バランスの良い傑作マシンといえば、コレ!ファルクスワーゲン・ルポGTI
価格・性能。やっぱりバランスが重要!という方にはこちら!
皆さんがクルマに求めるものは何ですか?
運転の楽しさでしょうか?
実用性でしょうか?
様々な選択基準はありますが、全てをバランスよく満たすことは至難の業です。
中でも「経済性」を含むと、諦めざるを得ない要素は格段に増えます。
燃費を重視すればエンジンは眠くなり、チープな内装は運転席からの眺めを退屈なものにし、コストカットされた足回りは正確なハンドリングを期待できません。
そんな経済性の名の下に相反する種々の要素を高次元にバランスさせた傑作マシンこそ、今回ご紹介する「フォルクスワーゲン ルポGTI(以下、ルポGTI)」です。
ベースとなった「ルポ」は優良コンパクトカーとして知られる「ポロ」の弟分とされるモデルで、日本の「トヨタ ヴィッツ」等より少し小さめの車体を持ちます。
コンパクトな車体は徹底的に軽量化され、1トンを切る軽量ぶりを実現します。
しかしドイツ車ですので、アウトバーンの速度無制限区間を安全かつ高速に移動することを難なくこなします。
高品質で経済的なコンパクトカーを熱望する当時のフォルクスワーゲン会長であるフェルディナント・ピエヒの肝いりにより、数々のオーバースペックが盛り込まれた「ルポ」ですが、「ルポGTI」はさらにその上を行きます。
その心臓部には1.6リッターながら125psを発揮するDOHCエンジンが収まります。
駆動系にはこのクラスでは唯一の6速MTが奢られます。
また、ベースと比較し格段にボディ剛性を強化しているにもかかわらず、各部にアルミ素材を採用し、重量増を最小限に抑えています。(GTIでも前期はカタログ上1トンを切っています。)
また、軽量化のみならず重量バランス改善の為にバッテリーを後部に移設する等、小技は多岐にわたります。
室内は赤いステッチの専用バケットシートを持ち、シートベルトも赤くにオシャレです。
また、アルミペダルもこのクラスの常識ではありません。
世界を狙ったスーパーコンパクトに熱い走りを盛り込んだ「この世で最もバランスがよいクルマ」、一度味わってみる価値は大有りですよ!
今回のおさらい
・距離メンテの中で最もコストがかさむタイミングベルト交換は済んでいます。
・壊れると恐ろしいウォーターポンプも交換済みです。
・最軽量の前期アルミドア採用モデルです。
・内装との親和性が最もよい「トルネードレッド」のボディカラーです。
・適切なメンテナンスが期待できるディーラー車です。
・車両価格が安い!