【新東名高速道路の延伸】その1:愛知県内区間の概要

ついに開通した新東名高速道路の西側部分について、当日に走行したリポート、第1弾です。


2月13日(土)15時、新東名高速道路(以下新東名)の愛知県内区間が開通しました。当日、実際に走行しての感想を含め、新東名について3回に分けてお伝えします。

まず、新東名の背景を簡単に振り返りながら、新しい区間を見てみたいと思います。なお、ここでは従来からの東名高速道路を、便宜上「旧東名」と記します。

東海道ルートの高速道路の略歴

2012年4月に新東名の第1期・静岡県内区間(御殿場JCT〜三ヶ日JCT)が開通してから4年弱。
首都圏・中京・京阪神という日本の3大都市圏を結ぶ大動脈が、また一歩改良されました。
今回、供用が開始されたのは、浜松いなさJCT〜豊田東JCTまでの約55km区間です。
2020年度には、海老名南JCT〜御殿場JCTも完成し、新東名の全線開業が予定されています。

旧東名が全線開通したのは1969年のことでした。
考えてみると、第2次世界大戦戦争後もほぼ四半世紀、東京と大阪は高速道路で完全には結ばれていなかったことになります。高度成長期だ、アメリカやドイツに次ぐ大国に発展だと言われながらも、国道1号線しか選択肢がなかった箇所があるというのは、なかなかすごいことではあります。とにかく、この昭和44年は「東名高速全線ついに開通」が大きな道路史上の進展でした。

しかし当然のように開通後の利用(通行)台数はどんどん伸び続け、20年以上前から「(旧)東名はパンク寸前」と言われて来ました。需要がとっくに許容範囲を超え、至る所ですぐに混雑します。そこで、旧東名を補完する新たな高速道路を建設することは急務だと、政府が本格的な計画を発表したのは1989年でした。
これが当初第二東名高速(法律では「第二東海自動車道」)と呼ばれた、つまり新東名のことです。

合わせて計画が進む新名神高速道路(滋賀県内の50km区間は、2008年に開業済み)とつながると、東京〜大阪間の大幅な距離・時間短縮が実現することになります。

これまでの名古屋近郊では・・・

旧東名の岡崎付近。これでもだいぶ流れている方で、休日のラッシュはかなりの覚悟が必要でした。

首都圏近郊だと片側3車線で整備が終わっている高速道路が多いのに対し、名古屋周辺は一部を除き、2車線の部分がほとんどとなっています。
(2012年からは、豊田JCTから東へ伸びる一部分を、さすがに暫定的に片側3車線としています。)
愛知県では移動をクルマに頼る人も多かった割に、周辺の国道が不便であるため、旧東名を利用する地域住民も多かったのです。そこへ、東京エリアや静岡県から西へ向かう車両が殺到していたので、混雑して当然でした。

その意味でも、今回開通した区間は、東海地方の高速道路としては、もっとも必要性が高い部分でした。旧東名の音羽蒲郡・岡崎IC付近では、通勤ラッシュや週末ごとに15km前後の渋滞が発生し、とてもスムーズに走れる状況にはありませんでした。

「新東名」には違いないけれど・・・

開業1ヶ月前の新城IC。工事車両のプリウスと比較して広さが分かるでしょうか。

ただし、新東名は静岡県内区間が片側3車線で基本設計がなされているのに対し、コストの削減後に着工した愛知県内区間は、全線で片側2車線となっています。以前からそれについては告知されていましたが、広い・狭いの感じ方は(運転者が同じでも)路線によっても細かく差があるので、実際に走れる日まで気になっていた人も多いでしょう。

開通後に走ってみると、静岡県区間と比べて、愛知県区間は車線幅から路肩幅、トンネルのサイズまで、かなり低規格化されていることが確認できました。道路のサイズ感は、関東付近でなら、圏央道(海老名JCT〜髙尾山JCT区間)のイメージだと捉えるのがもっとも近いと感じました。
伊勢湾岸道(豊田JCT〜四日市JCT)や東海環状道(豊田JCT〜土岐JCT)など、国内ではゆったりして立派な道路が多かった愛知県にしては、残念な結果と言えます。

旧東名・新東名という2大・並行ルートが少しずつ完成に向かい、日本の交通が円滑・速達化されることを歓迎しつつ、「新東名」という名称にとらわれて過度に期待しない方が得策かも知れません。

次回は、開業当日の様子について報告します。

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