【車選び】あなたにぴったりのボディタイプ~軽自動車編~メリット・デメリット

車を買う際にどんな車がいいか迷いますよね。正直どれも良くて、なんとなく値段や燃費、ぱっと見の見た目などで判断しがちです。しかし車のボディタイプは見た目の違いだけでなく、それらにはそれぞれ個性があり、メリット・デメリットがあります。今回はそれぞれのボディタイプの特徴、そしてメリットとデメリットをご紹介するコーナー第6弾、『車の仕事人:軽自動車』です。

とにかく安く、燃費が良く、普段使いはもちろん仕事でも使えるような車が欲しい方におすすめなのが軽自動車です。

今回は軽自動車の特徴と、メリット・デメリット、そしておすすめ軽自動車まで全てをご紹介します。

軽自動車とは

今回は軽自動車を紹介しますが、そもそも軽自動車は、法的にも乗用車とは別の枠組みとして扱われる車です。その歴史はおよそ60年前から、戦後の法改正を境目に始まりました。費用やサイズの面で扱いやすいという面でもともと『小型自動車』としてコンパクトハッチバックなどと一つだった中から、『軽自動車』が分けられて法律が整備されました。

ですのでコンパクトハッチバックを含めるいわゆる『コンパクトカー』とは全く違うのです。まずは規格が決まっていて、軽自動車として扱われるためには以下の6つの条件を全てクリアする必要があります。①全長:3.4m②全幅:1.48m③全高:2.0m④排気量:660cc以下⑤乗車定員:4人以下⑥貨物積載量:350kg以下、この条件を全て満たしたものが黄色いナンバーを取り付けられ、販売されています。

軽自動車は、限られたスペースの中で実用性とコストパフォーマンスを最大限に引き伸ばした『日本のお家芸』のような車です。軽自動車のような車は、世界中でもなかなかみることのできない、日本の貴重な文化であるとも思います。

そんな軽自動車で皆さんもよく目にする車種としてはスズキ スペーシア、スズキ ハスラー、ダイハツ タントなど。あのCMでよくみる四角いやつらです(軽自動車のようでも普通車の枠組みの場合があるので要注意、ダイハツ トールなど)。

どんどん新作が発売される軽自動車、皆さんも購入を検討している人は多いのではないでしょうか。そんな軽自動車のメリット・デメリットをご紹介していきます。

軽自動車のメリット

軽自動車のメリットとして挙げられるものは大きく2つあります。

①価格、維持費ともに激安

お金の面は軽自動車の最大のメリットです。近年ハイテク化やハイブリッドエンジンなどの登場で、軽自動車でも新車価格で200万円を超えることも珍しくなくなりました。しかしそれは高級オプション等をつけた場合で、安いものなら新車価格100万円ほどで購入可能です。そして極め付けは、維持費です。排気量が660cc以下ということで燃費がいいのはもちろんのこと、毎年かかる自動車税は10,800円と普通自動車最低の34,500円と比べると驚異的な安さです。その他も有料道路の通行料金が安い、任意保険も安くできる、などなど安くなる要因はたくさんあります。本体価格も維持費も極限まで抑えたい人はまず軽自動車を検討するべきと言えます。

②車体がコンパクト

軽自動車のもう一つのメリットは、車体が非常にコンパクトであるということです。サイズの制約的に、高さは置いておいて、幅も長さも最大で3.4m、1.48mと非常にコンパクトです。長さでいえばポルシェ パナメーラのエグゼクティブ(ホイールベース拡張)モデルの全長5.2mの2m弱も短いことになります。驚異的なコンパクトさですね。このコンパクトさなら、どんな人でも運転しやすいボディタイプだと言えると思います。狭い道での運転や、デパート内の駐車場での駐車など、女性や運転初心者の方でも安心して扱える車だと思います。日本の道路状況の中では狭い道も多く、また軽自動車であればUターンも普通自動車に比べるとしやすいと思います。またコンパクトということで、デザインも女性ウケするような可愛いものも多く、女性におススメできる車であると思います。

参照元:https://www.suzuki.co.jp/car/spacia/styling/

以上のことから軽自動車は『価格も維持費もダントツで安く、コンパクトで誰でも運転しやすい』車であると言えます。

軽自動車のデメリット

軽自動車のデメリットとして挙げられるものは大きく2つあります。

①安全性の低さ

軽自動車は、限られたボディサイズの中でなるべく高い実用性を確保するために、そして660ccという非力なエンジンによるパワー不足を補うための軽量化として、ボディを極限まで薄くするようにして作られています。もちろん、それでも衝突に関する法規は満たしています。そして近年の軽自動車は衝突防止センサーや、被害軽減ブレーキなども装備されていて、安全性も向上してきています。しかし、それでもやはり衝突事故における安全性への不安は取り除くことができません。また、ボディが軽量で、それでいて高さは2mまであるので、横からの風の影響を受けやすいです。なので高速道路を走行時、特に山間部などでは恐怖感を煽られます。

②パワー不足と走行不安定性

軽自動車は、先ほどから述べているように660ccまでのエンジンしか積めません。そして、協定により現在販売されている軽自動車では、自動車のパワーを表す最高出力は64馬力に制限されています。しかし、それもほとんどが出力アップのためターボを搭載したモデルや、ハイブリッドのモデルが多いです。どちらにせよやはり軽自動車の非力さによる運転のストレスは、町で運転している分には必要にして十分であると言えますが、高速走行や山道走行時には頼りなく、ストレスを感じることも多いでしょう。

以上のことから軽自動車は、『安全性が低く、パワー不足によるストレスも感じられる』車であるとも言えます。

おすすめ軽自動車

そんな車の仕事人、軽自動車ですが、おススメ車種として2つほど挙げておきます。

①安全性も高い、人気の車が欲しい方

そんな方にはスズキ スペーシアをおすすめします。スペーシアは、車の骨格にあたるシャシーの軽量化やスズキの次世代環境技術が数多く投入されていることから、基本性能が非常に高いレベルにあります。1つ大きな特徴は、室内の広さです。2460mmというロングホイールベース(前後のタイヤの距離)が採用されたことから、スペーシアの車内は軽自動車とは思えないほど広々したものになっています。また、搭載する直列3気筒DOHC、直列3気筒DOHCターボの両エンジンともにマイルドハイブリッドが組み合わされ、JC08モード燃費は24.0~30.0km/Lを実現しています。そしてもちろん、安全性能も充実していて、人も検知する被害軽減システムのデュアルカメラサポートによるブレーキサポートや、車を真上から見たような映像を映し出す全方位モニター、運転席から正面のフロントガラスにナビの情報が投影されるヘッドアップディスプレイなど、先進の安全技術が詰まっています。新車価格は127万円~とやはり価格は抑えめになっています。スペーシアの中にデザインラインナップがあり、標準モデル、メッキパーツを多用した『スペーシア カスタム』、SUV風のアクティブ感が魅力の『スペーシア ギア』の3種類から選べるので好みに合わせて選ぶことができます(画像は標準スペーシア)。

参照元:https://www.suzuki.co.jp/car/spacia/

②軽自動車でもアウトドアも楽しめる車が欲しい方

そんな方にはスズキ ジムニーがおすすめです。古くから人気があり、コアなファンも多いこの車は、現在でも高い悪路走破性によって日本国内だけでなく、世界各地で高い人気を誇っています。現行型となる4代目ジムニーは、2018年7月に登場したことで、その人気は爆発的に広がっています。そんなジムニーは、ボディの骨格にジムニー伝統のはしご状のラダーフレームと呼ばれるフレームを採用しています。ラダーフレームは一般の軽自動車に採用される機構ではなく、ジムニーの悪路走破性の高さを確保する上で重要な要素を果たしている部分です。その他サスペンションも、荒れた路面での優れた接地性を高めるよう設計されています。四輪駆動で個性抜群のこの車は64馬力を発揮してどんな道も突き進んでいけます。スズキ ジムニーなら軽自動車でありながらアウトドアも楽しめて、一石二鳥です。さらにはこの個性的で、憎めないデザインが誰からも愛される理由の1つとも言えます。

参照元:https://www.suzuki.co.jp/car/jimny/detail/

このように、少し前までは『ダサい』、『つまらない』、『どれも一緒』、『変に目立つ黄色いナンバープレート』などなど良くないイメージが強かった軽自動車ですが、近年はそのイメージとは打って変わって装備も、雰囲気も変わってきました。今まで軽自動車を検討していなかった人も、これを機に一度各メーカーの軽自動車を見てみるのはいかがでしょうか。素敵な出会いがあるかもしれません。

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