新生活が始まる季節が近づき、新しく新居を借りたり車を購入しようと考えている人もいるのではないでしょうか？
大きなお金が動くこの時期だからこそ、できるだけ安い金額で車を購入したい人がほとんどではないでしょうか。
選ぶ車種を変えることでほとんど同じような性能でも、数十万円、場合によっては数百万円違ってくることもあります。
そこで今回は、性能がいいのにもかかわらずそこまで高い値段で売られていない、お買い得な車種を紹介します。
この情報をもとに中古車を探すことで、お得に車を手に入れるチャンスがあるかもしれません。車の購入を考えている新社会人の方必須の記事となっています。
新社会人が選ぶ主な車
アクア
アクアは新社会人購入車種台数ランキングがあれば確実に1位の車種であろう車種です。まだ車に乗りなれていない人も多い新社会人にも扱いやすいサイズであり、燃費もよく、誰に見せても悪い車だとは思われないとても良い車です。
ハイブリッドシステムを搭載していることもあり、新車価格ではSという比較的下位のグレードでも車両価格が188万円からとコンパクトカーとしては強気の価格で販売されています。
2011年に発売され、まだフルモデルチェンジがされていないアクアですが、いまだに人気が衰えることはなく中古車市場でも比較的高値で取引されています。実際にカーセンサーでは、発売当初の8年前に製造されたアクアが含まれている中古車の平均価格でも108万円という価格がつけられており、他の車種と比較すると値段の下がり幅が少ない車種ということになります。
売却時のことまで考えるとこのような価格がついていることは魅力的ですが、新社会人になることお金のない時期にここまで高い車種を購入するのは難しいのではないでしょうか。実際に平均価格の108万円があれば、少し安めの一回り大きい30系プリウス（現行モデルの前の形）の中古車が買えてしまうのも事実です。それほどアクアは人気車種であり高値で取引されています。
プリウス
アクアの兄的存在であるプリウスも新社会人にとって人気の車種の1つです。アクアよりも広くて燃費もよく、静かで車に対しての走りの楽しさや趣味的要素を求めない人にとってこれ以上ないのではないかと思うほど優秀な車です。
現行型の50系では、これまでのプリウスの欠点であった乗り心地や加速感なども改善され、デザインさえ好みに合えば隙きのない車に出来上がっています。
しかしこちらの車種も新車で購入しようと思うと車両本体価格だけでも260万円、乗り出し価格になると300万円近くしてしまう以外にも高い車種となっています。
最近では50系がマイナーチェンジをしたおかげか、前期モデルであれば150万円程度で購入できる車両も見受けられます。どうしても現行のプリウスに乗りたいというのであれば、この辺りの中古車を狙うとコスパの高い買い物になるのではないかと感じます。
日産 ノート
e-powerモデルの登場などで、アクアやプリウスに迫る人気を得ている車がノートです。
e-powerモデルに関してはアクアとほぼ同価格帯であり、まだ発売されて間もないモデルでもあるため、値下がりもそこまでしておらず、新社会人にとっては手が出しにくい値段帯の車の1つとなっています。
しかしe-powerでないモデル（一般的なガソリン車モデル）であれば、人気車の割には中古車の値段も抑えられています。
現行モデルであっても50万円ほどから購入できる車体もあり、この値段で現行モデルであるノートが購入できるのはお得だと感じます。もともとがコンパクトカーであるこのクラスの車は、ハイブリッドなどの動力を持っていない、一般的なガソリン車モデルを選んだとしても燃費はそこまで悪くありません。そのため、車両価格の差を考えるとガソリン車モデルを安い値段で購入するという方法は、結果的にお得に車を使うことができる方法となっています。
安く取引されている車
上記の3車種は基本的に人気車種であり、新車価格、中古車価格ともに値段が高騰している車と考えていいでしょう。逆に考えれば、不人気車であれば車の値段も下がりやすいということになります。不人気車＝悪い車というわけではなく、メーカーの力のかけ方が弱く、商品的にはよくてもマーケティングなどに力を入れられずに不人気になってしまった車種や、競合車種が多かったことなどによって不人気となってしまった車種も多くあります。
そんな不遇な扱いを受けてしまった、格安に購入できる車を紹介します。
日産 マーチ
一昔前までは、トヨタのヴィッツなどと並びコンパクトカーの人気車種であったマーチは、現在ノートなどの人気車種の影に隠れてしまっている車種の1つです。
タイでの生産に切り替わるなど、日本のコンパクトカー市場をマーチで埋め尽くそうという考えを微塵も感じさせない生産体制になっています。
そんなマーチですが見た目の可愛らしさであったり、サイドのボディーラインで流れるようなデザインを作り出そうとするデザイナーの努力も見ることができます。
インテリアも高級感はないものの、丸みのあるデザインで優しさを感じるものとなっており、女性には特に受けのいいデザインとなっています。
スポーツモデルであるNISMOモデルも中古車であれば100万円程で購入できるなど、良いグレードを選択したとしても安く購入できるのがマーチの良い点でもあります。
中古車サイトでもほとんど走行していない、現行モデルが約50万円から売り出されているなど新車価格が120万円程度する車とは考えられないほど安い値段で販売されています。
マーチの購入を検討しているのであれば、ディーラーなどで新車を購入するよりも、新古車を購入することで大幅に購入価格を節約することができるでしょう。
トヨタ ラクティス
2015年ごろに生産が終了したトヨタのラクティスもお得に購入できる車の1つです。
他のコンパクトカーと比較して、室内空間が大きく設計されており多くの荷物が運搬できるのが発売当時大きな利点となっていました。現在でもそのメリットを十分に感じれる車となっています。例えばリアシートを倒すとフルフラットになる設計となっているなど、車中泊をする人や荷物を運搬する場合など便利な設計となっています。
エクステリアなどからは若干の古さを感じるデザインとなっていますが、車に対して利便性を第一に求める人にとってはこの車は良い選択でしょう。
ホンダ フィットシャトルハイブリッド
ホンダのフィットのカーゴスペースを拡大して、ハイブリッドを搭載したモデルがフィットシャトルハイブリッドです。プリウスやプリウスαなどの競合にシェアを奪われた結果、2015年に販売が停止されるという悲しい運命をたどってしまった車種です。
しかし車自体はカーゴスペースも大きく、ハイブリッドのため燃費もよく5ナンバーサイズのため、維持費も安いという非常によくできた車の1つであることには間違いありません。
現在では60万円〜程度の値段で走行距離の少ない状態の良い車体が購入できることもあり、お金のかからない燃費のいい車に乗りたいと思っている方にとって良い選択な車となっています。
トヨタ オーリス
最近、カローラスポーツの発売開始により生産が終了した、トヨタのオーリスも実は隠れたお得車種の1つです。最近まで販売されていた車ということもあり、デザインもスポーティーで最近の車ということを感じさせ、年式が高い車種であれば、最新のトヨタのセーフティー装備である「Toyota safety sence C」を搭載しているなど、現行の車種と比較しても遜色ない性能を持っている車種となっています。その分、他のお得車種と比較すると値段は少し高くなりますが、それでもコストパフォーマンスは良く、多めの予算を出せたりローンを組もうと考えている新社会人にとって良い選択です。
中古車サイトでは、現行のデザインモデルであっても100万円以下で掲載があることもあり、車の性能やデザインに対しての値段が安い車種となっています。ヨーロッパで生産されていることもあり、走行性能においても他のトヨタ車より高く、車自体の出来がいいクルマとなっています。
なぜ不人気車が安いか？
なぜ不人気車は安いのでしょうか？上記で説明したように車自体の質が悪いというわけではありません（もちろん、そのような車種も中には存在しますが）
インフルエンザが流行したときに、マスクが手に入らなくなり、通常よりも高い価格で取引されていましたよね？それと同じように車も、買う人が多くなり売る人が少ないのであればどんどん値段は上がっていきます。
アクアなどの人気車種は常に買う人が多く、高く販売したとしても売れていくのでわざわざ車両価格を安くしてまで売る理由がありません。
そのため人気車は値段が上がり、買う人があまりいない不人気車はどんどん安くなっていくのです。
まとめ
今回は、新生活を始めるにあたりおすすめの車種を紹介しました。あまり注目してこなかった不人気車種ですが、中には良い車種もあり、そのような車を選ぶことで節約につなげるのはいかがでしょうか？
また、はじめての運転となるとぶつけたり事故をする確率も高く、高すぎる車を買ってしまうと後々後悔をするときもあります。まずはステップアップと思い、安い車から運転し始め、運転に慣れてきた頃に自分の好きな車に乗り換えるという選択肢もあると思います。
中古車をなるべく安く購入するには、個人売買がおすすめです。「Ancar」は安心安全に個人売買を行うことができるサービスを提供しています。
ご紹介した新社会人や新大学生におすすめな、トヨタのアクアやプリウス、日産のノートやマーチなども購入可能です。
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