メルセデスベンツCクラスの新型が登場!果たしてライバルのBMW3シリーズを超えることはできるのであろうか、2014年に登場して以来初めてのマイナーチェンジであり様々な仕様が変更されるようです。今回メルセデスベンツCクラスを徹底紹介していきます
新型メルセデスベンツCクラスの特徴

大きく飛躍したメルセデスの主力セダン
メルセデスベンツCクラスは2014年のフルモデルチェンジで、質感や乗り心地が先代モデルとは比べ物にならないくらい向上しました。特に乗り心地に関しては当時フルモデルチェンジ前だった上級モデルのEクラスよりも良いと各方面で伝えられ、フルモデルチェンジ後1年間で前年比120.8%増という数字を叩き出しています。
しなやかな足回り
現行Cクラスのもっとも優れた点はクラスを超越する乗り心地と言われています。上級車種のSクラスやEクラスは車重の恩恵もあり、しっとりとした乗り心地を実現していますが、車体の軽いCクラスでもしっとりとした乗り心地を体感できます。中でもエアサスペンション装着モデルは非常に優れており、このクラス特有の跳ねや揺れ戻しが改善されています。
マイナーチェンジ予想
現時点でマイナーチェンジ情報はほとんどなく、ヘッドライトがEクラスのようにマルチビームLEDヘッドライトになり、テールライトもEクラスと同じく、星雲のような輝きのデザインに変更されることが決定的と言われています。テスト車両のCOMMANDシステムはダイヤルが無くなっていますが、同じくテスト車両でダイヤルがなかった新型Sクラスも発表された車両にはダイヤルがあったため、現状では何とも言えません。

新型メルセデスベンツCクラスの主なグレード
売れ筋グレード、C180とC200
C180はエントリーグレード、C200は中堅グレードとして販売台数を引っ張っています。両方とも人気のあるAMGライン(現在C180は限定モデルのみ)を選べるため、上級グレードと見分けがつかない大きなメリットがあり、乗り心地もエアサスペンションではないにしろ、コシのある高い次元の乗り心地を体感できます。
豪華、C250 Sport
C250 SportはレザーシートとAMGライン、エアサスペンションが標準装備となっており、上記2グレードと比べて突出して豪華な仕様になっています。本国では2016年にC250が廃止となりC300、さらに上のC400が登場。日本でもモデル末期を理由に2017年に廃止となりました。マイナーチェンジでC250が復活するのか、C300もしくはC400が入ってくるのか未知数です。
AMGモデル
CクラスのAMGモデルとしておなじみのC63、パフォーマンスパッケージの後継のC63S。V8 4.0Lツインターボエンジンを搭載し、スポーツカーをしのぐ性能です。前後バンパーやグリル、シートやメーターがAMG専用デザインとなっており、只者ではない雰囲気を醸し出しています。C43も登場し、C63よりマイルドながらAMGのスポーツ性能を兼ね備えています。
新型メルセデスベンツCクラスのインテリア・エクステリア
【エクステリア】小さいSクラス
各メーカーでデザインの統一が行われ、Cクラスもフルモデルチェンジでsクラスと似たデザインになりました。品があり伸びやかなデザインに存在感のあるフロント、リアデザインは価格以上の高級感があります。マイナーチェンジでは小変更が行われますが、好評なデザインのためかテスト車両を見る限りキープコンセプトです。
【インテリア】一番の見どころは内装にあり

乗り心地の他にCクラスの売りといえば内装でしょう。Sクラスとは差別化されましたが、縦基調の質の高い木目パネルに高精細のモニター、ホールド感のあるシートはクラスレスの高級感を感じられます。また、後席も広くなており、4人乗っても窮屈さを感じないようになっています。現行からシフトがSクラスと同じくコラムになりました。
・メルセデスベンツ公式サイト
http://www.mercedes-c.jp/
メルセデスベンツCクラスのモデル紹介
・アバンギャルドグレード
スポーティな外観と少し豪華な仕上がりの内装が特徴で快適なドライブが楽しめます。
・クーペモデル

2ドアにすることでスポーティな仕上がりになったスポーツクーペです。クーペスポーツはCクラスセダンと比較すると本体価格は少し高いですが安全支援システムである「レーダーセーフティパッケージ」が標準装備されています。
・ステーションモデル

現代の多様なニーズに応えるステーションモデル。現行の2014年10月発売モデルは、最大積載容量が1,490Lもあり積載物の形・大きさに合わせた柔軟な室内アレンジが可能となっています。
・特別仕様車
通常パッケージオプションであるAMGライン、ベーシックパッケージ、ステーションワゴンにはパノラミックスライディングルーフが標準装備された特別仕様車のThe C-Class Laureus Edition
・エンジン

第三世代の直噴システムであるBlueDIRECTテクノロジーを採用し、ゆとりある動力性能と高い環境性能を両立します。C180全モデルには1.6L、c200全モデルには2.0L直列4気筒BlueDIRECTターボエンジンを搭載しています。
新型メルセデスベンツCクラスの燃費について
Cクラスの燃費
C180は1Lあたり15.7km/L~16.1km/L、C200は14.2km/L(4MATICは13.9km/L)、C250 Sportは14.0km/L、2015年末に導入されたプラグインハイブリッドのC350eは17.2km/Lです。
AMGモデルはC43が11.8km/L、C63が9.7km/L(C63Sは9.5km/L)です。
新型メルセデスベンツCクラスの維持費について
Cクラスの維持費
・年単位でかかる費用
自動車税:39,500円~66,500円
車検代:100,000円~150,000円
・毎月かかる費用
ガソリン代
(1年1万km&カタログ燃費×軽油110円、レギュラー120円、ハイオク130円、):76,470円~145,000円