愛称で呼ばれる車たち〜カローラ、スプリンター、サニー〜

クルマオタクの略語知識、車名愛称編。前回はコロナやブルーバードが登場したので、今回はカローラやサニー、それら同クラス車などの愛称をご紹介します。


実は愛称らしい愛称が無いカローラ/スプリンター

最初はカローラからと思いましたが、実は歴代カローラにはこれといった愛称が無かったりします。

何しろ「偉大なる普通」として、常にライバルの日産 サニーより「ちょっとだけいいクルマ」を目指してきただけに、これといった特徴が無いのが特徴だったりするのがカローラと、その兄弟車としてかつて存在したスプリンターです。

キャッチコピーこそ初代カローラが1,000ccエンジンを積んだ初代サニーよりちょっとだけ上級な1,100ccエンジンを積んだ事をアピールするため「プラス100ccの余裕」と言えば、モデルチェンジで1,200ccエンジンを積んだサニーが「隣のクルマが小さく見えます」とやり返すなど、カローラもサニーもそれなりに豊富なのですが、さてカローラの愛称はと言えば、ニワカに思いつかないのです。

せいぜい3代目のE30系カローラが「カローラ30(サンマル)」と言われていたくらいでしょうか。

70系以降は派生スポーツカーのレビン/トレノと同じエンジンを積んだカローラGTやスプリンターGTもあったのに、「カロG」や「スプG」と呼ばれていた記憶はありません。

それだけ希薄な印象だったのに、かつては凄まじい販売台数を誇った「普通のセダン」だったのが、カローラのすごみです。

ただし、カローラでも7代目のE100系の時にステーションワゴン時代が突然到来したので、カローラバンのついでのように設定されていたカローラワゴンは「カロゴン」と親しまれ、同時にカローラバンも「カロバン」と呼ばれるようになりました。

カローラで愛称らしい愛称で広く親しまれたモデルは、この7代目のカローラワゴン/カローラバンくらいです。

兄弟車のスプリンターに至っては「スプゴン」や「スプバン」と呼ばれる事も無かったので、さらに地味だったという事になりますが。

トヨタですら10代目から「カローラアクシオ」とサブネームをつけてイメージチェンジを図ったものの、全く定着せず誰も「アクシオ」とは呼ばないままなので、11代目までズルズルとカローラアクシオ名が続いています。

やはりカローラはずっとカローラのままなのかもしれません。

レビン/トレノなどを中心に派生車には愛称があった

しかし、カローラと言えばセダンやバン/ワゴンだけではありません。

このシリーズで最初に紹介した初代「ハチロク」ことAE86カローラレビン/スプリンタートレノを代表に、型式を中心として愛称で呼ばれるモデルはありました。

その最初がTE27カローラレビン/スプリンタートレノで、その後何代か続いたレビン/トレノの初代モデルとして「ニイナナ」と呼ばれました。

「ニイナナのレビン」、「ニイナナトレノ」といった感じです。

次の代になるとカローラレビン/スプリンタートレノは排ガス規制対策などもあって生産中止や型式を変えての復活を繰り返したため型式が一定せず、一応レビンが最初のTE37から「サンナナ」、トレノが同じくTE47から「ヨンナナ」と言われない事も無かった程度です。

この時期は排ガス規制対策の完成度が低くて自慢のDOHCエンジン、2T-Gも著しくパワーダウンやフィーリング悪化を起こしていたのでモデル自体の人気が低く、現存台数も少ないので本当に影が薄いモデルと言えるでしょう。

続く3代目のTE71では再びレビン/トレノの型式が統合されると共にシャープなデザインに変わって人気が復活したため、現在でも「ナナイチ」と呼ばれます。

ただ、この代はラリーでも活躍し、レビン/トレノと同じエンジンを積んだ初めてのセダン、TE71カローラGTの方が人気は高く、「ナナイチのGT」と言えばカローラセダンGTです(リフトバックや2ドアハードトップにもGTはありましたが)。

そしてご存知AE86の「ハチロク」を経て初のFFレビン/トレノであるAE92は「キューニー」と呼ばれます。

次の代のAE101は「トイチ」(10がトで、最後の1桁のイチを組み合わせてトイチ。10日で1割利子のトイチとは別です)と呼ばれましたが、この代もレビン/トレノだけでなくセダンのGTも人気だったので、やはり「トイチの〇〇」がつきものです。

最後のレビン/トレノとなったAE111型では「イチイチイチ」とやや語呂が悪く、「ワンイレブン」や「イレブンワン」という人もたまにいます。

対照的に豊富な愛称があったサニー

一方の日産 サニーには豊富な愛称がありました。

初代こそ特にありませんでしたが、2代目のB110型は名エンジンのA12のおかげでモータースポーツで長く活躍した事から、「イチイチマル」や、5速ミッションを組んだGX-5クーペからクーペを「GX」と呼んだりします。

また、「サニトラ」の愛称で長く親しまれ、今でもファンが多いサニートラックもこのB110系のB120型ですね。

最後のFRサニーとしてこれも長らくモータースポーツで活躍したB310型も「サンイチマル」あるいは、最後のダットサンモデルとして輸出(輸出名ダットサン210)された事から、「ラスト・ダット」と呼ぶ人もいました。

次に愛称が定着したサニーは6代目のB12型で、先代のB11型から打って変わって角ばって引き締まったスタイルから、「トラッド・サニー」の愛称で親しまれます。

ターボエンジンやDOHCエンジンを搭載したラリー用のモデルもあり、「トラッド・サニー」はモータースポーツで大活躍したのです。

トラッド・サニーは好評だったので、次のB13型もやや角を落として丸くなりながらも、スタイルは基本的にキープコンセプトでした。

B14以降は日産の低迷期で最後のB15に至るまで凡庸なスタイルで存在感を示せませんでしたが、それでも販売台数でカローラに差をつけられながら、愛称で親しむ根強いファンがいたのが日産 サニーの特徴でしょう。


いかがでしょうか?

凡庸であり普通である事を求められたカローラと、それに対抗するため凡庸ではなかなかいられなかったサニーで結構対照的な結果となりました。

余談ですが、派生車種に愛称の多かったカローラとは対照的に、サニーはセダンにこそ愛称があったものの、RZ-1やNXクーペ、ルキノなど派生車種には全くといっていいほど愛称が無かったのも特徴です。

次回は、個性的なクルマも多かった軽自動車の愛称についてご紹介します。

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