) http://landrover.global/old/defender/defenderhistory.html

「歴史あるものを新しく変える」という話は今回のトークショーで一貫して話されたテーマだった。そしてまたランドローバーはじめイギリス車には「時が経っても古臭くならないカッコよさ」が感じられるが、その理由についても中村氏とともに語ってくれた。

英国式のデザインはフォーマルでありファンである(伝統的だが楽しい)。というのも、イギリス人は数々のルールを作ってきた真面目さがあるが、一方で冗談を言うユーモアにも長けているからだ。そうした英国文化がクルマのデザインにも表れているわけだ。

また、そうした英国車の“タイムレス”なデザインは2つの要素に分かれるのだという。一つはイギリス自動車メーカー独自の個性を持っているということ。他に比較するものがないプレミアムブランドとしての歴史・ヘリテッジがあるということだ。そしてもう一つはクルマの本質的な形があるということ。どれだけクルマが洗練された新しいものになったとしても、そのプロポーション、アーキテクチャから風格ある佇まいは崩れない。これら2つの要素がタイムレスなデザインの理由である。

中村史郎が語るランドローバーと日本車

実は中村氏が初めて乗った外国車はランドローバーだったという。そして「もし自分が設計するとしてもコレは正しい。あるべき姿だ」と新型ディフェンダーのデザインを絶賛した。

またランドローバーがラグビーと関わっていることに触れた。イギリスの歴史・文化的にラグビーとランドローバーは関連性が強いという。ラグビーもまたイギリス発祥であり、貴族階級(アッパークラス)にたしなまれたタフなスポーツである。「タフさ」「アッパークラス」というキーワードはランドローバーを表すのに相応しい。

新型ディフェンダーは歴史を受け継ぎながらも現代らしさ、新しさを盛り込み”タイムレス”を実現した。では日本車はどうなのだろうか?タイムレスなデザインを生み出してきただろうか?

中村氏が言うには「一言では語れない」。日本文化は禅のような古来の美しさもあれば、祭りのような派手な面もある。現代でいえばアキバ文化やガンダムと例えられるクルマもある。純粋な美しさというものを一言では表せないのだ。

「世界・カー・オブ・ザ・イヤー」にはデザイン賞があるが、「日本カー・オブ・ザ・イヤー」にはない。それは世界の自動車メーカーは自分たちの歴史の中で培ってきた確固たるデザインこそ正解であるとする一方で、日本人にはそのような正解はなく、各々が好きなデザインを求めたからなのではないか。

だからこそ、日本の大自動車メーカーは幅広いデザインのクルマを提供し続けてきた。それぞれのデザインがどれだけ世界に通用するのかというところが今後の肝だと語ったのが印象的だった。

LAND ROVER 「NEW DEFENDER」の詳しい仕様については Land-Rover-Defender-Brochure をご参照ください。

【おまかせ出品体験談】

K様 ディーラーより「90万円」高い額で売却に成功!



K様のコメント
 
「愛車のボクスターがディーラーより90万円も高く売れて満足しています。」

「改めて走りに行く用のクルマを買いたいと考えているので、買い替えの際はまたAncarにお願いしたいと思っています!」
CTA画像
クルマが買取店やディーラーより高く売れる『おまかせ出品』

無料でカンタン査定!まずはあなたのクルマを査定してみよう!


〜今までよりもクルマを安く購入できる新しい方法〜


中古車販売店より安く購入できる 『Ancar』

『Ancar』で、びっくりするくらいクルマが安く購入できるかも!?