4月の学生生活の開始も近づき、車の免許などを取得した高校3年生の方が多くなっているのではないでしょうか。車を購入するか迷っている方や、レンタカーで十分と思っている人など様々な人がいると思います。
常に車を利用する人でなければ、車を保有するのではなくレンタルして利用する方が安い場合もあります。ただ、車をレンタルするにしても、レンタカーだけではなくカーシェアなどの方法もあり、どの方法で借りるのが一番安い方法か分かりづらくなっているのも事実です。
そのためこの記事では、安く車を借りる方法を徹底的に解説していきたいと思います。車を借りる機会が多くなるこれからの季節に、この記事を見て節約しましょう!
レンタカーは18歳でも使える?
「免許取り立ての18歳の人に車も貸していくれる会社があるのか?」私が、大学1年生の初めて車を借りるときにまず疑問に感じたことです。
自分の家の車の運転ですらまともにできない状態で、他の車を運転するのは少し勇気のいることかもしれません。しかし、ほとんどのレンタカー会社で免許を取得したばかりの初心者にも車を貸してくれる場合が多いです。
一部レンタカー会社では、一定の年齢を越さないとアルファードなどの大型車を貸すことはしていないなどの制限を設けている会社もありますが、下に記載している大手のレンタカー会社などでは免許を取得したばかりでも借りられる場合がほとんどです。
ただ借りることができる場合でも、初心者のうちに小型車から大型車に変えると車両感覚などの違いで事故を起こしてしまう可能性が高くなるので、自分の運転できるであろう範囲の車を借りることを強くおすすめします。
レンタカーを予約するための方法
電話予約
「今どき、電話予約?」このように感じる人は多いのではないでしょうか?私もそう思っていました。しかし電話予約にはインターネット上では公開されていない値段で予約できるときがあります。その代表格が「学割」です。
学割の料金設定はインターネット上に公開されていないことが多く、電話で問い合わせることが前提となっていることが多いです。会社にも寄りますが15%〜20%ほど割り引かれることもあり、借りる期間が長ければ長くなるほど大きな金額差になっていきます。
また、大学生協とレンタカー会社が共同してレンタカー料金を割引するキャンペーンを行っていますがこちらも基本的には電話での予約が前提となっているため、インターネットと同時に電話でも問い合わせてみることで一番安いレンタカーを探すことができます。
レンタカー会社の公式サイトからの予約
使いたいレンタカー会社がすでに決まっている場合はその会社のホームページを見てみましょう。新規会員登録などをすることで、1000円オフクーポンなどをもらえたりする場合があり、そのようなクーポンを組み合わせると学割よりも安くなる場合があります。
また、楽天トラベルやじゃらんなどのサイトでは追加できないオプションが、公式サイトでは追加できることもあり利便性も高くなります。これはスタッドレスタイヤなどが必要な冬の時期などに役に立つ機能なので、オプションの関係で困っている場合は一度公式サイトも覗いてみましょう。
楽天トラベルやじゃらんなどのサイトからの予約
レンタカーを借りる会社などが決まっていない場合はこの方法が一番簡単に予約できる方法です。大まかな借りる場所と日時さえ決まっていれば、そのエリアの中から最安のプランを表示してくれます。
また、このような会社を経由して予約すると楽天ポイントやリクルートポイントなどが予約すると貯まるというメリットもあります。
レンタカーを安く予約するコツ
学生だけではなく全ての人に言えることですが、レンタカーを使う場合は以下のことに気をつけると安く予約できることがあります。
時間を指定しすぎない
例えば、午前中の10時に車を借りて夜の11時に返却したいと思った場合、返却時間を夜の11時に指定してレンタカーを探すと、深夜も営業しているレンタカー店のみが対象になります。
そのような深夜まで営業しているレンタカー店は少ないため必然的に代金が高くなることが多いです。そのため、例えば午前中の10時から翌日の朝の10時までを指定することで、安い店舗で車を予約する事ができるため、深夜に車を返却するよりも安く車を借りることが可能です。
楽天スーパーセールなどのセール時期を狙う
楽天トラベルなどでセールの時期を狙って車を予約すると学割などを使うよりも安くレンタカーを利用できる場合があります。
クーポンなどを併用することで、通常価格の半額近い値段で借りることができるなど魅力のあるキャンペーンを実施していることも多く、一度セールが行われているかどうか予約する前に確認すると安く車を予約できます。
カーシェアを予約するための方法
カーシェアであれば基本的にスマートフォンのアプリなどで日時を指定して予約をして指定場所に行くことで使えるようになります。また、コインパーキングなどの一角にカーシェア用の車が置かれていることが多いため、レンタカーの店舗の営業時間を気にする必要もありません。
ただ、上記のレンタカーのように特別な割引などは積極的には行われていないのが実情となっています。短時間の運転や急に車を借りる必要が出たときには、カーシェアに安さの軍配が上がりますが、丸一日利用する場合などはレンタカーを利用するのが良いでしょう。
レンタカー各社の学割実施状況
地域ごとで学割を実施している場所と実施していない場所がありますが、大学生協を経由して予約すると多くの場合で学割が適用されます。学割の実施状況はホームページなどに記載されていない場合がほとんどですので、予約するときには一度店舗に学割の実施状況を問い合わせることをおすすめします。
東京であれば
- オリックスレンタカー
- タイムズカーレンタル
- トヨタレンタカー
- 日産レンタカー
- ニッポンレンタカー
この5社が学割を提供しているため生協に加入している大学であれば一度問い合わせてみることをおすすめします。生協経由で予約する場合は直接店舗に問い合わせするのではなく「0120-115-285」こちらの番号から予約することができます。
また東京ではないですが、筆者が名古屋でレンタカーを利用する際、ホームページには書かれていなかったもののトヨタレンタカーに電話してみたところ学割を実施していることもあったので、記載されていないだけで多くのレンタカー会社が学割を行っているのではないかと感じます。
カーシェアの学生用キャンペーンについて
カーシェアを運営している各社はお得な学生向けのキャンペーンを実施しています。タイムズカーシェアとオリックス、カレコの3社は学生向けのキャンペーンを実施しており、通常であればかかる月会費も無料になるなどの利点が受けられます。
また入会から4年間もしくは5年間の間は月会費が無料になるため、大学4年生の時点で加入して、社会人になったとしても無料でカーシェアを使うことができます。記事を書いている私も大学4年生ですが、特にデメリットもなくいつでも車を使えるというメリットがあるため、学割を使ってカーシェアサービスに入会しています。
上京するなどの事情で車を手放したり、車を持てないなど自家用車を持たない人にはぴったりでしょう。
長距離を乗るのであれば高くついてしまうカーシェアですが、近場まで荷物を運びたいなど短距離の利用に関しては便利です。大学生になった人やこれから社会人になる大学生などは登録しておくと役に立つでしょう。
まとめ
今回は安く車を借りる方法について解説しました。デートや友達との遊びなどで車を使いたくなるこれからの時期だからこそ、様々な方法を使って節約しましょう。予約方法によっては倍以上レンタル料金が違うときもあるので比較検討することはお金のない学生にとっては重要になります。
レンタル料金を節約して、旅先で食べるご飯をワンランク上のものにしましょう!