車を買う際にどんな車がいいか迷いますよね。正直どれも良くて、なんとなく値段や燃費、ぱっと見の見た目などで判断しがちです。しかし車のボディタイプは見た目の違いだけでなく、それらにはそれぞれ個性があり、メリット・デメリットがあります。今回はそれぞれのボディタイプの特徴、そしてメリットとデメリットをご紹介するコーナー第4弾、『車のパイオニア:SUV』です。
荷物も人もいっぱい乗せたい、流行りの人気車種に乗りたい、アウトドアもみんなで楽しみたい!そんな人におすすめなのがSUVです。
今回はSUVの特徴と、メリット・デメリット、そしておすすめSUVまで全てをご紹介します。
SUVとは
トヨタのCH-Rなどに代表されるように、SUVは近年流行ってきているボディタイプの1つとして道で見かける人も多いのではないでしょうか。SUVは、基本的にはアウトドアスポーツを楽しみながら、悪路走行にも優れ、そしてオンロードでも高い走行性能を発揮するように作られました。『Sports Utility Vehicle』(直訳:多目的スポーツ車両)の略ということで、『何にでも使える』ことが特徴です。
『SUVの定義は何か?』という疑問はよく抱かれますよね。実は、SUVには明確な定義があるわけではないのです。基本的には最低地上高が高く、居住空間が広く、悪路などにおいて走破性の高いものがSUVとして各自動車メーカーから定義づけられて販売されています。
皆さんもよく見かけるであろう車種としては、トヨタ CH-R、レクサス NX、マツダ CXシリーズ、輸入車ならBMW Xシリーズ、レンジローバーなどなど、、挙げ始めるとキリがないくらいあると思います。

近年はBMW X6をはじめSUVクーペなどSUVのなかでさらに走行性能とスタイリングを高めるようなモデルも販売されており、車の中のパイオニアとしてこの先、可能性の高いボディタイプです。そんなSUVにも、もちろんメリットもデメリットもありますのでご紹介していきます。

SUVのメリット
SUVのメリットとして挙げられるものは大きく2つあります。
①圧倒的な存在感、見栄えの良さ
これはやはりSUVの特権かと思います。最低地上高が高く、ボディサイズもタイヤのサイズも比較的大きいSUVは、デザインも映えて街中での存在感は抜群です。存在感があり見栄えも良いため、高級感があります。もともと同意義であったオフロード用のクロカン車とはだんだんと定義に差が開いてきているように見受けられ、SUVはよりスタイリッシュに、高級住宅街にも溶け込めるようなデザインになってきています。

②大きな車体サイズによる視界の広さと実用性の高さ
SUVは基本的に車体サイズが大きいです。なので運転がしづらいのでは?という不安もあるかと思います。しかし実はその逆で、大きい車体なだけに運転席からの視点は高く、実に見通しが良いのです。そのおかげで大きいけれど車体を把握しやすいので運転はしやすいかと思います。またその大きい車体サイズは、高い実用性ももたらしてくれることは言うまでもありませんね。SUVはもともと実用性にも優れるようにと開発された車ですので、他のボディタイプに比べて荷物の積載量や乗車定員も多いことがほとんどです。
